2011-11-30

列車にのってラオスへ バンコク―ビエンチャン

バンコクではソウルでお世話になった
カウチサーフィンカップルと合流することになっていたのですが、
残念ながら、彼らは洪水を心配して旅行をキャンセル!

思わず時間ができたので、のんびりラオスへ行くことにしました。

どちらにしても、今回は陸路でタイに入国したので、
ビザなしの私たちは15日以内にタイを出国する必要があります。

再入国したら、また15日間タイに滞在OK!

確かに、今週末(10月29日・30日)はバンコクに大量の水がくるといって
政府も超警戒態勢なので、脱バンコクするにはちょうど良かったかもね。

水害準備のために、週末の前後は公式に休日となったくらいです。
とはいえ、一般商店や交通機関は普通に動いてましたが。

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まず目指すはラオスの首都、ビエンチャン。

バンコクのホアランポーン駅から国境の町ノンカーイへ。
久々の夜行列車です。

前日に駅で切符を購入したところ、上の座席のみ空席あり。

10月28日 20:00出発 08:25着
2等車 お値段688バーツ

※切符の日時はしっかり確認しましょう!
駅員さんが間違えてることがあります!

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翌日、電車の中で食べるお弁当やお菓子を持って
はりきってホアランポーン駅へ!

始発だからか5分前出発?!

車内は満席の様子。
みんな洪水を恐れてバンコクを脱出しようとしてるのかな。

タイ国鉄は、今年の2月、マレーシアまで向かうのに乗車したのですが、
今回も前回同様、車内の売り子がぼったくってきます。

彼女たちは、タイ人用に値段の記載されたメニューと
外国人用に値段の書かれていないメニューを用意。

後でタイ人用をみると、20バーツほど上乗せして請求されました。

ヤレヤレ…

とはいえ、タイ国鉄の2等寝台はベトナムの1等に比べてとても快適。
中国の硬臥よりもいいかな。トイレがう●こであふれることないし。

特にタオルケットやシーツが清潔なのがいいですね。

下段は上段よりも値段が100~200バーツほど高い分、
スペースも1.5倍。窓から景色も見えてかなり快適です。

上段でも別に問題ないですが、クーラーの風や車内の明かりが
ガンガン入ってくるので、気になる方は下段をお勧めします。
(防寒&アイマスクで十分防げると思いますが)



上段の様子↑↑↑

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翌朝、無事ノンカーイに着いた私たち。
小さな駅ですが、駅を出たところには売店やATMがあります。



駅から国境までは徒歩20分ほどで行けるそうですが、
暑いし荷物もあるし、とても歩く気になりません。

出待ちのトゥクトゥクに乗って国境へ。
(約40バーツかな)

タイ側のイミグレを出ると、出てすぐにあるバスに乗ってラオス側のイミグレへ。
バスは1人20バーツ。
歩いて国境の橋を渡ることができますが…結構遠いです。
徒歩10~15分くらい?
先ほど同様、暑いのでパス。

ラオス側のイミグレを通ると、
休日の手数料として、一人9000kip請求されました。
平日にラオスを出国する時は払ってません。

国境には両替がありますが、ATMは無し。

国境からビエンチャンの中心部へはトゥクトゥクかタクシーか路線バスで。
トゥクトゥクとタクシーはイミグレを出たところで待機してます。

バス停は、イミグレを出てまっすぐ50mほど進んだところ。
たしか、バスのマークが出てました。
バス停の後ろには小さな商店があり、コーラとか買えます。



ここを背に直進したらバス停あり↑↑↑

一番安いのは路線バスでタラートサオまで行き(5000kip)、
そこからトゥクトゥクに乗ることですが、
今回はバスがなかなか来なかったので、
バス停で客待ちをしていたトゥクトゥクに乗ることに。

宿付近まで連れてってもらって一人50バーツ。

宿の予約はしてませんでしたが、とりあえず
同乗したイギリス人のジェームスさんオススメの安宿
『Syri Guesthouse』へ行くことにしました。

ちなみに、国境ではタイバーツとラオスkip両方使えます。
タイ語も通じるようです。

タイ語を操るジェームスさんは、私たちと同じ距離を20バーツで突破してました。
トゥクトゥクの兄ちゃんも「ショウガナイナー」という顔。
つわものだ。


以上、バンコクからビエンチャンまで移動情報でした!
タイに来て時間がある人は、ついでにラオスにも足を踏み入れてみては?

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2011-11-29

バンコクでミャンマービザを取る

タイのバンコクは多くの長期旅行者にとって中継地点となるため、
周辺国のへのビザをバンコクで取ろうという旅人も少なくありません。

私たちもその一人。

今回は、バンコクでミャンマーへ入国するためのツーリストビザ取得についてご紹介します。
(2011年10月27日時点)

準備さえしておけば、なーんにも難しいことはありませんでした。

申請書の記入内容が多いのでちょっと時間がかかるかもしれませんが、
受付は結構バンバンさばいてくれます。

受付開始すぐに行くよりも、
ちょっと時間をおいたほうがすいてるかも。


≪必要なもの≫

申請料金810バーツほど
パスポート(有効期限6ヶ月以上)
パスポートコピー(1部):ビザセクション入口と同じ通りにコピー屋あり
証明写真(2枚):規定は3.5cmx4.5cmだけど、やたらでかい写真の人もいた…
ミャンマー往復の e-ticket のコピー

申請書類は当日窓口にてゲットできます。
写真の貼り付けに使う糊もありました。


≪申請時間≫

ビザ申請受付時間:平日午前9時~午後12時、午後1時~午後3時
土日祝日(タイとミャンマー両方の祝祭日)は閉館!

追加料金を払えば当日中にビザ取得ができる特急申請もあるようですが
私たちは利用しなかったので詳細不明。

≪受け取り≫

引換証を持って、指定された日時にを受け取り。
(受け取り時間:午後3時~午後4時半)

ビザは二営業日で受け取れます。
私たちは25日午前に申請、27日午後に受け取りまりした。

≪大使館≫

在タイミャンマー連邦大使館ビザセクション
THE EMBASSY OF THE UNION OF MYANMAR VISA SECTION

大使館住所:132, SATHORN NUA ROAD, BANGKOK 10500

BTSスラサック駅3番出口を出て右折、Sathorn Road を直進。
徒歩約5分。

大使館はこのSathorn Road 沿いにあり、
ビザセクションはThanon Pan という小道を入ったところ。

ビザセクションの入り口はこんな感じ↓↓↓



なお、大使館の入口には「ビザセクションはこちら」と案内板があります。

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≪補足≫

バンコクには駅や喫茶店、ホテルなどいろんなところに
バンコクの地図が置いてありますが、ビザを取りたいあなたには
大使館の位置も乗っている地図が便利!

特に私たちが重宝した日本語の地図(無料)が
BTSサラデーン駅近くの『Coffee Society』というカフェに置いてあります。

地図自体も見やすく、大使館や大きな病院、
安く予防接種の受けられるスネークファーム、
水上バスの乗り場など、旅人に役立つ情報満載!

このカフェにはFree Wifiもあるし、
近くに来た際はぜひ寄ってみてください。

『Cofee Society』
12/3 Silom Road,Suriyawong, Bangrak,Bangkok Thailand 10500



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2011-11-28

旅行者下痢症?

バンコクに到着した私たち。

このアジアの大都市で必要なものの調達や情報集め、
インドやバングラディシュ、ミャンマーのビザ申請など、
やることリストがたっぷり。

さぁキビキビ動かなきゃー!と思ってた矢先のことです。
賢が激しい胃痛と下痢に襲われたのは。

その前夜は友人とちょっとキレイめのタイ料理をいただき、
同じものを食べた千明と友人はケロッとしています。

おりしもタイはアジアの中では超医療先進国。
タイの後は医療事情が心配な地域が続くこともあり、
用心して病院に行くことにしました。
(どーせ海外保険でカバーされるのだから)

ちなみに、そのちょうど一週間前の夜、
シェムリアップで賢が巨大な蜂に刺され、
深夜に同様の激しい胃痛と下痢を起こしていたので、
「なんか怖いね~」
ということもあったので。

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さて、バンコクの病院に行くなら是非行ってみてほしいのが
『バムルンラード病院(Bumrungrad International Hospital)』!!



この病院、マジですごいです。

タイ人の間でも超高級病院として知られていますが、
それもそのはず、「ライバルは5つ星ホテル」というほど、
サービスに徹底しています。

実際、日本語窓口もホテルのような対応。
受付周辺もホテルのようなつくり。



英語・日本語はもちろんのこと、中国語、韓国語、ベトナム語やヘブライ語など
数多くの言語の通訳をそろえ、外国人患者にも対応しています。

敷地内にはスタバやマックをはじめ、
タイ料理や中華、日本料理など様々な料理のレストランやフードコートが。

病院でマックって、どーよ?!とは思いますが。。



とにかく、これまでの辛気臭い・高圧的な病院のイメージがガラリと変わります。

もちろん、タイ人が普段行くのはこんな豪華な病院ではないですけどね。

ただ、これまでの常識として、病院といえば「行きたくない場所」。
それが、「行って楽しい病院」となると…そんな病院があってもいいですよね。

ちなみにバムルンラードのHPはこちら↓↓↓
URL:http://www.bumrungrad.com/japanese

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話を下痢に戻しましょう。

結局、賢が受けた診断結果は『旅行者下痢症』。
「たぶん、衛生的ではないものを食べたのでしょう」とのことでした。
特に詳しい検査はなし。

診察時に微熱があったため、解熱剤、そして、
下痢止め、抗生物質(シプロフロキサシン)、お腹の痛み止め
ポカリのような水分補給のための粉などなど、
これでもかっ!というほどいろいろ処方されました。

どー考えても、そんなにいらんだろう。。

その後、家に帰ると熱が急上昇。
結局、丸二日固形物は何も食べず、ただただ水分補給。

抗生物質は飲んだものの、
ほかの薬は一切使いませんでした。

せっかく体が菌を殺そうと頑張ってるのに、
解熱剤とか下痢止めとか飲むなんて、ねぇ。

幸い時間だけはたっぷりあるので、ひたすらベッドで休養。

3日目には何とか熱も下がり、4日目にはラオスへ行けるほど回復。

ただ、今回の下痢と胃痛で、賢はすっかり胃が小さく、
食が細くなってしまいました。

海外旅行をご計画の皆さまの中でも、お腹に自信のない方は
無理なスケジュールと衛生度の怪しい食べ物は避けて、
楽しい旅をお過ごしください。

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今回の下痢でご心配いただいた皆様には、
重ね重ねお礼申し上げます。

引き続き、暖かいご支援をよろしくお願いいたします。

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シェムリアップ―バンコク 意外と過酷なバス移動

10月22日。
2週間お世話になったシェムリアップに別れを告げ、
一路バンコクへと向かいます。

バンコクまでのバスは、毎度お馴染み
『クロマーゲストハウス』で手配。

お一人様12ドルでした。

当日、朝7時半ごろにクロマーでピックアップ(トゥクトゥク)、
バスが出発する別のゲストハウスに連れて行かれ、
8時半に出発となりました。

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バスに乗り込んでしばらく行き、
別の宿でも乗客をピックアップするのですが
ここでアクシデント発生!!

なんと、バスに乗り込んできた人が、
乗る直前に道端に落ちていたう●こを踏んでしまったのです!

当然、バス中にかぐわしいう●この臭いが!!
あちこちから「Oh my GOD!!」の叫びが上がります。

これには陽気なバスのスタッフも半ギレモード。
すぐに車内を清掃し、
犯人の外国人のオジサマに対して
「You! Get off here!」
とサンダルを洗わせます。

可哀想なオジサマ、すっかり肩身が狭く
「I'm sorry...」
とポツリ。この状況じゃ誰も同情してくれません。

というわけで、せっかくのエアコンバスも
窓全開のノン・エアコンバスとなって国境へと走って行くのでした。

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国境までの道はちゃんと舗装されており、なかなか快適。

バスは2時間ほど走ると、国境の手前でトイレ&食事休憩。
『POIPET Transportation Center』とかなんとかいう
やたら立派な、でも閑散とした交通センターです。

そして、再度出発して間もなく、カンボジア側のイミグレに到着!

う●こバスとはここでお別れし、タイからは別のバスに乗り換えます。

カンボジア側のイミグレはとてもシンプルなつくり。
審査される側は屋外みたいなもんなので、とにかく暑い。。

旅行者が多いと大変みたいですが、
幸い私達の時はそれほど並ぶことなく審査官に辿り着きました。

指紋チェックをして、ワイロを請求されることも無くすんなり通過。

Good Bye! カンボジア!!

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出国が済むと、タイ側のイミグレまで歩いて進みます。
その間、300mほどでしょうか?



カンボジア側のゲート。ぽいですね。

タイ側とカンボジア側の国境の間には、カジノが乱立。
この場合、一体どっちの国の企業になるんでしょう。

カジノを横目で流しつつ、私達はさっさとタイ側国境へ向かいます。

タイ側のイミグレは普通に冷房がきいてて快適。
こちらも特に混んではおらず、あっさり通過。

韓国から数えて5カ国目、タイに入国です!
(ビザなしの陸路入国なので、滞在期間は15日以内)

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さて、今回のバス移動、大変なのはココからでした。

というのも、国境でバスを乗り換えるので、
カンボジアからのバスを下車する際、変なシールを貼られるのですが、
シールを貼られるからといって、
きちんと他のバスの乗客と区別してるかというとそうでもない。

とりあえず、何らかのシールを貼られている人は全員
国境を出てすぐのコンビニみたいな所に集められ、
皆、ここでひたすらバンコクに向かうバスを待ちます。

私達もしくみがよくわからないまま1時間以上待ちました。

その間に、千明はパイナップルを食べ過ぎて
数時間後、激しい胃痛に見舞われます。
パイナップルってそんなに危険な果物だったとは!

ちなみにバンコクまではバスではなく、15人乗りくらいのバン。

先に国境を出た人、後から出た人、特に関係なく、
シールの区別もほぼ機能せず、
どうやら自己主張の強い順に乗って行くらしい。

しびれを切らした私達もようやくバンに乗り込み、
バンコクへと向かいます。


こんな感じのバン。
狭い。

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東南アジアの中ではかなりの先進国、タイ。
タイに入ったからには道路も心配することないだろう、と思っていたら
道が整っている分、運転手さん、とばすとばす。

あまりのハイスピードゆえに、道路に高低差があると
身体がふわりと浮きます。
(ジェットコースターに乗ったときみたいな)

しかも、バンの座席は狭く、シートに頭の支えも無いため
全然快適じゃない。

千明にとっては、パイナップルからくる胃痛と
しばしば襲ってくる無重力感にさいなまれ、半泣き状態のバス移動となりました。

途中一回、トイレ休憩あり。

バスはカオサンまで行くのですが、
私達は前回も滞在したルンピニー公園近くに宿泊予定だったので、
BTSパヤタイ駅付近で途中下車。

なんとか無事にバンコク入りを果たしました。

空がだいぶ広かったカンボジアとは大違い、
シティライフ・バンコクの始まりです。

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う●ことパイナップルには注意!
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2011-11-27

カンボジア 『伝統の森』訪問

ブログの内容の時期が少々前後しますが、
本日はカンボジア(シェムリアップ)滞在中のお話です。

10月20日、IKTT(クメール伝統織物研究所)の森本喜久雄さんが取り組んでいる
村落開発事業の現場、『伝統の森』に行ってまいりました。

森本さんやIKTTについては、以前、
『シェムリアップも水浸し』の記事




でちょろっとご紹介しました。
森本さんのインタビューについては、もうしばらくお待ちください。

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『伝統の森』について



『伝統の森』とは、一言で言うと、一つの村です。
普通の村のように、住人がいて、そこで普通に生活をしています。
子どももいっぱい生まれてます。



村には桑畑、綿花畑、藍畑、織物作業を行う場所、
完成した織物を販売するショップの他、学校や野菜畑などがあります。

以下、『IKTT JAPAN NEWS』より抜粋:

カンボジアの伝統織物の復興に携わるうちに森本さんは、織物を再生するだけではなく、織り手を育て、さらには織り手である村びとたちが暮らす自然環境までを再生しなければ、伝統織物を再生したことにはならない、と考えるようになりました。
かつてカンボジアの村には、手の届くところに染め織りの素材があり、村の外から何も持ち込まなくても、すばらしい織物が生み出せる自然と環境がありました。そうした自然環境(=森)の再生と、その自然の恵みを上手に生かすカンボジアの人びとの「暮らし」と「知恵」の復活、それらすべてを統合したかたちで「伝統織物の復興」を進めようというのが、森本さんが「伝統の森・再生計画」と名づけたプロジェクトなのです。
で、本当に村ができちゃうなんて…すごい!

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さて、シェムリアップ郊外にあるというこの『伝統の森』、
とても素敵な場所ですが、
行って帰るのがむちゃくちゃ大変でした。

宿でトゥクトゥクをお願いした当初は、
「40分くらいで行けると思うよ~」なんて言われてましたが
と ん で も な い !!!

これでもかという、デッコボコの未舗装の悪路を
トゥクトゥクで2時間以上。
ドライバーもぐったり&うんざりのコース。

ただ、道中の景色はほのぼのとしたカンボジアの田舎。
無邪気な子どもたちの笑顔や、
放し飼いの牛たちにとっても癒されます。

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で、肝心の『伝統の森』もちろん良かったですよ。

基本的に作業時間が決まっているようで、
私たちが訪れた時はハンモックでゴロゴロお昼休み中。



午後1時になったら、みなさんわらわらと作業場に集まりだして
各自、織物や糸紡ぎなど作業を始めます。



染料も自然にある材料を使って手作り。
発酵してなにやら怪しげな匂い…



予約はせずに行ったんですが、
日本語が話せる女性が、作業工程を1つ1つ説明してくれました。


目の前で行われている作業が、
かつては失われかけていたカンボジアの伝統工芸。
それが、奇跡のような様々な御縁やめぐりあわせ、多くの努力で
今ここに再現されていることに、少なからず感動。

実際の作り手たちは時折笑顔を見せつつも、淡々と作業をするばかり。
ただ、そこに地に足の着いたリアルな生活と、静かな誇りが感じられました。

シェムリアップに来た際は、
ぜひ、こちらも見学してみてはいかがでしょう?
カンボジアの自然や伝統を、肌で感じてみてください。

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アンコールワットだけじゃない、
カンボジアの一面に少しでも興味を持てたなら…
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「ミャンマーの人々は心の豊かな日々を送ろうとしている?」 世界達人列伝 ミャンマー殴られた痕のある男

ミャンマー二日目、私はヤンゴンに滞在していた。

午前中に駅近くのバスチケット売り場に行き、
翌日のバスチケットを予約した。

どこのバス会社も
陽気なスタッフばかりで、
私がチケットを購入した会社には
控えめな少年と、六ヶ国語が話せるお兄さん。
そして顔に誰かに殴られた後のあるおじさんがいた。

「お前は日本人か?」
「ミャンマーは良いところだろう?」
など次から次にお節介な感じで話かけてくるが、
悪い感じもなく、終始楽しく何事も無くバスチケットの予約は済んだ。

翌日そのチケットオフィスの前に再び集合し、
ピックアップをしてもらうことも確認し、
そのオフィスを離れた。

それから半日、
市内観光を済ませた私は、
一人で晩御飯を食べる食堂を探すために
街中をぶらついていた。

すると、
道端で突然
サングラスをかけた現地人っぽいおっさんから、

「ヘイ、ジャパニーズ!」

と声をかけられた。

「無視、無視」

と脇目も振らずに先に進んだが、

「俺だよ、おれ、昼間チケット買いに来たじゃないか!」

と言いだした。

振り返ると、
昼間チケットオフィスにいた顔に殴られた跡のあるおじさんだ。

「なんや、おっちゃんか」

「そうや、無視するなんてひどいやないか!」

とか、なんとか言いながら、挨拶をすませる。

「じゃ、オレ行くから」

と言うと

「どこに行くんだ?俺が連れってってやる」

ときた。
見たところ、おっちゃんは既に飲んだ後のようで、
アルコールのにおいもプンプンしていた。

「(めんどくせぇ事になりそうやな。)」
と感じた私は

「いや、でも友達と約束だから」

と断り文句を言ってみたが

「ノープロブレムだ。上手い中華の店があるんだ。
おれが案内してやるよ!」

と言って聞かず、
私を先導するようにおっちゃんが歩きだした。



「しょうがねぇな~」

と思いながらも、
まぁ悪い人ではなさそうだし、
付いていくことにした私。

しばらく歩くと、
市場の側で大勢に人々が、
お坊さんの説話を熱心に聴いている会場に遭遇した。
するとおっちゃんが、

「おい、お前、これ何をしているか知ってるか?」

「いや知らない。何やってんの?」

「いいか、ミャンマー人は熱心な仏教徒なんだ。
俺達はここで偉いお坊さんの話をきいて
将来の幸せを得るんだ。」

とかなんとか、熱心に語ってくれるおっちゃん。
は次の瞬間、

「そうだ!俺について来い!
あの偉いお坊さんの写真を撮らせてやる!」

「はっ?いいよ。時間無いし行くよ。」

「何を言ってるんだ。
これはミャンマーのことを知る絶好のチャンスなんだぞ!
写真だけじゃなく、ビデオも撮れるように準備しておけ!」

いや~やっぱり面倒くさいことになってきたな。
と思いながらも、おっちゃんの強引さと多少の興味も手伝って、
その説法会場に近づいた。

ざっと見たころ
500人以上が、
野外の会場にゴザを強いて
本当に熱心にお坊さんのお話に耳を傾けている。

その会場の囲いの外で
おっちゃんが

「こっちに来い!ここだここからお坊さんの写真がとれる!」
「こっちからはビデオを撮るんだ!

とかとにかく大きな声で私に指示を出す。
その声の大きさに会場内の人々が
ムッとした顔でこちらを睨む。

「わかった、言うとおりにするから
もう少し静かに喋ってくれ!」

おっちゃんに訴えながら、
言われるがままにビデオと写真を納めた。

これで終わりか。
と思ったが、さらに、おっちゃん

「そうだ!お前を会場の中に入れるように頼んでやる!」

「いや、マジでやめて、もう時間無いから。
友達まってるから!」

「いや、いいんだ同じ仏教徒じゃないか
きっと解ってもらえる」

「いや、解ってもらえなくていいから!!!」

と訴えるも、
おっちゃんは聞かず、
会場入り口に立っている
警備員や若いお坊さん達に

「こいつは日本から来た仏教徒なんだ。
お願いだから会場に入れてやってくれ!」

とか言って、
押し問答を始めた。

「(あぁ、頼むから断ってくれ警備員さん!!)」

そう思ってやりとりを見ていたが、
親切で熱心な仏教徒のミャンマー人警備員さんは

「わかった、ここからそっと入らせてあげるから
写真を撮ったら戻ってくるんだぞ」

と言いだした。

もう、なるようになれ。

そう開き直った私は
若いお坊さんに案内されるがまま、
会場の最前列に連れて行かれ、
そこから説法中の偉いお坊さんの写真を
パチリと撮らせて頂いた。
(だれなんだ、この坊さん!)

しかし、
それを済ませて
会場後方へ戻る最中、
ミャンマーの人々の熱心な表情をみるにつれて、

「本当に人の素敵な国だな」

と改めて、この国を訪れたことを嬉しく感じた。
そして会場入り口に戻ると、
おっちゃんもゴザに座ってお坊さんの話を聞いていた、

「ここに座りなさい、
いいか、ミャンマーの人々は争いを好まない。
みな幸せな将来のために、今日出来る事を大事にしてるんだ。
お金や家や財産の話じゃないぞ。
どんあ状況でもミャンマーの仏教徒は、
心の豊かな日々を送ろうとしているんだ。」

おっちゃんのその話を聞きながら、

「(面倒くさいなんて思っていたけど、
本当に良い経験ができたよ。有難うおっちゃん」

という想いがジワジワと沸いたところで、
私達は会場を後にした。

しばらく歩くと、
おっちゃんが

「じゃ、お前はあっち、おれはこっちだから
ここでサヨナラだ。」

「そうか、おっちゃん、
今日は何かとありがとうな。」

「いや、いいんだ。
それより聞いてくれ、俺の家はココから歩いて一時間の所にあるんだ。」

「うん。」

「だから、帰るのに少しお金が必要なんだが、
いくらかチップをくれないか?」

「ん?」

「いや、だから、いくらでもいいから、少し金をくれないか?」

「は?なんで?」

「いや、いろいろ案内してやったじゃないか?」

「、、、、、、!!、結局、カネかい!!!」

驚きのあまり、
エセ関西弁で何度も「なんでやねん!」と叫んでしまった私。

おっちゃんはしつこく

「少しでいいから。」

と訴えてくるので、

「そんな筋合い無いわ!」

と一喝して、そのまま背中を向けて
おっちゃんから離れた。

どんな敬虔な仏教徒も
カネが無いと生きていけない世の中
という話(?)

以上


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「報道というリアル?」 日本考@タイ

タイ滞在期間中に違和感を感じたこと。

それはタイでの洪水に関する
日本の友人達の反応と現地の様子のギャップだった。

簡単に言うと、私達は洪水の影響を少しも受けずに
バンコクで約2週間を過ごした。

正直、バンコクの街中では水が溢れている様子なども
探し続けたけれども一度も見つけられなかったのだ。

不思議だったのは、にも関わらず
多くの日本の知人、友人から心配の声や時に「バンコク入るべからず」と言った
意見を寄せられたのだ。

もちろん、これ自体は大変有難いことで、
どの人も私の大好きで尊敬する人々だということは断言しておく。

それを踏まえて、
私が気になったのは日本での報道の在り方だ。

日本では皆がまるでバンコク全体が水に浸かっている、
もしくは浸かりかけている様な捉え方をしているように感じたが
実際はどうだったのだろうか?

実際に被害が酷いのは
アユタヤからバンコクにかけての北部地域で、
バンコクで地下鉄やモノレールが通っているような場所、
あとはカオサン通りなどでは洪水被害の様子は見られなかった。




目に見えなかっただけかもしれないが、
すくなくとも、観光客が怪我や病気をしてしまいそうな状況ではなかった。
つまり、バンコクに観光客が来れなくなるほどでは無かった。ということだ。

またマレーシアホテル周辺地区の宿泊したゲストハウスのスタッフなどは、
「二週間前から『あと2、3日で水が来る』と言われ続けている」
と半ば冗談めかしていたほどだ。

誤解の無いように繰り返しておくが、
実際に洪水被害はタイで起こっているし、
多くの人が苦しい状況に追い込まれているのは確かだ。

彼らへの人道的経済的支援には
日本も骨身を惜しまず注力すべきだろう。

同時に、日本の各メーカーの生産拠点が
機能不全に陥っていることも確かだ。
それによる影響を日本人として、
きちんと把握し、対応することも必要だろう。

加えて、日本のマスコミ報道が悪いという訳でも一切ない。
そもそも報道の主眼は「危険・危機」の回避を優先するため、
多少その方向にバイアスがかかっているのは当然のことだ。


それたとは全く別次元の話として、
日本人がテレビを中心としたマスメディアから伝えられる「編集された情報」を
半ば盲目的に「真実」と捉えているような気がしてならないのは
私だけだろうか?

それはあたかも、
旅先の空港で「日本人観光客全員を放射能チェック」するような国々の
少しずれた事実認識に似ている気がする。

マスコミによって切り抜かれた情報はあくまで、
真実の一側面でしかないのである。

それはマスコミもはっきりと宣言している。
「編集」という言葉自体がそれを意味している。

そのことを私達はもう一度確認した方が良いのではないだろうか?

どんな内容であれ「事実の一側面にすぎない」と捉えるのが本来の報道との
付き合い方ではないだろうか。

でないと、いざという時に大事なことを見落としてしまう。
そんな気がしています。

以上


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「たった一つの笑顔で、その国の印象が変わる。」 観光JAPON タイから学ぶ

異国の人々に笑顔で接してもらえる事が如何に幸せか、
微笑みの国と呼ばれる「タイ」でそのことを実感した。

はっきり言うと、
今回の滞在で観光客相手に仕事をしているタイ女性の
無愛想さにはほとほと嫌気がさした。

思い出すとイライラしてしまうので、詳細はお伝えしませんが、
とにかく悲しい気持ちにさせられることが多かった。

いままでの場合、
大抵相手が笑顔でない時は、
自分自身が笑顔でないことが原因だった。
(世界は自分の鏡だと考えている。)

そこで当初は、
タイ人女性に無愛想な接客をされた時は
とにかく全力で笑顔をつくり、いつも以上に礼儀正しく振舞ってみた。

しかし、それでも駄目だった。

「どうしたの?何があったの?」

と、こちらが聞きたくなるくらい不機嫌な女性達の連続に、
最後はこちらも諦めて、なるべく宿や交通機関など
観光スポットで出逢うタイ女性には近づかなくなった。

何が原因なのかはわからない。

もちろん、街中ですれ違う人々は
比較的笑顔を携えているし、
とくに男達は職種に関係なく陽気だ。

たまたま自分達が運悪く、
そういう人達に出逢い続けたのかもしれない。

それでも、その確率は今まで旅した国の中で最悪だ。

個人的には「微笑みの国」の称号は、
カンボジアに移すことを強くお勧めしたい。


とにかく「イラッ!」の連続だったタイ。

しかし、その中でホスピタリティという希望の光を感じさせてくれたのが
「AirAsiaのカウンター」と「在バンコク、インド大使館」だった。

どちらも、温かい笑顔と
客の立場に立った素晴らしい接客をしてくれた。

タイに一か月近く滞在する中で、観光業に携わるタイ人女性から
私達に与えられた、わずか二つの笑顔

それだけで私はかろうじてタイという国を
心底嫌いにならずに済んだのだ。


ちなみに念のため断わっておくが、
もちろんここで主張したいことは、
タイ人がダメだとかそういうことでは一切ない。

私自身、タイ人の友人はたくさんいるし、
その誰もが心底親切で素敵な人達だ。

その上で、私の主張はそういったこと(たった一つの笑顔で救われるということ)が、
日本を訪れている観光客にもあるかもしれないよ、ということだ。

以前も主張したが、
私達一人ひとりが、こと国際観光という分野においては日本代表なのである。
と改めて実感した。


さぁ、Let’sおもてなし!


以上

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2011-11-26

「日本の田園風景を守ること、その本当の意味。」 日本考@ラオス

今回のラオス滞在を通じて、
日本の田園風景などの、いわゆる田舎が持つ魅力が
実は世界の人々にも通用するものだと実感した。

その日本の田園風景について少し考えてみたい。

そもそも田舎の風景は
その風土特有の条件の上に成立している。

山や川の位置、海からの距離、標高、
風や、日当たりなどあらゆる気候条件に基づき、
その土地で取れる食物や素材が決まる。

その気候条件や食物や素材に基づき、
衣食住の型式が決まり、その土地にのみ最適で、
且つときにその土地にしか成立しえない特色を有する。

私達は、それら特色をその風土に上に現れた
建築物や食文化、農の営み、祭りや儀礼、方言などから知ることが出来る。

世界中に、全く同一条件の気候・風土の土地が存在しなければ、
各風土に出現した文化はそれぞれ世界で唯一のものとなる。

そして、全く同一条件の気候風土などおそらく存在しないので、
各風土に出現した文化はそれぞれ世界で唯一のものだと思う。

そして、これらの各風土の特色は
まさに私たちの祖先が自然と寄り添って生きる中で、
育まれ、洗練され、護られてきた。

つまり、
いま日本の田舎が持つ各地の風土の魅力は、
自然と寄り添う生き方をしている農業や漁業などの担い手が護ってきたものなのである。


さて、話は変わるが、
あなたにとって「日本」とは何だろうか?

私達が「日本人」であるとして、
それは一体何によるものだろうか?

中国人でもなく、
アメリカ人でもない、
だから日本人なのだろうか?

あるいは日本語を話すから日本人なのだろうか?

そのことを思索してみたとき、
私個人としては、私自身が「日本人」で在りたいと思う理由は、
ずばり日本の風土の美しさに求められる事に気がついた。

日本の美しい風土そのものと、
この風土が生み出すもの(建築・文学・儀礼・言葉・食などあらゆるもの)の美しさに惚れてしまっている。
だから、私は「日本人」でありたいと思っている。

そして私は私自身もまた、この
素晴らしい風土に育まれたモノの一つで在りたいと願っている。

実はだからこそ
私達は日本の風土、そのものの美しさを護って行かねばならないと想っている。


つまり日本の風土の美しさを護ること、
それは私達が「日本人」で在り続けるために必要不可欠なことなのだ。

過去のTPP参加是非の議論の中では、
産業としての農業が存続しえるかどうか?が大きな議論になっているが、
もっと根本的にはどうやったらこの美しい田園風景を守ることができるか?
そういった議論が行われても良いのではないだろうか?

そんな想いがよぎっております。

以上

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「ラオスで日本の田舎の、価値を知る」 観光JAPON

この旅の途中で出逢う旅人から
例外なくオススメされる国それがラオスです。

「ラオスは良いよ。」
なんどその言葉を耳にしたことか!

幸いにも、
諦めかけていたラオス行きが実現し、
バンコクから列車でビエンチャンへ。

その後さらに北上し
バンビエンという小さな町を訪れました。




そこは自然に囲まれた土地で
川沿いの宿からは、山のシルエットが眺められ
なんともゆったりとした時間が流れていました。

またその町の周辺には
のどかな田園風景が広がっており、
文字通り「心が癒される」そんな雰囲気でいっぱいでした。




そんな風景に感動し、
実際に心が洗われながらも、しかし、子どものころから、
大分県の山香町という典型的な日本の田舎で遊び育ってきた私は、
次のような想いを抱かずには居られませんでした。

「でも、これっち、日本の田舎と一緒やねぇ!??」

そうなんです。
世界中の多くの旅人を魅了してやまないラオス。
この国の持っている最大の魅力は、
そのまま日本の田舎が持っている魅力と同じなのです。

土と風、その上にしっかりと立った人の営み。
そこから生まれる建築物や儀礼のユニークさ。

そういったものを世界の人々は評価しているのです。

そして何よりも面白いのが、
多くの日本人の旅人がそう感じていることです。

田舎のある私の様な人間からすれば
ラオスはごくごく当たり前の場所ですが、
多くの旅人はラオスを特別な場所と感じているようです。

それは実は、
日本人が日本の田舎の良さを知らない
ということを裏付けているのではないでしょうか?

いずれにせよ、
私達の祖父母を始め、祖先達が
耕し、育み続けてきたからこそ、
護られてきた日本の田園風景。

それを護ることが、
日本を憧れられる国にすることに直結していると考えられたら、
ワクワクしてきませんか?

以上

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2011-11-16

「横断的で重層的な韓国の海外戦略」 カンボジアに学ぶ 日本考



ホーチミンの一番高いタワー、
ビエンチャンの一番高いビル、
プノンペンの一番高くなるはずのビル。

そのどれもが、
韓国資本によるものだという事を知って驚いている。

正直、
韓国の海外展開戦略は上手いな~、と感じている。

それは官民合同で、
ロジカルかつ、長期に渡る行動力を持って、実行されている。

その戦略は、大筋ではこんな感じだ。

①KーPOPや韓国ドラマをはじめとするコンテンツを
TVメディアを通じて発信し、まずは韓国文化をしっかりと浸透させる。

これは各国の宿で、
テレビをつけてチャンネルを回すと実感できる。

70チャンネル近い番組の中で、韓国のドラマや、音楽は
1~2割近いチャンネルで常時視聴することができる。

一方,日本の番組はNHKワールドを中心に一チャネルあるかないかである。
ちなみに、韓国の放送並みに多いのは中国国営放送だった。

②韓国語教育機関の設立、韓国人留学生の送り込みなど、
若い世代における、文化的精神的な壁を取り除く仕組みを設置する。

例えばベトナム語を学ぶのに有名な、ホーチミン人文社会大学。
ここで教鞭をとっていらっしゃる恩師に聞いたところ、
外国人向けベトナム語コースは現在、韓国人学生が圧倒的多数を占めるそうだ。

また、カンボジアでは
韓国側が出資、協力して、
原子力に関する専門的なカンボジア人研究者を育てるための
教育機関を設置しているとの話を伺った。

ここで、育った人々が
いつかカンボジアの原子力政策の一翼を担うのだとすれば、
その時、どの国の企業が有利に話を進められるだろうか?

③そして、先述したように、
その国の主要な都市に、ランドマークになるような建造物を建てる。
そこには当然、各国のトップ企業が軒を連ねることを期待されている。


以上ここまでが「お見事!」としか言いようの無い、
韓国の海外進出戦略。

翻って私達日本人が学ぶべき点はなんだろうか?

幾つかあるが、私個人は何より第一に、
「国家として一貫した戦略を継続する点」にあるように思う。

横断的で、重層的な国家戦略の運営。
現代日本はそれを行っているだろうか?

政権が変わるたびに、がらりと変わる国家戦略。
それらが災いし、もう何年も時間を無駄にしてはいないだろうか?

また、同時に盲目的な「技術至上主義」といった面もあるのではないか?
確かに日本の技術力は、素晴らしい。

それらは繊細な感性と、想像力豊かな人々にのみに
与えられたギフトだろう。

今後も、世界は日本の技術力を必要とし続けるに違いない。
それは全力で護り、磨き続けねばならない。

しかし、ほんの少し、私達自身は
そのことを過信し過ぎてはいなかっただろうか?
「日本の技術は世界一」や、
「良いものを創っていれば売れる」という職人気質の考え方は、
残念ながら現在の世界では必ずしも通用するとは限らない。

どんなに良いものでも、使ってもらわなければ
ガラクタと一緒だし、私達の生活を豊かにはしてくれない。

つまり、日本のモノづくりは「良いものだからこそ、多くの人に届けたい」
という想いと交わり、しっかりと世界中の人々に買ってもらってこそ、
真の価値が発揮されるように思うのである。

しかし、この点に関して
私自身は悲観的ではない。

なぜなら、いま世界各地で出逢う多くの日本人の若者が、
みな例外なく「内向き志向」の自分達を変える必要を訴え、
日本を飛び出しているからだ。

彼らは既に、気付き
自分自身を変える事から始めている。

エリート教育とは全く違う次元だが、
そんな逞しい彼らが日本のセールスマンになることが、
大きなカギになり得ると感じている。

以上


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2011-11-09

「トゥクトゥクが魅せる景色」 観光立国JAPON!! カンボジア編

どんな観光客でもそうだろうが、
私達の約二週間に及ぶシェムリアップ滞在では
「トゥクトゥク」が市内交通の基盤だった。



1キロ程度を1USドル、
そのほかは距離、道の状態に応じて順次交渉。

しかし他のアジアの国と違い、
カンボジア人の人柄の良さもあり、
この交渉もシェムリアップではさほど苦にはならない。

さて、このトゥクトゥクの魅力は何と言っても
値段の安さでは無くて「視界の広さ」にある。

アンコール遺跡群に向かう道のり、
その途中で垣間見る、人々の営みや、森の風景。

そういったものが一つのエンターテイメントとして成立している。

目的地は無くとも、
トゥクトゥクでぐるっと、
街をひと回りしても、それだけの価値がある。

ところが、
タクシーやバスだと
これが上手くいかない。

車窓の景色は制限され、
目的地まで移動する時間は、
たちまちエンターテイメント性を失う。

振り返ると、日本でも良く
浅草の人力車や、湯布院の馬車など
視界の開けた乗り物を観光地で見かけた。

値段が張るので、
自分のような若輩者はまだ乗った経験はないけれど、
あれはあれで、相当な価値があったのだな、と思うようになった。

さて日本中どこも、かしこも
人力車やバスを導入する訳にはいかないだろうが、

大切な視点は、
「移動そのものをエンターテイメントにする」
という発想だ。

「乗りたくなるバス」
「乗りたくなるタクシー」
「乗りたくなる電車」

それを「ソフト」の話として
再考するのも、価値ある試みではないだろうか?


以上

「偉大なりアンコールワット」


個人的な感想だが、
改めてアンコールワットは偉大だ。

水の豊かな(ある意味で強大な)風土に
築かれた都市が石造りであるのは、当然のことだと思う。

だとしても、やはりアンコール遺跡群は
その規模が尋常では無く大きい。



人工物として築き上げられた石の建造物も、
これほどの質量を誇ると、もはや自然そのものの美しさを有するようになる。

自分にはあたかも、「東京」という人工物の膨大な集積が、
複雑系としての魅力を放つのとリンクして感じられた。

また遺跡細部を丁寧に見ていくと、
なんとも日本人好みの「わび・さび」が
感じられることも大きな魅力だ。



苔生した岩肌、
どこからともなく微笑みかける
石造の微笑み。

そういったものに、
「心の安らぎ」を感じる感性を持っている人には
いつまでも飽きずに居られる場所だ。

年齢は関係ない。
むしろ成熟した人ほど良いかもしれない。
チャンスがあれば人生で一度、
じっくり訪れて頂きたい場所です。

以上