2011-12-06

世界八十八湯温泉道 第18湯 カンチャナブリ郊外 ヒンダー温泉

『世界八十八湯温泉道』


これは私たちが愛し、誇りにしている別府の温泉文化そのものと、
『別府八十八湯温泉道』を世界中に広めるための取り組みです。


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カンチャナブリ到着の翌日、さっそく1つ目の温泉に向かいます。
場所はミャンマーとの国境近く。

ローカルバスに乗って外の暑い風を感じながら
遠くに見える山々を眺めます。

田舎に向かうのであっても、道がとてもしっかりしてるのがタイのいいところ。
おんぼろバスでも、とても快適なドライブです。

バスの中には、お供えのお花やパイナップル、お水(?)などが置いてあり、
仏教に熱心なタイ人のキャラクターを感じさせます。
お供え物を移動させるときには、きちんと掌を合わせて拝んでました。



出発から2時間半が過ぎ、そろそろかなーと思っていると
車掌が笑顔で「Hindad Hotspring でしょ!ここで降りて!」と。

隣の席のおばちゃんも、運転手も笑顔でうなずいています。

けれど、バスを降りてみると、どうも事前に調べた道の雰囲気と違う。
そばの商店のおばちゃんに聞くと、

「温泉だったらもう2kmほど先に進んだところを左よ!」

どうやら、ひとつ前のバス停で降ろされてしまった様子。
しょうがないなーと炎天下の道をトボトボ歩いていると、

「あなたち、温泉に行くんでしょ?後ろ乗ってっていいわよ!」

と笑顔のタイ人女性。
喜んで車の荷台にお邪魔しました。

そして到着!ヒンダー温泉!



こちらが温泉!川遊びもできて楽しそう!



お坊さん用の温泉もあるようです。



中は主にタイ人とロシア人の観光客で賑わっています。
ロシア人は水着だけど、タイ人はやっぱりTシャツ短パンか腰布ですね。

にしても、あまりのロシア人観光客の多さに、ちょっとびっくり。
みなさんあまりにも気持ちよさそうに入浴してるけど、
ロシアにも温泉てあるのかな?




≪一般情報≫

温泉地名:ヒンダー温泉
営業時間:6:00~22:00(あんまり関係なさそう)
料金:入浴40バーツ、ロッカー小10・大20バーツ
泉質:硫黄泉。なんとなく鉄や金属っぽいような。
設備:トイレ、更衣室、水シャワー、ロッカー(有料)あり、
敷地内には食堂やお土産物屋あり


アクセス:カンチャナブリーバスターミナル(6番乗り場)から8203番のバス。
所要時間は行き2時間半、帰り2時間くらい。(約110km)
バス停を降りたらバスの進行方向に向かって右側の小道を曲がり、徒歩約5分。
バスは午前6時から30分に1本。帰りの最終バスは4時半から5時頃。

≪評価≫

清潔さ:4
泉質:4
人情/ホスピタリティ:3
コストパフォーマンス:4
興味をそそるユニークさ:4
雰囲気:4
合計:23点/30点


≪コメント≫

かなりの高得点!賢も千明もお気に入りの温泉です。
お気に入りポイントは、何といっても豊かな自然の中の開放感!
雰囲気は別府の『へびん湯・設備が整ったバージョン』
と、考えていただいていいと思います。

コンクリート製の浴槽が2つありましたが、お湯の温度はどちらも同じでした。
41度くらいの十分な熱さ。
とても深く、立っても胸くらいまでお湯があります。

透明感ある緑がかったお湯は、硫黄のにおいがぷんぷん。
油断してると結構身体にガツンときます。

でも、のぼせそうになったら隣の川へそのままザブーン!
この繰り返しが気持ちいい!

出たり入ったりを繰り返しながら、
いつまでものんびりしていたい温泉でした。



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入浴後は食堂で遅めの昼食。



そして歩いてバス停へ。



バスが来るまでだいぶ時間がかかるかな、と思いきや、
運良くすぐにバスが来ました。
しかも、乗ってきたときと同じバス。

運転手が満面の笑顔で迎えてくれました。

座席は行きは満席でしたが、帰りはガラガラ。
濡れたタオルを乾かしながら、のんびりカンチャナブリへ帰りました。

心も体も大満足のヒンダー温泉でした。

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