2011-12-15

「幸せって、なんだっけ?」 日本考 ミャンマー旅で感じたこと。

ミャンマーで感じたこと。
なんてったって、男たちの顔が良い!

みんな何かしらの仕事を真面目にやっているから、
締まった表情で、良い目をしている。

大部分の女性たちは
基本的にお酒やたばこを口にしない。
敬謙な仏教徒としての一面がまだ残されている。

正直、私の触れた人々は
いまのまんまでとっても幸せそうだ。

冷蔵庫も、洗濯機も無い暮らしをしてるけどね。


一方で、
そんなことはお構いなしに資本主義世界は
あらゆる分野から消費文化をこの国に持ち込もうとしている。

もちろん、
多くの人達は、
いまよりもっと便利になる生活を望んでいるかもしれないし、
もっとキレイな服も着たいかも知れないし、
キレイな家に住んで、楽をしたいと思っているかもしれない。

けれど、私はそれ(物質的な豊かさを手に入れる)が達成されることと
精神的に幸せになれるのかは、やはり別問題だと実感している。


「暮らしを楽にすることが豊かになるということ。」

「欲しいものを与えてあげる事は、善。」

一見ごもっともだが、本当にそうなのか?
あるいは其処には限度は存在しないのか?

と疑問を感じずには居られない。

多分、今後10年もしないうちに
ミャンマーはもっと(物質的には)豊かになるだろう、

電力供給は安定し、
各家庭に家電は普及し、
食文化もバラエティ豊富になり、
洋服を着る人も増えるだろうし、
良い車に乗る人も増えるだろう。

私たち日本人も既にそれらを手に入れていて、日夜その恩恵に与っている。
その便利さや、心地よさからは抜け出すことは難しいだろうと思うし、
必ずしもその必要があるわけでもない。

けれど、
だから「幸せ」ってことにはならない気がする。


そう考えると、
いま既にミャンマーの人々が、あんなに良い笑顔で人に接し、
家族を思いやり、美味しそうにご飯を食べているのに、

あの人達にこれ以上何が必要なんだろうか?

と想わずにはいられないのです。

ど同時に
日本の今を振り返ってみるのでした。

以上

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