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2011-08-03

「なに言ってんの?」は絶好のチャンス! 観光立国JAPON 中国に学ぶ③

「なに言ってんの?」は絶好のチャンス!
中国を旅していると
「なに言ってんの?」って事がしょっちゅうです。
こちらが中国語を話せず、向こうも英語や日本語を話せない。
なのにお構いなしで中国語でまくし立てられます。

まぁ、余裕がある時はそれも醍醐味ですが、
急いでいる時や疲れている時にそれは困ります。
それが続くとイライラもしてきます。

けど、ある時気がついたんです。
逆の立場で考えたら、日本語や英語でのコミュニケーションが
許される環境はそれだけで価値があるな~という事に。

例えば中国ではユースホステルの数と質が充実しており、
そこに勤めるスタッフ(大体20代前半の子が多い)の
英会話力は日本の同年代の平均値を遥かに超えています。

外国人旅行者としては、
そういった言葉に不自由が無い環境は積極的に選んでいきたいし、
ある意味では滞在先の最低条件にもなります。

つまり、お互いの扱う言葉の壁が高いということは、
逆を言えば、それを乗り越えれば、それだけで大きな武器(差別化)になるということです。

 なら、全部を英語で話せるようになる必要があるか?
というと、そういうことでもありません。

たとえ流暢な英語でなくても、
「オヤスミナサイ」の一言や「ドウイタシマシテ」の一言など
ふとした瞬間に、宿のスタッフから何気なくかけられる日本語は
大きな親しみに繋がりました。(もちろん商売目的のような、胡散臭いやつは逆効果!)

さらにたとえ日本語で話さないにしても、、
出逢った人々に「ジブリの作品が好きだ」とか「地震は大丈夫か」とか
言われるとやっぱり親しみを感じますよね。

そして、多分、日本を訪れる外国人も同じだと思います。
それも立派な「おもてなし」では無いでしょうか?

以上

「オレは九寨溝に行ってきたんだぞ!」 観光JAPON 中国から学ぶ②

私たちは今回の中国旅で故宮、万里の長城、九寨溝、兵馬傭といった世界的にも有名な中国の観光地を訪れた。
どれもさすがに世界遺産だけあって一見の価値はあるものばかりだ。
(個人的に兵馬傭だけはピンとこなかったけど)

それら世界遺産自体と同じくらい
私にとって興味深かったのが中国人観光者の振る舞いであった。
それは私が聞いている「かつての」日本人観光客そのものである。

汗ダラダラのガイドさんをよそに
大人数で恥ずかしげもなく、大声で騒ぎ、写真を撮って周りながら、
めっちゃ楽しそうに闊歩している。

お土産も買う。買う。買う。
そんなものを誰にあげるの?ってくらい買う。
上海ではとっくに終わった万博のマスコット人形がいまだに売れていた。

一言で言うと勢いがある。
経済が成長していること、生活が豊かになっていることの自信が
溢れ出ているように感じられた。

そして、御承知の通り
そういう人々にとっては観光はステータスとしての意味合いが非常に強いのである。
(かつての日本もそうだったと聞いております。)

例えば悲しいかな、
圧倒的な自然の中、世界屈指の景観を楽しむことのできる九寨溝では
中国の団体ツアーのオバちゃんたちが大音量でカラオケ鳴らしながら
遊歩道を闊歩していた(途中で踊りながら)。

また故宮では、展示内容の説明文の前には西欧の旅人が集まり中国の人はほとんどいない。
しかし、皇帝が座ったというイスの前には中国人観光客の群れが出来、
イスにお尻を向けて互いに写真を撮るために争っている、と行った具合である。

今のところ彼らにとって大切なのは、
「オレは九寨溝に行ってきたぞ!」というステータスそのものの様だ。

もちろん日本に来る中国人観光客は
もう少し生活水準自体が高く、考え方も違うとは思うが、
それでもステータスを重視する傾向は変わらないのではないだろうか?
もう少しいいかえると、観光ブランド思考がより激しいと言える。

実体験として、
中国を旅していろんな人と日本について話すと、
「日本に行ったら東京、大阪、京都に行きたい」と言われることがほとんどだ。
 (たまに北海道があげられる。)

「京都はともかく、そんな都会に何しに行くの?」って聞くと、
「買い物....かな?」と返ってくる。

いずれにしよ中国からの観光客を重視する地方の観光都市は
その傾向を逆手に取ったマーケティングが必要不可欠だと思います。
それに今なら大都市以外はどこもブランディングされて無いから、チャンスな気がします。

今ならいくらでもやり様がある気がしますね。

以上

2011-07-29

「さらば中国また来るかもね」 河口からラオカイ 国境


ベトナムとの国境の町河口(ハーコウ)

バスで到着した瞬間
雰囲気が違う事に気づきます。

ベトナムの香りがそこかしこに
漂っています。

宿はバスを降りてすぐの
宿で一泊一部屋50元

正直綺麗なものではありません。
シャワーも浴びれませんでした。

河口の街は独特の雰囲気のある街で、
夜などはずいぶんと賑やかです。

ただ、食事もあまり美味しくなかったし、
長居するには向かないように思います。

一晩寝て、翌日昼
ついに国境へ向かいます。

中国出国時の検査がやや
時間を喰いましたが、
何事も無く通過。

ベトナムへとは川を隔てており、
出国後橋を渡って中国を出ます。

橋の上から、中国を振り返って、
正直「ついに出られる!」
という喜びの方が大きかったです。

いずれにせよ「中国はでかい!」

ただただ、そう思わされた二カ月半でした。

さぁ、いよいよ三カ国目、ベトナムへ
 美食と出逢いに満ちた日々へ!




2011-07-28

昆明から河口へ 長距離バスの旅。

昆明での一週間の滞在を終え
無事にベトナムへの観光ビザ一か月も取得できたので
一路国境の町河口(ハーコウ)へ向かいます。

昆明市中心部からまずは郊外にある
バスターミナルへ一時間半かけて向かいます。

バスターミナルはとても立派で
中国各地への路線がそろっています。
ターミナルにはDICOSはじめ
食堂や売店も多数ありますので
心配いりません。

但し、ターミナルのトイレは
パーティーホールみたいなニーハオトイレです。

待合室の風景。

乗り込んだバスは快適なもので、
車内にトイレも設置されたものでした。

ほかの路線のバスも基本的には
日本で走っている高速バスと同じレベルでした。
昆明から各都市への移動は
バスが有効かも。

早速乗り込んだバスは満席。

バスの中では映画「スピード2」を流していて
それをみてベトナム人らしきおばちゃんが
終始笑っていました。
(船が港に突っ込むシーンなどは爆笑)

ちなみに河口に入る30分前に
公安の検問があり私たちもパスポートなどを
一時的に回収されました。

その際、何故か
2人ほど中国人の乗客がバスを下されてしまい、
彼らは戻ってこないまま、そのままバスは出発してしまいました。

一体彼らに何があったのか?
不思議な国です。

次は河口です。

2011-07-26

「米が美味い街、昆明」

地獄の硬座を乗り越えて、
ようやくついた昆明。


これといって特別な事はしませんでしたが、
なかなか興味深い都市でした。


上の写真はとある公園の日曜日
歌うたいのオバちゃんと、周囲には楽器を持ったおじちゃんが数人。

その美声を聞くために老人が何重にも輪をつくってました。
公園の外まで観客が溢れる始末

中国の公園は本当にどこもエネルギッシュ!



つづいては昆明名物 
名前忘れちゃったけど、
米麺にいろいろ乗せたやつです。

辛みが強いけど、
あっさり食べられて美味しい。

そのほかにも、昆明で感動的なのは
とにかく米が美味いこと。

しかも至る所に台湾料理のお店が多いことも
嬉しい限りです。

とにかく西安以降ずっと
マーラーの呪いに悩んでいた私たちにとって
昆明の食事は天国でした。


これは昆明の宿(ユースホステル)
私たちが旅した中では中国全土のユースのレベルは
本当に高かった。

ここもブーゲンビリアが美しい宿でした。




ま、そんなこんなで、昆明ではたっぷり休養をして、同時に
ベトナム領事館でベトナムビザを取得しました。

ビザについては気になる方はご連絡ください。

次はいよいよベトナムに向けて
国境の町河口(ハーコウ)へ。

2011-07-25

世界八十八湯温泉道 第14湯 昆明 「安寧温泉」

『世界八十八湯温泉道』
これは私たちが愛し、誇りにしている別府の温泉文化そのものと、
『別府八十八湯温泉道』を世界中に広めるための取り組みです。

*******************************************************************

今回訪れたのは中国は昆明の安寧温泉の天下第一湯


まずは昆明市内からバスにのります。
片道8元!

バスは約一時間で安寧温泉地区につきます。

ここには日本の田舎の温泉地のような風景がひろがります。
山に囲まれ川が流れ、その両脇にホテルが並んでします。

さて、私たちが訪れ天下第一湯はこちら
古くからある元湯らしいのですが、
近年大改装したらしく、アジアのリゾート風の外観になっております。


個室浴槽のある二階から眺めた中庭。
こんこんとお湯が沸いています。

さて私たちの通された浴室はこちら

細かいタイル張りの浴槽は、
長湯温泉ラムネの湯を思わせる雰囲気です。
お湯は使い捨て方式。


お湯は柔らかいものの、
しっかりと中身のある良い湯です。
中国内陸部の温泉は外れなしかも。



昆明に在住、あるいは旅の途中でリラックスしたいなら、
立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

温泉地名:安寧温泉
料金:入湯料金一室50元~

泉質:アルカリ性の湯、別府で例えると北浜沿いの旅館などに似ている。
入りやすいお湯です。

アクセス:昆明の中心部から、バスで一人片道8元程度
バスは一時間に一本

≪評価≫

清潔さ:3
泉質:3
人情/ホスピタリティ:2
コストパフォーマンス:3
興味をそそるユニークさ:2
雰囲気:3
合計:16点 /30点満点


2011-07-20

「地獄の18時間」 成都から昆明へ 中国鉄道 硬座の旅

なんだかんだで、成都Sim'sに20日近く滞在しました☆
いや~ほんとに過ごしやすい宿だった。

Sim'sの皆さんありがとう、お元気で!

さて、成都を出発し向かうのは南の都市、昆明。
しかし中国も夏休み時期に入っており、
鉄道寝台のチケットは10日先まで常に完売。

やむなく硬座旅を決断しました。

まぁ、硬座といっても
日本の電車の普通の席です

シートは倒せないけど。

その電車で18時間の移動となります。
正直シート自体の辛さも応えますが
それ以上に参ったのが、
人の多さです。


御覧の通り、指定席無しで乗り込む人は
全員この硬座車両に集結します。

廊下は荷物と人であふれかえり、しかもやかましい!!

私たちの席にも先に座っている青年がいて、

「すみません、ここ俺らの席なんですけど?」
というと

「いや、こうやって詰めれば、座れるから、あんたも早く座りな」
と答えてきます。

「いや、あんたチケット持ってんならみせて?」

「いや、だからここ座れるじゃん。ほら座れよ!」

「そういう、問題じゃないんだよ。どいてくれ!」

「ち、しょうがねぇな。」

といった
いちいち面倒くさいやり取りもあり。

すっかり疲れ切ってしまいました。

本来は床と、階段が移るショット

硬座車両はその後も様々な手で
私たちをいら立たせてくれます。

何時になっても、
鳴りやまない携帯の着信音。

車内で堂々とタバコを吸うオジサマ方。

と行った具合で、
身も心もボロボロになってしまいました。

とはいえ、
明け方近く、昆明に近づくにつれて人も降りて行き、
段々と車内も過ごしやすくなりました。

昆明、到着した車両。硬座は二階建
ようやく昆明に到着したのは
お昼過ぎ。

私たちの脳に
「もう二度と乗りたくない乗り物」
として記憶された、中国の鉄道硬座旅でした。

以上



2011-07-19

「ワタシこれからミーティングがあるので...」世界達人列伝 中国交通銀行の女@成都中国

私たちは妻の体調不良もあり、
成都のSim'sになんだかんだでトータル三週間近く滞在してしまった。
いいかげん飽きてきたので
少し無理して列車硬座(ハードシート)での移動を決意し
その日、19時20分成都発昆明行の発車を控えて、慌ただしく準備をしていた。

成都駅に向かうおよそ二時間半前、
私は一人でお金を引き出しに銀行に向かった。

財布に多少の余裕はあったが、
「どうせ昆明について引き出すことになるから、慣れている成都で今のうちに、、、」
という軽い気持ちだった。
(この時はまだ、これから起こる惨事など想像もしていなかった。)

宿から五分ほど歩いたところにある中国建設銀行に到着。
店舗に隣接するATMにカードを挿入し、暗証番号を入れる。
すると画面に「カードが読み取れませんでした」と表示が、
「あれ、おかしいな?」と思いながらも
とりあえず、カードの返却ボタンを押した。

するといきなりATMがダウン!
(しまった、これが噂に聞いてた、カードが吸い込まれたまま戻ってこないってヤツか!)
と後悔しながらも、店舗内に居た警備員に冷静にカードが出てこない旨を伝える。

良くあることなのかすぐに理解して、奥に居る行員に伝えてくれた後、
「そこで待ってて」とジェスチャーで伝えてきた。

「なんとかなりそうやな」とホッと一息をついたのが間違いだった。

10分ほど待っていても何の変化もない。
その直後、いきなり店舗とATMコーナーの間のシャッターが閉まり始めた!!
(5時だから?)

(これはやばい!)
嫌な予感を遮って、慌てて店内へ駆け込み、
「ちょい、ちょい俺のカードどうなってんの?」
と警備員に詰め寄る。

警備員のおっちゃんは慌てて行員の女の子を連れてくる。
その子は英語が話せるらしく

「どうしました?」と聞いてくる。

「(どうしました?って)いや、カード出てこないんですけど?」

「あぁ、カードですね。すぐ出ますから。ちょっと待っててください」

(忘れとったんかい!けど、これでなんとかなりそうや)
「分かりました。ATM前で待ってればいいですね。」

「はい、そうです(笑顔)。」

さらに10分待つ。一向に動きが無い。
徐々に、列車の発車時刻も気になり始めたので、再度店舗へ。
さっきのお姉さん(何故かお茶を飲んで休憩している)に
「あの、カードまだですか?時間が無いんですけど?」
と聞いた。

すると、お姉さんがいきなり
「ごめんなさい。実はATMの鍵が壊れてしまってて
明日にならないと開かないんです。」

「は?(なんでそれを先に言わんのや!とのイラダチを抑えつつ)
そんなわけにはいかんのです。今夜昆明に行って、そのまま
ベトナムに向かうんやから。必ず今日中にもらわな!」

「そうなの。(奥の別の行員のおばちゃんと相談して)
う~ん、わかりました。なら20分だけ待ってください。
これから、ATMを開けられる人が鍵を持ってここに来ます。」

「ホントに?ホントやね?OK分かった、なら20分だけ待つわ。5時20分までやで」
と、中国人と言い争う時は、何故か関西弁っぽくなる自分を客観視しつつ、
店舗内のイスに座って、さらに、じっと待つこと20分。

ふと、開いた奥の扉から
さっきまで話してたお姉さんと、その相談にのっていたベテラン女性行員が
普段着に着替えて、化粧もばっちりきめて、電動バイクを押しながら出てきた。

(まさか!)

そのまさかである。
次の瞬間、お姉ちゃんは「お疲れ様でした~」的なことを行員仲間に告げ、
帰ろうとしたのである。

「(慌てて)ちょっと!待って!待って!
いやいや、帰っちゃだめでしょ(笑)。こういうときは帰っちゃだめなの!(日本語)」
「つ~か、帰るにしても、誰かに俺のカードのこと言ってるの?」

(奥でお茶飲んでるお姉さんを(適当に!)指しながら)
「え~~っと、あの人が知ってます」

「で、あの人英語喋れるの?(イラッとしながら)」

「いいえ。喋れません。」

「じゃ、ダメやん!」

「でも、あと20分で鍵を開けられる人が来ますから大丈夫ですよ(笑み)」

「いや、さっきお姉さんそう言ってたけど、もう20分たったやん!もう5時20分なの!」

「・・・(困った顔しながら)」

「とにかく、開けられる人が来るまででいいから居てよ。もうすぐ来るんでしょ?」

「けど、私このあとミーティングがあるので、、、」

!!!!!
(何がミーティングじゃ!どう見ても合コンやんけ!
化粧ばっちり、おしゃれして、外で手招きしとるオバはんも
ばっちりキメとるやんけ!ミーティング言うたら諦める思ったんか~!!)
と心の中で絶叫しつつ、
「それでも、俺にはあなたが必要なんだよ」と
(実際には英語でI need youと妻にも使ったことのない言葉を使いながら)
訴えた。

すると再度、奥に下がり誰かに電話をして戻ってきた、
「5時40分までに必ず来るって言ってるから安心して」
と言ってきた。

「申し訳ないけど、もう、信じるわけにはいかんわ。
もし、40分までにカードが取り出せなかったらどうするの?」

「なら、明日カードを郵送で送りますよ。」

「どこに?」

「日本でしょ?」

「いや、日本じゃなくて、ベトナムに行くっていうたやん。」

「あぁ、そっか(笑)」

怒る気力も無くなった私は
「もう、いいわ、お姉ちゃん帰っていいよ。
その代わり、もし今日カードもらえんかったら
明日友達に取りに来てもらうから、その人に渡してな」

「わかりました。その人にパスポートかIDを持ってくるように言ってくださいね」

「(その辺はちゃんとしとんのやなと思いつつ)分かった、やからもう帰り」

お姉ちゃん、静かに電動バイクのエンジンを(店内で)かけ
去り際に一言
「本当にアンラッキーでしたね。バイバイ(笑)」

!!!?
(アンラッキーやなくて、お前らの不手際オンリーやないか~い!!)
と心の奥で突っ込みつつ、あまりの衝撃に言葉を無くし、ただ手を振るばかりでした。

幸いその後10分も立たないうちに
鍵を開けられるというおっちゃんが登場し、
ATMからなんなく私のカードを取り出してくれたのでした。


追伸
このあと取り出したカードを何故か奥に持って行ったオバさん行員に
「パスポートが無いとお渡しできません」と言われて
ついにブチキレた件は、もう疲れたので書きません。

以上

2011-07-15

「バカな話は男同士でしかできない」 成都Sim'sでの出逢い。

三度Sim'sへ戻ることになった私たち。

康定からSim'sについたその時に
早速思いがけない出逢いが待っていました。

宿で働いている日本人スタッフのリイチさんが、
私たちの顔を見るなり、

「おんなじ会社の人が来てますよ。」
と教えてくれました。

はて?おんなじ会社の人?
さて、誰だろう?
知ってる人だろうか?
と思いながらSim'sのレストラン二階に行ってみました。

すると、驚いたことに
以前勤めていた会社の同期がいるじゃないですか!

「あれ、こんなとこで何しよんの?」

「いや~オレも仕事止めて世界一周に出たんだよね」

「えっ!?そりゃまたアホなことしたな~(笑)」

と言った感じで再会を果たしました。

そして、その場には他に
病院を止めて世界一周に出てしまったお医者さん。
小学校の先生を辞めてチベットを撮りに来たカメラマンさん。
そして女性に思わず抱きついてしまいようになる鬼畜(笑)さん。
といった個性豊かな旅人が勢ぞろいしておりました。

この旅で、これまで
日本人との絡みは敢えて避けてきた私たちでしたが、
彼らとの時間は
久しぶりにバカで熱い楽しい時間となりました。

「夜の成都散策」
「心霊体験語り合い」
「アムウェイの歯ブラシは良い」
「あなたはデブを愛せますか?」
「フロイトって何?」

など数々の名場面が思い起こされます。

とにかく、私(賢太郎)自身はこのことがきっかけで、
この後各地で日本人旅人と絡みはじめます。

吉田さん、エイちゃん、りいちさん、大ちゃん、ユウト。
地球のどこかで再会する日を楽しみにしてます!!

それまでお元気で!









2011-07-09

世界八十八湯温泉道 第13湯 二道橋温泉

『世界八十八湯温泉道』
これは私たちが愛し、誇りにしている別府の温泉文化そのものと、
『別府八十八湯温泉道』を世界中に広めるための取り組みです。

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今回訪れたのは中国四川省は康定(カンディン)の
二道橋温泉です。

中国とは言っても康定はチベット圏です。
街の標高も1900メートルと高いところにあります。
二道橋温泉は街から4キロほど離れたところにあり、
私たちは徒歩で訪れました。


写真の通り、外観は大変立派な中国風の造り。
何より嬉しいのが、建物に近づくにつれて硫黄臭が!!

久しぶりに別府の明礬を思い起こさせる
良質の湯の予感。


温泉の入り口 足湯が設置してある。



フロントでは広さごとに値段の違う浴室を選びます。
私たちは一室一時間40元(520円)の浴室を選びました。

フロント横の売店では水着なども売ってます。
これは、個室浴場とは別に、温泉プール施設もあるからです。


さて、問題の温泉はというと。。。





写真でもわかるように、

見事な白濁!!
湯の縁には湯の花もしっかりついています。

泉質は文句なし!!
温度も適温です。

久しぶりのリアル温泉に心も体も癒されました!

ちなみにこちらが隣のプール


家族連れで賑わっていました。

≪一般情報≫

温泉地名:二道橋温泉

料金:入湯料金一室20元~

泉質:強酸泉、別府で例えると明礬湯本屋旅館
アクセス:康定の中心部から、4キロ
徒歩またはタクシー10元程度
≪評価≫

清潔さ:3
泉質:5
人情/ホスピタリティ:3
コストパフォーマンス:3
興味をそそるユニークさ:3
雰囲気:3

合計:20点 /30点満点


2011-07-07

丹巴③ 宿

丹巴でお世話になったのもユースホステル。
成都のSim'sにチラシがあったので、そのままこちらへ。

『扎西卓康青年旅舎』



滞在日:7月5日~8日(3泊)
料金:一泊ツイン60元/部屋
アメニティ:特になし。シャワー・トイレは部屋の外。窓はあり。
廊下にウォーターディスペンサーあり。



安くてなかなか使い勝手良い宿でした。
窓からは山。



バスターミナルからは遠いですが、タクシーで5元くらい。

スタッフで英語を話せるのは一人でしたが、
みんな親切でスマイリーです。

トレッキングのアレンジは宿のご主人に依頼しました。

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さて、日々の食事ですが、こちらでも
「毎日同じ所で食べて店の人と仲良くなる戦法」
でいきました。

他に特に美味しそうなところがなかったせいもあり、
朝昼晩本当に同じ店。

宿の近くのごくごく普通の食堂です。



いつもご飯をつくってくれる看板娘のお姉さん。
美人なうえに気が利いて、さらに中国では珍し笑顔の接客。

調理場が思いっきり見えるお店なんですが、
ここのまな板、豪快に丸太をそのまま使用しています。



二人で食べてもいつも20元ちょっとです。

美味しいご飯をいつもありがとうございました。

2011-07-06

丹巴② 一山越えて隣町へ

今朝は合計5時間の山越えトレッキングです。
朝から気合を入れてのぞみます。

朝7時、宿の主人に中路の入り口まで送ってもらいます。
ご主人の車、フォルクスワーゲン。
こういうとこに住んでるんなら4駆とかのほうが
安心じゃないのかな…なんて余計なお世話。

山道をつづら折りにガンガン登っていきます。
通学途中の小学生が笑顔でヒッチハイクしてくるのが印象的。
(拾わないけど)

毎日こんな山登ってるのか~と脱帽。

30分ほどで着いたのは、
「こんなのとこに人が住んでるのか?!」
というような山の上。

けれど、中路への門が開かれると、
なにやら観光案内所か宿のようなものが出現。



一面にトウモロコシ畑も広がり、向こうの方には
石の塔もちらほら。

朝靄がかかって、なんとも言えぬ静かな美しさです。

さぁ、ここからトレッキングスタート!

山を越えて隣の村へ行くので、前半はひたすら登りです。

案内してくれるのは、50歳くらいのチベット人のおっちゃん。
羽のついた帽子がよく似合ってます。

彼には私たちと同年代の子どもがいるそうですが、
山で生活してるだけあって、息も乱さず登っていきます。

対する私たち、最初っから「ゼーハーゼーハー」。
おっちゃんに何度も「クーイーマ(できるか)?」と確認される始末。

空は曇りがかって、トレッキングにはまぁまぁの天気。

中華料理で私たちがなるべく避けてきた山椒の実が
通り沿いの木にたわわに実っています。
こんなに作ってどーするの!


木になってる赤いのが山椒。

道中には、牛、豚、鶏、ヤギ、いろいろおります。
特に牛や豚の放牧(お散歩?)コースは、やつらのう○こだらけ。
それにたかるハエも大量にいます。



けど、こういった姿をみて思うのは、
山の上とはいえ決して貧しい生活では無いんだな、ということ。

畑には作物が青々と茂り、ありとあらゆる種類の家畜がいる。
食べ物も水もなさそうな、殺伐とした風景ではありませんでした。

そして、丹巴もこの村もそうだけど、子どもが多い!
本当に一人っ子政策してるの?というくらい、
人口比に対する子どもの割合が高そうです。

山ですれ違う子たちは、はにかみながらも挨拶をしてくれて
とっても可愛い。

カメラを向けただけでお金を要求してくる
バナウェイ(フィリピン)の子どもたちとはえらい違いです。
(それだけ観光客の数が違うということでしょうが)

話をトレッキングに戻しましょう。

ずばりしんどいです。

でも景色はいつまでたってもキレイ。
さすが、「中国一美しい村」といったところでしょうか。



バンバン写真を撮っていきたいとこですが、
なんと!途中、カメラが壊れるというアクシデントが!!!

誤って岩に打ち付けてしまい、物理的にへこんじゃったので、
どうやら直すのは難しそう…ショック。

というわけで、今後の撮影は全て iphone で。

そんなこんなで、ようやく頂上!
反対側の村が見渡せます。絶景!!




すごいところに家があるなぁ。。

あぁ!ここでおにぎりが食べられたらサイコーなのに!!!

まだお昼ではないし、当然おにぎりもないので、
ここでは軽くおやつ休憩。

しっかり休憩したら、下りはちょろいもんです。
ひょいひょい降りて行きます。

おっと、ガイドのおっちゃん、ガイドそっちのけで
ここから本格的にきのこ&山菜採りに入ります。

晩御飯のおかずかと思いきや、町で売るそうな。

我々もワラビ探しを手伝います。

途中休憩。


さて、下りに入ると体力的には楽ですが、道が滑ってよくない。

千明は合計3回もすっころびました。

おっちゃんが見るに見かねて、
危険そうなところは全部手を引いて支えてくれました。

手を繋いでさくさく山を下りていく二人に、賢太郎思わず、
「千明~俺を捨てないでくれ~~」

学校帰りの小学生。岩の陰でお昼ご飯の様子。




山を下りたら川の向こうで宿のご主人がお迎えに来てくれています。



下りはちょろいなんて言ってたけど、もう、身体はまさにヨロヨロ。

重たい体を引きずって、なんとか遅めのランチを食べに行き、
後はもう、ベッドへばたんキュー。

以上、合計300元のトレッキングでした。
(含む、送迎、ガイド、中路への入場料×2人)

2011-07-05

丹巴① 町をぷらぷら

丹巴といえば、美人が多いことで知られ、また
『中国国家地理』という雑誌で、
「中国十大美しい村」のトップに選ばれたことでも有名です。

その実力やいかに。

確かに目鼻立ちのくっきりした女性が多い気はします。
民族衣装も華やかな刺繍が美しい。

ただ人数的にそれほど美人が多いわけではないようです。

成都で会った旅人によれば、

「美人はみんな九寨溝に出稼ぎに行ったらしいっすよ!」

とのこと。なるほど。

そして、「美しい村」に関して言うと、
それは丹巴中心部ではなく、近隣の村の事だそうな。

と言うわけで、翌日、中路(Zhonglu)から梭坡(Suopo)への
トレッキングを申し込みました。

******************************************************************************

今日はとりあえず丹巴の町をぷらぷら。

中心部といっても険しい山のふもとに沿って町があり、
間を川が流れています。




青年たちのすぐ前は、切り立った崖。



小さな町かと思いきや意外と賑わっており、
歩行者天国まであります。


写真左奥からスタート。


多くの店の門構えはチベット風。

さらにあるいて行くと、おやおや、大きな音楽とともに、
人々が輪になって踊ってるではないですか!

半分くらいは民族衣装を着てるかな。



なんだか日本の盆踊りを思い出して懐かしい。

こうして一日目、終了。

四川省をさらに西へ 四姑娘山―丹巴

四姑娘山で高度順応し花畑トレッキングを満喫した私たちは
次に西へ約4時間、丹巴の町へ向かいます。

宿で車を手配してもらい、朝8:30に出発。
まずは隣町の小金へ。

乗るのはなんと、このちっこくて古いALTO(本物?)



丹巴の町は標高1880m。
四姑娘山からはほぼ下りの道となります。


「これで下りの山道は酔いそうだなー」

不安的中。

ALTOは小さいながらも、山道をグングンとばし、
乗車からわずか30分ほどで、千明がグロッキーに。

朝ごはんで緑茶をたっぷりいただいたせいか、
車内では寝ようにも寝れません。

ひたすら心を無にして身を任せます。

小金までの料金は1人30元。

「一人100元払えば丹巴まで連れてってやるよ!」

と運転手に言われましたが、小金から丹巴も通常30元。
車もたくさん走ってると聞いていたので、丁重にお断りしました。

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ALTOは1時間ちょいで小金に到着。

宿の人が丹巴行きの車のところまで私たちを送り届けるよう
話しておいてくれたので、スムーズに乗り換えが済みました。

小金は以外と大きな町で、チベット系(?)の民族衣装を着た人もいっぱい。

町には警官やパトカーがたくさんウロウロしています。
チベットのお祭りが近いせいなのかなんなのか。。

成都から四姑娘山に入ってきたひとが、途中で検問を受けて
「外国人は今、小金には入れない」
と言われたそう。

あまりの警官の多さに内心ビビってましたが、
特に検問もなく無事小金をスルー。

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小金からは、8人乗りのバン。
あまりスピードが出ないらしく、
ガタゴトガタゴト、ゆっくり進みます。

小金でちょっと休憩できたおかげか、千明の気分もすっかり良くなりました。

四姑娘山からの山の景色も良かったけど、
小金からの景色は雰囲気が変わってさらに良いです。

トウモロコシ畑が次々と現れ、ヒマワリも咲き、
なんだか日本の田舎の夏の風景のよう。

乗客は気の良いおばちゃん、中国人のハイカー2人、チベット人の青年2人。

途中、後ろの座席に座っているチベット人青年が
チベット仏教のお経とおぼしきものを唱え始めました。

それはなんだか歌を歌うように滑らかで抑揚があり、
聞いてるこっちも気持ちがよくなります。

(本当にただのチベット歌謡かもしれませんが)

チベット人の住むエリアに来てるんだなーと
しみじみ感じました。

小金からは特に大きなトラブルはありませんでしたが、途中30分ほど通行待ち。



その間、みんなで木の身を採ったり。



そして無事丹巴に到着。
所要時間、約2時間てとこでしょうか。

運転手に宿の場所を伝えてあったので、
宿の前まで連れてきて下してくれました。ラッキー。

チェックインしたら、さっそく腹ごしらえ&情報収集です!

2011-07-04

四姑娘山の宿 日月山荘

四姑娘山では、成都のSim's ですすめられた日月山荘に滞在。

2011年7月4日現在、改装中でしたが、
安く快適に過ごすことが出来ました。


滞在日:7月2日~7月5日(3泊)
料金:シングル&ツインどちらも90元/部屋、ドミトリー30元/人
アメニティ:フェイスタオル、石鹸、シャンプー、歯ブラシ、ポット有

私たちは3人部屋のドミに泊まりましたが、
ドミと言っても二段ベッドではなく、ちゃんとしたベッドが3つあり、
トリプルの部屋のよう。

部屋にはシャワー・トイレが付いてます。

改装中のため冷暖房はありませんでした。
7月と言えど結構寒かったのですが、
ペットボトルの簡易湯たんぽで十分しのげました。


私たちは角部屋で、すぐ横は屋上。

ここで山を見ながらするラジオ体操は気分爽快!

洗濯機をただで使わせてもらえたので、
洗濯物はここに干しました。


ここの洗濯機、無料なのは嬉しいのですが、
2層式なので現代っ子の私たちにはちょっと扱いが難しかったです。。


宿にはレストランが付いているので、食事も心配ありません。

朝は決まってお粥に漬物、花巻(肉まんの何も入ってないもの)、ゆで卵。
以上で一人8元です。

朝早くにくると熱々で超美味しいのですが、
タイミングを逃すとちょっとぬるくて、寒い朝には厳しいです。。

昼や夜はメニューから選びます。
品数は多くないですが、普通の家庭料理といった感じで美味しいですよ。

一緒に出してくれる緑茶も嬉しい。

トレッキングについては、日本語の堪能な宿のスタッフに聞けばいろいろ教えてくれます。

近くに山用具をレンタルしているところもあるそうなので、
十分な準備がなくても、四姑娘山のひとつ、
大姑娘山にも登れるそうですよ。

四姑娘山② 海子溝手前をフリートレッキング

前日の疲れをやや身体に感じつつ、本日もトレッキングです。

幸い、4000m未満であれば、高山病の心配もなさそう。
今後さらに標高が高くなる街に向けての
良い高度順応になるかな。

本日のトレッキングは海子溝の手前の方のルート。

通常、海子溝へは60元の入場料が必要になりますが、
私たちはチケット売り場がある場所とは別のところから入山するので、
(単に宿の前から橋を渡って山道を登るだけ)
無料でトレッキングを楽しめちゃうというわけ。

このルートは入山ゲートの手前までしか行かないらしいですが詳細は不明です。

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出発前に同室の旅人を見送ります。

成都から一緒だった彼は、登山家&マラソンランナーで
山にも中国にもとっても詳しく、
いろんな中国事情や高山病の知識などを教わりました。

上品でとっても素敵なオジサマです。

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さて、午後2時ごろ出発。

天気は今日も曇りですが、もう雨は降りそうにありません。

こちらのコースは、まず山の急斜面を
つづら折りにガンガン登っていきます。

もともと地元の人が馬を連れて通る道なので、
もちろん遊歩道はありません。

でもこういう山道の方がやっぱり楽しい。
道は馬の糞だらけ、ハエもたくさんいますけどね。

途中に見える、向かいの山の斜面の景色も素晴らしい!
チベット風(?)の家々や、菜の花が満開の段々畑。



小一時間も登ると、もう山のてっぺんに出ます。
標高約3500m!
出てみてびっくり!
そこは一面の花畑!!



「ハウルの花畑みたい!!!」

白い花が一面に広がり、さらに赤、青、紫、黄色など
色とりどりの花たちが咲き乱れます。



四姑娘山にくるなら7月上旬がまさにベストシーズン!
と言われるのに大いに納得。

空も徐々に明るくなり、山登りの疲れも吹き飛ぶ美しさです。




山頂はとても静か。

二人きりで花畑ではしゃいでいると、
どこからか日本人の年配の団体が。

皆さんツアーでやってきた方々です。

おやつに沖縄の黒砂糖としょうゆ味のかた焼せんべいをいただきました。
懐かしい味に二人とも感動。

本来であればここから四姑娘山がきれいに見えるそうですが、
残念ながら今日は無理でした。
四姑娘山は厚い雲に覆われたまま。

それでも初めて見た美しい花の景色に大満足のトレッキングでした。

―おまけ―

帰り道、なぜか大きな豚が人家の前で何かをあさっています。
袋をバリバリ食いちぎる音がリアルに聞こえて怖い…