今回はカンボジアのシェムリアップから
NPO法人かものはしプロジェクトの共同代表を務めていらっしゃる
青木健太さんとのお話をご紹介します。
青木さんとのお話は、
2011年9月、カンボジアのシェムリアップで行いました。
インタビュー場所は、現地ではお馴染みのクロマーヤマトGHのレストラン。
私達とはほぼ初対面の青木さんですが、
当日はまだ小さな娘さんを抱きかかえ、
見事なパパっぷりを披露しながら、
奥様と共にお越しくださいました。
インタビューはご家族を交えての楽しく、
且つ大変刺激的な時間となりました。
是非、日本の高校生や大学生など
多くの若者に読んで頂きたい内容だと思っております。
では、インタビューに入る前に、
まずは青木さんのプロフィールと
かものはしの工房『コミュニティファクトリー』をご覧下さい。
**********************************************************
《インタビューを読む前に》
青木さんのプロフィール
《写真: facebook より》
青木健太さん
1982年
東京都生まれ
学生時代にはじめた、かものはしの活動に没頭し大学を中退
その後IT事業を中心に担当し、
2009年よりカンボジアに駐在。
児童買春問題の原因となっている
カンボジア貧困家庭の女性達に向けた
雇用創出及びライフケアなどを行う
コミュニティファクトリー事業を統括。(現在に至る)
一児の父。
なお「NPO法人かものはしプロジェクト」とは
『子どもが売られない世界をつくる』を合言葉に
世界から児童買春問題を無くすことを目的に活動している団体です。
詳細は下記HPをご参照下さい。
http://www.kamonohashi-project.net/
**********************************************************
《「かものはし」の現場レポ》
さて私達はインタビューに伴って、
シェムリアップ郊外にあるコミュニティファクトリーの工房へ
青木さんと共にお邪魔しました。
この工房では現在100人弱の女性たちが働いています。
ちなみ訪問当日は洪水の影響があり、
工房に出て来られない人も多数いました。
こんな感じの場所で、
女性たちが製品づくりの様々な工程を
分担して行っています。
こちらはイ草の染付
こちらは寄り分けかな?
また同じ工房の隅では、
青木さんを中心に
カンボジア人の生産管理マネージャーなどが
ミーティングを行っています。
なかなか、一筋縄では行かない
現地ならではの苦労も、、、。
お昼の時間が近づくと、
工房の女性が一気に立ち上がり
整理体操を行っていました。
この工房を訪れて大変印象に残ったのは、
とにかく働いている女性たちが楽しそうな事でした。
誰に話しかけても、
恥ずかしそうにだけれど、にっこりと微笑み返してくれるし、
いろんな所から、作業をしながらでも
笑顔が溢れています。
それだけ見たら、「楽しそうな職場だな~」って
日本人でも羨ましくなるかも?
けれど、
もしこの工房が存在しなかったら、この中の誰かが、
過去、そして今なお、笑顔など浮かべる事の出来ない生活を
送っていたかも知れないのです。
これって、スゴイことだと思いませんか?
それを考えると、
とてもスゴイ現場に来ているな~、と
感動してしまいました。
こんなにスゴイ現場を創ってきた「かものはし」が
これまでどんな軌跡を辿ってきたのか?
そして、それを中心人物の一人として成してきた
青木さんという人が一体どんな人物なのか?
以下のインタビューで迫りたいと思います。
**********************************************************
補足: 「」のみ=青木さん、K=賢太郎、奥様=青木さんの奥様
Q、「現在のご職業を教えてください。」
「職業か。相手によって言うことを変えてるんですよね(笑)
あんまり職業って感覚がないんだけど、就職活動してないからかな?
職業って言われてみて改めて考えてみるんですけど
僕は最近、といっても2008年くらいに夢が出来て。」
K 「ほう」
「その夢が、いまカンボジアでやっていることに似ているんだけど、
小学校を途中でやめちゃった子とか、
自分に自信がもてない子どもたちがいるでしょ。
そういう子たちはなかなか将来の事も考えられないんですよ。」
K 「そうでしょうね」
「けれど、ここカンボジアで運営しているウチの工房とかで、
そんな境遇にいる子たちが変わっていくのを見てきたんですよね。
それで、そういう子どもを一人でも増やしていきたいなって、
思うようになってきたんですよ。」
K 「なるほど」
「一言で言うと『エンパワーメント』ってことになるのかな。
それを一生を通してなんらかの事業として
行なっていきたいと考えるようになってきましたね。」
K 「それはカンボジアでですか?」
「いえ、そこには必ずしもこだわりないですよ。
もちろん、しばらくはカンボジアですけどね。」
K 「なるほど、とするとご職業は何になりますかね(笑)」
「そうだな、、、」
K 「でも、この質問で答がすぐに出ないのって面白いですね。
それは青木さんがご自身で仕事を創ってきたからですよね。」
「そうかもしれません。肩書よりも、事業そのものが自分にとって
大切だったから肩書にはあまりこだわっていません。」
K 「わかりました!じゃ、肩書は無しで、先に進みましょう(笑)」
②へ続く
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青木健太さんとのお話をご紹介します。
青木さんとのお話は、
2011年9月、カンボジアのシェムリアップで行いました。
インタビュー場所は、現地ではお馴染みのクロマーヤマトGHのレストラン。
私達とはほぼ初対面の青木さんですが、
当日はまだ小さな娘さんを抱きかかえ、
見事なパパっぷりを披露しながら、
奥様と共にお越しくださいました。
インタビューはご家族を交えての楽しく、
且つ大変刺激的な時間となりました。
是非、日本の高校生や大学生など
多くの若者に読んで頂きたい内容だと思っております。
では、インタビューに入る前に、
まずは青木さんのプロフィールと
かものはしの工房『コミュニティファクトリー』をご覧下さい。
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《インタビューを読む前に》
青木さんのプロフィール
《写真: facebook より》
青木健太さん
1982年
東京都生まれ
学生時代にはじめた、かものはしの活動に没頭し大学を中退
その後IT事業を中心に担当し、
2009年よりカンボジアに駐在。
児童買春問題の原因となっている
カンボジア貧困家庭の女性達に向けた
雇用創出及びライフケアなどを行う
コミュニティファクトリー事業を統括。(現在に至る)
一児の父。
なお「NPO法人かものはしプロジェクト」とは
『子どもが売られない世界をつくる』を合言葉に
世界から児童買春問題を無くすことを目的に活動している団体です。
詳細は下記HPをご参照下さい。
http://www.kamonohashi-project.net/
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《「かものはし」の現場レポ》
さて私達はインタビューに伴って、
シェムリアップ郊外にあるコミュニティファクトリーの工房へ
青木さんと共にお邪魔しました。
この工房では現在100人弱の女性たちが働いています。
ちなみ訪問当日は洪水の影響があり、
工房に出て来られない人も多数いました。
こんな感じの場所で、
女性たちが製品づくりの様々な工程を
分担して行っています。
こちらはイ草の染付
こちらは寄り分けかな?
また同じ工房の隅では、
青木さんを中心に
カンボジア人の生産管理マネージャーなどが
ミーティングを行っています。
なかなか、一筋縄では行かない
現地ならではの苦労も、、、。
お昼の時間が近づくと、
工房の女性が一気に立ち上がり
整理体操を行っていました。
この工房を訪れて大変印象に残ったのは、
とにかく働いている女性たちが楽しそうな事でした。
誰に話しかけても、
恥ずかしそうにだけれど、にっこりと微笑み返してくれるし、
いろんな所から、作業をしながらでも
笑顔が溢れています。
それだけ見たら、「楽しそうな職場だな~」って
日本人でも羨ましくなるかも?
けれど、
もしこの工房が存在しなかったら、この中の誰かが、
過去、そして今なお、笑顔など浮かべる事の出来ない生活を
送っていたかも知れないのです。
これって、スゴイことだと思いませんか?
それを考えると、
とてもスゴイ現場に来ているな~、と
感動してしまいました。
こんなにスゴイ現場を創ってきた「かものはし」が
これまでどんな軌跡を辿ってきたのか?
そして、それを中心人物の一人として成してきた
青木さんという人が一体どんな人物なのか?
以下のインタビューで迫りたいと思います。
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補足: 「」のみ=青木さん、K=賢太郎、奥様=青木さんの奥様
Q、「現在のご職業を教えてください。」
「職業か。相手によって言うことを変えてるんですよね(笑)
あんまり職業って感覚がないんだけど、就職活動してないからかな?
職業って言われてみて改めて考えてみるんですけど
僕は最近、といっても2008年くらいに夢が出来て。」
K 「ほう」
「その夢が、いまカンボジアでやっていることに似ているんだけど、
小学校を途中でやめちゃった子とか、
自分に自信がもてない子どもたちがいるでしょ。
そういう子たちはなかなか将来の事も考えられないんですよ。」
K 「そうでしょうね」
「けれど、ここカンボジアで運営しているウチの工房とかで、
そんな境遇にいる子たちが変わっていくのを見てきたんですよね。
それで、そういう子どもを一人でも増やしていきたいなって、
思うようになってきたんですよ。」
K 「なるほど」
「一言で言うと『エンパワーメント』ってことになるのかな。
それを一生を通してなんらかの事業として
行なっていきたいと考えるようになってきましたね。」
K 「それはカンボジアでですか?」
「いえ、そこには必ずしもこだわりないですよ。
もちろん、しばらくはカンボジアですけどね。」
K 「なるほど、とするとご職業は何になりますかね(笑)」
「そうだな、、、」
K 「でも、この質問で答がすぐに出ないのって面白いですね。
それは青木さんがご自身で仕事を創ってきたからですよね。」
「そうかもしれません。肩書よりも、事業そのものが自分にとって
大切だったから肩書にはあまりこだわっていません。」
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