さんざん悲しい思いをさせられた、
カオサンもいざ離れるとなると
急にやり残したことが、あれこれ思い出されるものです。
とはいえ早朝6時
ピックアップ(120バーツ)に乗って空港まで。
本日のフライトはAirAsiaでコルカタ、
そしてコルカタで12時間待った後にAirIndiaでダッカという二段構えです。
事前に最安値を探し回った結果、
スカイスキャナーを利用して見つけたのがこのルートだったのです。
そこで空港到着後まずは
AirAsiaに荷物をチェックインしに行きます。
「コルカタでAirIndiaに乗り継ぐからヨロシク!」
カウンターのお姉さん系お兄さんに伝えたところ、
途端に顔を曇らせます。そして
「すみません。
コルカタでは一度出国して荷物を受け取ってください。」
「え?何で?それじゃ、ビザが必要になるんじゃないの?」
「そうです。でも、お客さんはダブルビザ持ってるから
大丈夫ですよね?」
「いや、これは事前に渡航スケジュールまで
提出してようやく取得したビザなんです。
たった12時間の乗り継ぎで使っちゃったら
後の予定が全部狂うんですけど!?」
「しかし、それしかないんです。」
「じゃ、荷物はチェックインしないで済むようにして下さいよ!」
てなやりとりの末、
エアアジアのマネージャーさんまで
出てきてくれて詳しい説明をしてくれました。
それによると
荷物を預けるかどうかではなく、
コルカタについた乗客は
とにかく全員一度出国する必要があるとのこと。
「そんなバカな!
何のために、あれだけ苦労してダブルビザ取ったんだ!!」
と喚いても無駄なので、
とりあえず指示に従い、コルカタへ飛びました。
(誠意ある対応をしてくれたAirAsiaのカウンターに感謝)
午前11時半にコルカタ到着。
機内をでてからは、
念のため乗継の案内などがないかと一生懸命探しましたが、
そんな気配すらありません。
係員に聞いても、
入国審査官に聞いても、
「入国以外に道はない」とのこと。
ダブルVISAでの入国スタンプが押されました。
(この時点で三カ月の縛りもスタート。)
がっくし、、、
もう完全にやられました。
国際線の乗継は
ソウル以来二度目なので安心しきっていました。
だから、同日乗継ぎでまさか入国が必要だなんて、
思っても居なかった。
インドではこれが常識なのか?
それともコルカタだけの措置なのか?
その答えは誰に聞いても「わからない」
第一もしVISA取ってなかったら
入国すらできないじゃん。
ちなみにアライバルビザも
コルカタだと取れるとか取れないとか言われるし、
運良く取れるにしても60ドルもするらしいし!!!
(それじゃ、格安航空券の意味が無くなる。)
この憤りを誰にぶつけていいのか?
それすらも解らないまま、
コルカタの空港内へと進みます。
(なお、私がスカイスキャナーで検索した際、
この件に関してのアラームは一切出ませんでした!!
利用する人はくれぐれも気をつけて下さい。)
さてさて、とはいえ
この旅で既に「切り替えの速さ」というアビリティを身に付けた私は
機内預荷物を受け取ったころには
気持ちを切り替えておりました。
むしろ初のインドにワクワク!!
コルカタでは12時間ずっと空港内で過ごしたんですが、
少なくとも空港内のインド人は、
みんなめっちゃ親切!しかもフレンドリー!
しかもみなさん英語が堪能なので、
会話もとてもスムーズに運ぶし、その表現も丁寧です。
何より、
全員笑顔が良い!!
ライフル持った強面の警備員も、
融通のきかなそうな入国審査官も、
飛行機が飛び立つのを見に来た子ども達も
私が話しかけるととびっきりの笑顔で応えてくれます。
「あれ、インドって、、なんか良いね~!!」
タイとのギャップがあまりに大きいせいもあるとは思いますが、
それでも笑顔の良さは印象的です。
そのフレンドリーさは
何度も遭遇した空港職員さんに
三度目にあったときには「ブラザー!」と呼ばれるほどでした(笑)。
そんなこんなで12時間後の夜12時、
今度はAirIndiaで無事コルカタを出発!
機内ではインド人なのかバングラ人なのかわかりませんが、
16歳~20歳くらいの青年たちが
まるで修学旅行生のようにはしゃいでおります。
面白かったのが、
何人かが酸素マスクの説明をしている
スッチーの写真を携帯で撮影して、
後で全員携帯を取り上げられたり、
まさに離陸直前のその瞬間に、
突然立ち上がり上の棚から荷物を取ろうとして、
スッチーにブチ切れられたり、
機内で突然ラジオみたいなもので
スピーカーを大音量にして音楽を聞いて、
スッチーにマジギレされたり、
まぁ、とにかく飽きずに楽しませてくれるフライトでした。
(この路線の客室乗務員さんには同情いたします。)
そんなこんなで、
バングラ到着は午前1時過ぎ、
イミグレもすんなり通れました。
イミグレを出てすぐの所に
グラミンフォンのカウンターがあり、
そこでSIMを購入150タカ(150円程度)。
加えて、
ATMもそばに設置してあるので、
国際キャッシュカードも入国後すぐに利用できます。
バングラデシュの空港はそれなりにキレイだし、
空港内警備もしっかりしているようだったので、
朝までベンチでぐっすり眠ることができました。
そして翌朝午前9時。
目を覚まし、空港内の売店でサンドイッチを食べ、
タクシーで600タカとボられているのを承知で
ダッカ市内のCSホスト宅へと向かったのでした。
そのホストが
めちゃくちゃ素敵な人なんだな~☆
以上
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