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2013-05-11

世界一周旅を終えて、今思うこと⑩ 「豊かさ」について

世界を旅していて
考えさせられたことの一つに

「豊かさ」とは何か?

という問いがありました。

みなさんは「豊かさ」って
何だと思いますか?


もちろん最低限
身につける衣服があって、ご飯が食べられて、
住む場所があるに越したことはないと思います。

しかし、そこから先の細かなことは
国や地域、文化によって異なることを
実感してきました。

同時に
何が「豊かでない」のかも人によって異なります。

そして、
結論から言えば、私は今

「豊かさ」とはそれぞれの
「心のあり方」そのものである

と感じています。



私は、今回の旅で
バングラデシュをはじめミャンマー、
ネパール、エチオピア、ウガンダなどの
国連的には「世界最貧国」と呼ばれる国々
をいくつも訪れました。


そして、
そこでたくさんの「豊かな」人々に
出逢ったのです。


たしかに、
そういった国々では、
道端で赤ん坊を抱えながら物乞いをしている母親や
やせ細った子供達が食べるためにゴミを拾い集めていたりします。

家すら無い人も大勢います。

たとえそこまで極限の状態ではなくても、
一般の多くの家庭に冷蔵庫も洗濯機も時には
テレビさえないこともしばしばです。

ですから、
経済的・物質的には
私たちと比べると

確かに「貧しい」と言えるでしょう。


しかし、
それでもなお、
私はそういった国々で
たくさんの「豊かな」人々に触れてきました。


例えば、
バングラデッシュの結婚式。
人々は私にお腹いっぱいになるまで
食事をふるまってくれ、

「美味しいだろ!?だったらもっと食べなさい(笑)!」

と言ってすすめてくれました。


また、
ミャンマーで仲良くなった姉妹は

ある時
「このペットボトルを通して太陽を見ると仏さまが見えるよ」

と言って、
キャッキャッとはしゃいぎながら、
私に見せてくれました。

そして、
ウガンダで泊めて頂いたご家族には、
自分たちが普段、豆しか食べていないにも関わらず、
私に飼っていた鶏をわざわざ絞めてから、
夕食に出してくれました。


何が言いたいかというと、
お金がないから、
あるいは物がないからと言って、
それと
彼らの心が「貧しい」かどうかとは
必ずしも直結していない

ということです。


お金がなくても、
マクドナルドに行けなくても、
テレビがなくても、


それでも彼らは

家族と過ごす時間を
大切にしていたし、

困っている人を助ける
優しさも持っていました。


私の眼には、
彼らのそんな「心の豊かさ」が強く焼き付いています。





さて、

とはいえ、
実際にたくさんの人々が飢餓状態で、
必要な医療も受けられず、明日の命もしれない状態にいる。


それは事実です。


その現状に対して、
経済的・物質的な「富」に恵まれている私たち
先進諸国の人々がなんらかの形で取り組むことは
必要不可欠だと思います。

しかし、その際に気をつけなければ
いけないことがあると感じています。

それは
「援助」の実態について知る
ということです。


私は、
今回の旅の中で、
多くの先進国のNGOや政府系組織、
そして社会起業家が「貧困国」で
活動している現場を観察してきました。


そこで、気づかされたのですが、

「現場」に深く入り込んでいる人ほど、
「援助」という言葉を使わない 

のです。


何故か?


それは、
「援助」という言葉は

そもそも自分が
「援助を施す相手よりも『幸せ』である」

という前提を
持っていないと使えない概念

だからです。

私は
そのこと自体については
良いとも悪いとも思いません。


しかし、
その考え方はときに
「価値観の強要」を伴う可能性があるのです。


以下は、
ベトナムで聞いた話。
ベトナムの孤児院に出資していた
フランスのNPOのスタッフがあるとき、
視察に来て驚いたそうです。

なぜなら、
孤児院には子供の人数分だけの
ベットが用意されていなかったから。

ほとんどの子供は床で寝ていたのです。
院長は「必要無いから」と説明したが、
フランス人にとっては
「ベットで眠る」は刑務所の中でも守られる基本的人権の
ようなもので、それが実施されていないことを知ると、
怒りだしたそうです。

そして
「資金を贈るから、すぐにベッドを人数分用意しろ!」
と院長に「命令」しました。

後日ベッドが届きました。

全ての子供たちが眠りについた其の夜、
院長が部屋に様子を見に行くと、
ほとんどの子供が床で眠っていたそうです。

なぜならベトナムの夏の気候が暑すぎて
床で寝た方が涼しかったから。

という話。


これは笑い話ですみますが、
実際はあらゆる「援助」の現場で
これよりも深刻な「価値観の強要」が
行われていたとしたら、
笑えないのは想像できるでしょう?

とにかく問題は、

自分たちは
「豊か」で「正しい」と思い込むこみ、
相手との「違い」を
「理解」しようとしない態度

だと感じています。


だから、逆に
現地で長い間活動を続けている社会起業家など、

助けを必要としている人々のそばに
いつも寄り添っている皆さんは
「援助」という言葉をめったに使わない

のです。


なぜなら、
彼らにとって、
助けを必要としている人々は
友人であり、家族であるから。


私たちは、
親しい友人や兄弟を助ける時に
「援助」なんて言葉は使わないでしょう?



もちろん、
「援助」そのものを非難するつもりはありません。

この世界には
あまりに大勢の助けを必要としている人が居て、
その人たちを「援助」する人も大勢必要だと
実感しているからです。


大切なことは
私たちが「援助」を行うとき、

多少なりとも

「自分の方が相手よりも『豊か』だ」

考えているんだなぁってこと
自覚すること。

と同時に、

私たちが「援助」を行う
「貧しい」国の人々が持つ、
素晴らしい文化や価値観は何なのか?

彼らから
「学ぶべきこと」は何か?

をしっかりと自らに問うていくことだと

感じています。




繰り返しになりますが、


私は「世界最貧国」
多くの心「豊かな」人々に出逢いました。


家族を大切にする人々、

困っている人手助けする人々、


そう、確かに彼らは「豊か」でした、
そしてその笑顔は「幸せ」そうでもありました。

少なくとも、

平日のJR中央線の満員電車に乗っている人々よりは

何倍も。

それが、ちょっと悔しかったり、、、



そして、
そのことから、やはり

私は今

「豊かさ」とは

「持っているもの
=【have what】の比較」
から見いだすものではなく、

「心のあり方=【be what】」
そのものなのだ


と実感しているのです。



以上






 

2012-07-20

5円を恵むかどうか真剣に悩んだことはありますか? エチオピアお金の話


エチオピアの首都アディスアベバ
に滞在中、街を歩いていると
結構な頻度で「お金を恵んでくれ」という声をかけられます。

求めてくる人は
年老いたヨボヨボのおじいちゃんから、わずか3歳程度の子供まで様々です。

私個人の考え方で
明らかに身体的なハンデキャップを背負っている人以外には、
お金を恵むということはしないようにしています。

特に子供には絶対にお金を恵むことはありません。

ただし、働いている子供には
積極的にその子の提供する価値を
購入するように心がけています。


しかし、
さすがにアフリカともなると、
自体は少し複雑なのです。

生後間もない乳飲み子を含め、二、三人の子供とともに、道端に寝転がっている母親がいたりします。

まさに
数日前に
父親になった、私としては
汚い空気の中で、ただぼんやりと宙を見つめる赤ん坊の焦点のあっていない目を見ると、
心が揺れてしまいます。

私が
その家族に渡そうかどうか迷っていたのは日本円でたったの5円。

それでも、
この5円を恵む事が、
彼らにとって良い事なのか?
そうでないのか?

真剣に考えてしまうものなのです。

例えば、
アフリカでは
外国人をみれば
とりあえず「恵んでください」と
聞いてくる場合が多くあります。

そんなとき、
これまでの諸外国からの
援助や、支援への過剰な依存が
結果として、現地の人々に

「お金はもらうもの」

という考え方を植え付けてしまっているように感じるのです。

だからこそ、
簡単にお金を恵むことはできないなぁ、と感じています。

きっと、
旅人の多くはそういう感覚を持っているはずです。

その経験から
相手の顔も見ないで、
ただお金をあげるだけという、
寄付や援助の仕組みに
違和感を感じるようになりました。。

もちろん、
誰かからの金銭的な援助を必要としてういる人は世界中にたくさんいます。

それで助けられている人も、
たくさんいるのです。

なので、
お金を恵む行為自体が必ずしも
悪いことだとは全く思っていません。

ただし、
渡す側の立場として
相手の事を何も知らずに
知ろうともせずに、
お金を恵むことは
とても無責任な行為なんだなぁ
と実感しています。

以上

次回からは、ウガンダ編。

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2012-07-09

@エチオピアからケニアへ 陸路国境越え

エチオピアからケニアは陸路移動です。

エチオピア側はケニア国境モヤレまで
日数をかけて移動。

エチオピア出国後、
ケニアのイミグレへ。

イメージとは裏腹に
職員さんは英語堪能だし、対応も紳士的でした。

 さて、なんなくケニア入国(ビザ代金50ドル)を果たしたものの

問題は
モヤレからナイロビまでの移動。

この間の移動は国境付近に溢れるほどいる
手配屋さんにお願いして、 
国境からナイロビに向かうバス、トラック、4WDなどに
席を確保してもらうのです。

4WD車内、トラック助手席、トラックの荷台という順に
快適度も変わってくるのです。

 私はトラックの助手席を確保。


その後、
国境に一泊したのち
翌朝9時にモヤレを出発。

ここからがスゴイ、、
まるでラリーです。

道はずっと、ガタガタ。
ジェットコースターみたいな上下振動が続きます。

その道を80kmペースでぶっ飛ばします。

休憩は挟むものの
30分休憩が二度ほど、
あとは5分もないくらいのトイレ休憩が数度。

そのペースで
丸々24時間走り続けました。

なんと、
その間ドライバーの交代は無し。

ドライバーさんは24時間一睡もせずに
走り続けたんです。

たしかに、
運転中ずっとチャット(覚醒作用のある葉っぱ)を
かみ続けてはいたけれど、、、、

それにしても、
あの道を24時間ぶっ通しで走るなんて。



とにかく、
ナイロビにはぴったり24時間後の
午前九時に無事到着。

到着場所はダウンタウンの裏通りで、
ちょっと不安になると思いますが、
そこからタクシーで中心部の宿に無事移動できました。

ちなみに、
このルートを通っているバックパッカーはたくさんいますよ。


以上





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2012-07-08

「 湯量豊富、行列必至!アディスアベバの温泉」世界八十八湯温泉巡@エチオピ ア

アフリカと温泉なんか縁遠いイメージだけど、実際は違います。

特にエチオピアは入浴文化も根付いており、また質も高いのです。

というわけでアフリカ温泉第一弾は
アディスアベバで一番有名な温泉施設を紹介します。

行き方は、
まぁタクシーが一番楽でしょう。
フルウハ(温泉)に行きたいと街中で訪ねていればすぐに着きます。

慣れてる人は、
ミニバスで近くまで行くのが安くてベター。

中心となる安宿街からは歩いてもいけます。多分三十分くらい。


さて、この温泉は一等、二等、三等とクラスが分かれています。三等は温泉水のシャワーだけだとか。

今回私は一等の個室を選びました。


一等とはいえ45分貸切でも
たったの18ブル(80円くらい)なんで、
地元の人にも人気らしくかなり混んでます。

一時間待ちなんかは当たり前だそうです。

私はご一緒した方のアドバイスもあり、午前中に一度立ち寄り予約を入れました。(予約代金10ブル)

そして午後指定された時間に行くとスムーズに入浴開始。

受付前にはかなりの
お客さんが並んでました。

さて浴室はというと
広く、湯量は豊富!泉質は単純泉なので、ゆったり浸かるには丁度よし!

インドからの旅の疲れも
一気に吹っ飛びました。

湯上がりは、併設さてた
屋外カフェでセントジョージビール!

あっ!エチオピア楽しいかも!!
とニヤついた夕方でした。

みなさんも
アディスアベバにステイする場合は是非訪ねてみて下さい!

以上



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私がLOVEエチオピア!!な理由

正直にいうと、エチオピアなんて来る予定はなかった。

ただ、インドで滞在ビザ期限切れの5日前に
そのことに気づくという、思いがけない事態の結果、
偶然安い航空券があったからという理由でエチオピアに飛んだのだった。


そのエチオピアが
是非また来たい国!!になるとは予想もしていなかった。

今回はそんなエチオピアの魅力を
すこしだけ絞ってお伝えしたいと思います。


エチオピアの魅力
①コーヒーとドーナツが美味しい。

 イタリアの植民地だったエチオピアでは
美味しいコーヒーが安く飲める。

朝食は決まって、そのコーヒーと素あげのドーナツ。
質素な組み合わせだけど何故か、ツボにはまる美味さなのです。

街のいたるところにあるカフェでいただくのだけれど、
店それぞれ味にも店構えにも特徴があって、
それがまた飽きのこない理由かも。


また、このほかにも、
100%マンゴージュースやパパイヤジュースの濃厚さには圧倒されるし、
 Hararで飲んだ生ビールはグラス一杯15円くらいだし、味もなかなか。


②ローカルが親切でノリが良い。

エチオピアで私が出会った人々は老若男女問わず
みな、親切でかつノリが良かった。

道聞きゃ、誰でも気軽に丁寧に教えてくれるし、
 初対面の挨拶なんかも気軽に交わしてくれる。

とくに私がお気に入りなのが、
エチオピアの人々の挨拶の仕方。

最初に右手で握手をしたあと、
そのままお互いの肩を引き寄せ合って
ドン、ドン、ドンと三回ぶつけ合うのだ。

これ、やってみると、
すごくフレンドリーな気持ちになれるんです。

欧米のみなさんの挨拶としてのハグや、軽いキスには
正直いまだに抵抗(恥ずかしさ)があるけれど、
これならシャイな日本人にも受け入れ易いはず。


③見所満載。
エチオピア観光?っていうとイメージわかないヒトも多いはず。
ところがどっこい、エチオピア国内は世界レベルの観光スポット満載なんです。

エチオピアっていう国は
エチオピア正教とムスリム、それにラスタファリズムのメッカとしての顔を持ってる。
そういうところが、多分、微妙なバランスで、けど、しっかり交じり合って
共存してるんです。

だから、
正教会が赤黄緑のラスタ色で派手に装飾されていたり、
ムスリムの町、Hararで美味しいビールがいただけたり、と
他国では見られないエチオピア色の中に身を置くことができるのです。


ま、こんなところかな?
行ってみたくなった?

行ってみたくなったヒトが一人でも出てくれば応援しますよ!!

 以上




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2012-06-25

世界八十八湯温泉巡@エチオピア、シャシャマネ温泉

しばらく滞在したアディスアベバを後にし一路南下。

ケニアに向かいます。

その途上にも
温泉がいっぱい。

エチオピアは温泉大国なんですよ!


今回は一気に四湯も入ることができた
シャシャマネ温泉を紹介します。

シャシャマネは知る人ぞ知る
ラスタファリアンの村があることでも有名な場所。

そのシャシャマネ近郊
バスで約40分ほどの場所に
秘湯があります。

地元民には有名な場所なので、
シャシマネで聞けば
誰でも行き方を親切に教えてくれます。

さて、このシャシャマネ温泉には
めっちゃ綺麗な温泉プールとともに
山の中の秘湯と、
村人だけの専用温泉など
幾つも魅力的な温泉があります。

まずは直通バスで
メインとなる大きなホテル前に
到着。
するとどこからともなく若者が寄ってきて流暢な英語で話かけてきました。

「温泉なら僕がガイドしますよ」

、、、怪しい。
すっかりボッタクリ恐怖症の自分には
和やかな青年の笑顔も
疑いの対象なのです。


が、実際は彼、凄く良いやつでした。


彼(名をエブラハム)という
をガイドに雇い(150ブル)
あとをついていざ山中へ。

これが結構な山道で、
ガイド無しでは温泉にはまずたどり着けないでしょう。

エブラハムにガイドをお願いしたのは大正解で
彼は温泉以外にも
事細かに村のことなどを教えてくれます。


さて、肝心の温泉はそれぞれに
ローカル感満点。

昼間だというのに
おっぱい丸出しで
おばちゃんからお姉さんまで
くつろいでいました。

ここはお湯の質もいいし、
ローカルのホスピタリティも
なかなかのもの
かなりレベル高いです。

ちなみに整備された温泉プールの方は
それはそれで面白くて、
エチオピアの若い男女がガッツリ戯れております。

じっくり楽しんで欲しい名湯たちでした。






エチオピアの温泉
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2012-05-21

「災い転じて福となす?鉄輪ひょうたん温泉みたいな滝湯」世界八十八湯温泉巡@エチオピア、ソドレ温泉

アワシュ国立公園で出会った
後味の悪いピンチから逃れるように
足早にアディスアベバへと続く道を、
ミニバスで走ります。

温泉に入れなかった悔しさに
イラついていますが、、

引きずっていてもしょうがない!!

気を取り直して、
次の温泉地ソドレに向かいましょう。

ソドレ温泉は温泉リゾートらしく、
アワシュからアディスアベバに向かう道の途中にあるアワサという街を拠点にしてバスでアクセスできます。

アワシュから約二時間
アワサ到着後
街の人に聞いて回ったら、すぐに
ソドレ温泉へのバスが見つかりましたが、すでに時刻は夕方6時。

とりあえず今日はアワサに一泊して
明朝出直すことに。

精神的にだいぶ疲れも溜まっていたのでこの日は少し良い宿(1泊1000円くらい)に泊まることにします。エアコン、テレビ、ホットシャワー付きの贅沢な部屋!でゆっくり。

夜は街のカフェで軽い晩ご飯
アワサのフルーツジュース(ストロベリー)は美味しかったぁ、、、


さてすっかり元気を取り戻した翌朝、
バス(片道10ブル)に乗り込みソドレ温泉へ向かいます。

バス車内は地元の人ばっかり、ソドレ温泉はエチオピアでも有名な温泉地なんだって。

アワサからソドレまでは
小一時間で到着。

到着後に温泉地ゲート前で
写真をとろうとしていると、

とある夫婦に
突然流暢な英語で

「写真撮ってあげようか?」

と声をかけられました。

見たところ地元のセレブっぽいその夫婦は、実はエチオピア出身のアメリカ在住カップル。

なので英語も流暢。

奥さんの兄妹の結婚式に出るため帰国。
ついでにエチオピアを一月かけて旅行しているとのこと。

ジャイアンみたいな旦那さんと
あっという間に意気投合して、
一緒に温泉を楽しむことになりました。

ソドレ温泉は一つの広大なリゾート施設で、ゲートから温泉までに15分くらい歩かされます。

施設内には
コテージやプールやら
まぁ、いろいろ。
(そんなに綺麗じゃない)

さて、肝心の温泉はというと
別府鉄輪のひょうたん温泉ばりの
湯量豊富な滝湯となっております。

しかも露天。

もちろん男女で別れていますが、
皆さん水着着用。

泉温も高く、
地元の人達は
身体を洗ったり、腰に湯を当てたりと
思い思いにのんびり過ごしています。

浴場にいる誰もが皆親切で、
エチオピアの素朴なホスピタリティにも感動できますよ。きっと。

ただし、
ここには野生の猿が群生しているので、光るものなどの管理には注意して下さい。

猿たちに持ってかれることも
しばしば、あるらしいです。


さて気持ち良い温泉を
たっぷり楽しんだあとは、
ジャイアン夫婦と昼食。

その後、アディスアベバまでの道中をご一緒させていただきました。(心強い)

さらに
翌日のディナーにまで
誘ってもらいました。

そこでも、
二人の家族や友人をたくさん紹介してもらい、別れ際にはアメリカでの再会を誓い合ったのでした。

アワシュでは
何だかんだありましたが、
災い転じて福となす。

結果として、
アメリカに二人の新しい家族ができるという素晴らしい出逢いを得ることができたのでした。


以上



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2012-05-12

「入湯失敗、あわや袋だたき!?」 世界八十八湯温泉巡@アワシュ、エチオピア。


世界八十八湯温泉巡りというのも、
タイトルの浮かれ加減とは裏腹に
言葉の通じない国で、
地図も持たずに温泉を求め彷徨うわけですから、結構大変なんです。


今回はエチオピア、アワシュ国立公園内の温泉を目指した時のお話。

アワシュ国立公園は
エチオピアの首都アディスアベバかバスで四時間くらいのところにあり、
私は西の街ハラルからの帰りに立ち寄ることにしました。

正直、前情報もほとんどなく、
現地で車をチャーターするしかない。

という状態で、
アワシュの街に降り立ちました。

英語もあまり通じない中、
一人の若者が「600ブルで行ってやる」と流暢な英語で声をかけてきたので、交渉して200ブル(約1000円)で温泉までの往復を頼みました。

まぁ、この時点で少し嫌な感じはしてたけど、、、

その兄さんの後に着いていくと
ハイエースが一台。

「俺一人これに乗っていくのか?」
と、訝しんでいると案の定、
他に二人男が乗り込んできた。

兄さんの兄弟だという二人。
途中の村まで行くらしい。

とりあえず、
公園にむけて出発。

街から国立公園の入口までは
15キロ。その間はただ荒野が続く。

公園ゲートにつくと、
入場料を支払うために事務所へ。

そこで、お兄さんの態度が豹変した。

わざとらしく園内の地図を見たあと、

「温泉までこんなに遠いとは思わなかった。600払って貰わないと行かない。」

と言い出したのだ。

「あぁ、やっぱりそう来たか。」

と思いながら、
温泉までの道を知っていると行ってたからお願いしたんだよ。

と理路整然と反論したが、
お兄ちゃんは途中からは英語がわからないふりをしはじめた。

頭に来たので、
「じゃあもういいから、
約束違うからお金払わないよ。」

と言って
もと来た道を街の方向へ歩き出した。

すると、しばらくして
車で追っかけてきて

「ここまで来たガソリン代として
200ブルよこせ!」

と兄さんは再び流暢な英語で
怒鳴ってきた。

無視して歩いていると
直後、三人の男が一斉に車を降りて、私を取り囲むように迫ってきた。


マズイ、、、
このままじゃ、
完全に袋だたきにあう。

そこで一目散に国立公園ゲートへ走って戻りレンジャーらしき人に助けを求めた。

その後も再び兄さん達が戻ってきてしつこく「200ブルよこすまでは帰らない」とのこと。

レンジャーも
「約束通り払ってやれよ」と彼ら側。

もういいや。安全第一。

結局200ブル渡して、
国立公園の温泉も諦めて、
さっさと次の街へ向かうことにしました。

兄さんの去り際の
高笑いが今でも印象に残ってます。


ちなみに、
こんな事があったからといって
エチオピアの治安は悪いとか、
人が悪いってことではありません。

こんなことは何処の国でも
まぁ、起こることです。

エチオピアとってもいいところだし、
ほとんどの人はとても親切ですよ。

ご安心あれ!!


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2012-05-04

俺たちの子供のころは日本製品なんて、バカにされていた。 日本考 エチオピア編


前回もお伝えしたように、
アディスアベバではカウチサ-フィンで
お世話になったお宅が、なぜか夜な夜な
近所のセレブなおじさまたちが集まる場所だったので、
いろんな話をきけました。

あるとき同じ家に宿泊していた日本人の旅人さんから、
セレブのおじさま方が、

俺たちが子供のころは日本製品なんてバカにされてたな。

と話していたと、聞きました。

そこで
どういうことなのか実際に確かめてみると
おじさまたちの話には、


戦後はなんでもヨーロッパやアメリカのものが一番よくて、
その中に出てきた日本製品なんて、みんなバカにしてたんだよ。
安いけど、どうせすぐ壊れる。みっともないってね。

でも、今じゃ、日本製品が一番良い!!に変わっている。
テレビにしたって、車にしたってそうだ。
ま、高いからなかなか手は出せないけど。

そして、いまは中国製品がバカにされてるんだよ。
はっはっはっ!!

ということでした。


さすがに日本のモノづくりの評価は
ここアフリカでも高いな。

と感じたのと同時に、
私自身は、正直この時ドキリ!としたのです。


だって、今ある
日本製品は素晴らしい!!っていう考えも

30年経たらどうなるかわからない。ってことでしょう。
ありえないとは言い切れない。

ポイントはきっと、
ハングリーさだと思う。

それを持つ人たちと、
それを忘れた人達の差が、
やはり長い年月を経たのち、
優劣として現れるんだと思う。

能力や、性質で、素質で誇ることはできるが、
姿勢はそれらのハンディを補って余りある要素。


油断大敵

以上


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2012-04-29

「神戸ビーフは、もはや牛肉じゃない。」 観光JAPON@エチオピア

エチオピアの首都アディスアベバはすごく良いとこです。

フルーツジュースは美味しいし、
ドーナツとブンナ(コーヒー)の組み合わせなんて、たまりません。

さて、ここアディスでもカウチホストに お世話になっておりました。
面白いことに、そのお宅には地元のセレブなおっさんが夜な夜な集まっては、
酒盛りを交わしていたのです。

メンバーはみな、ビジネスオーナーとか、大地主の息子とか
まぁそんな感じなんです。


そこで、面白い話を聞かされました。

 あるアメリカ帰りの紳士が、

「神戸ビーフはよく食べるのかい?」と聞いてきたので、

「いや、ほとんど食べないよ。高いからね。」と答える会話から始まりました。

彼いわく、
「神戸ビーフは、もはや牛肉じゃない。」とのこと、

アメリカにいたときに何度か神戸ビーフを出すステーキハウスに行ったとかで、
その美味しさを、新鮮な表情で私とその場にいた仲間達に語ってくれました。

その場にいた何人かは、
「そんなに美味しいなら、一度食べに日本に行くか?」

なんて話しており、
あながち冗談でもなさそうでした。


このことから、
日本の食文化について
改めて見つめなおしてみたのですが、

やっぱり、
日本食って美味しいですよ。

寿司とかに代表されるいわゆる「珍しい」ものが
外国人には人気になっている。

そんな風に捉えている方は多いと思います。

しかし、大前提として
日本人の味覚の鋭さと、
食材の豊かさが存在するのです。

その上に織り成された食文化は、
やはり異文化の人々にとっても、
魅力的なものとして訴えるエネルギーをもっていると感じています。

しかし、現状は
寿司、てんぷらなんてものに代表される、
一部しか売り出せていないのかな?というのが実感です。

それどころか、
タイで経験したことなんですが、
ある国の企業が、とても日本食とは呼んでほしくない、
まずい料理を日本食レストランとして出しているなんてこともありました。

しかも、結構繁盛しちゃってる。

あれを、
日本食だなんて思われたら、
日本の魅力半減ですよ。
 
食の積極外交、アピールは
日本の観光活性にも直結する問題だということです。

以上


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2012-04-09

あなたには麻薬所持の疑いがかけられています。 エチオピア ボレ空港入国審査

のんびりインドを見て回る予定でしたが、
実はビザが五日後に切れるという、
ご指摘を友人からいただきまして、
悩んだあげく急きょアフリカ、エチオピアへのフライトを決めました。

あわてて出立したわりには、
アディスでのCSホストも事前に見つかっており、ひと安心しておりました。

ドバイ経由の
キングフィッシャー、エチオピア航空も
無事に接続し、朝8時ごろアディスアベバのボレ空港へと到着したのです。

おぉ、エチオピアの空港きれいやな〜。
なんて、イメージよりはるかに近代的な空港の外見に
初めてのアフリカへの不安も和らいでおりました。

タラップを降りて、
バスに乗って空港内に入った瞬間でした、

トランシーバー持った私服のオッサンが

ちょっといいですか?
パスポート拝見しますね?

と、にこやかに近づいてきた。

どうぞどうぞ。

ほかの人は止められないのが気になるけど、
見た目外国人らしいのは僕だけだしね。

おっさんは私のパスポートを
さも意味ありげにじっくりとみつめたあと
突然こういいました。

あなたには麻薬所持の疑いがかけられています。

、、、はっ?

いや〜これだけいろんな国を旅してるからね。
調べさせてもらいますよ。

と言われると、なるほど、たしかにね。
疑いたくなる気持ちも理解できます。

いいですよ。
全面的に協力しますよ。
どうせなにも出てこないんだし。
けど、その前に先にトイレに行かせてもらえませんか?
飛行機内でずっと我慢してたんで。

えぇ、もちろん。
奥の事務所にトイレがあるから、
そこに案内しますよ。

なんだ、結構融通きくな。

ということで、
入国審査などもすっ飛ばして、
空港ないの別室へ移動しました。

おっさんも、
そのあと私を取り囲むようについてきた
若めの係員も、みんな紳士的で、
おもわずアムハラ語をならったりと和気和気藹々。

こりゃ、すぐに終わるな。
と心の中で楽勝モードを感じていると、

おっさんが、

じゃ、トイレね。

ということで、すぐそばの
トイレに案内してくれました。

そこでご丁寧にトイレの便座まで
私を案内してくれた瞬間、、、衝撃の一言。

じゃ、ここで見てるから、う×こして。

ん!?え?みてるから?なんで見てるの?

いや、麻薬とかね
持ってないか調べるからね。

え、その目の前で
マンツーマンでみてるんですか?

そうだよ。
絶対勝手に流しちゃダメだよ。

ということで、
おっさんに見られながら、う×こをするはめに。

、、、。

その後、う×こにも、
カバンの中にも麻薬は発見されず、
約1時間後無事に解放されたのでした。

ちなみに、
のちほどエチオピアで会った人の話だと、
機内食などを異常に食べなかったりすると疑われることがあるそうです。

そういえば、たしかにスッチーの目の前で
ほとんど手をつけなかったな。

みなさん、出されたものはしっかりお食べになって下さい。
でないと、とても恥ずかしい経験をさせられるかも。

けど、朝の四時に食欲なんてあるわけないだろ〜。


以上

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