エレバンを出て、
南部の町ゴリスに向かうことにしました。
途中、
アルメニアでも最も有名な
ジェルムーク温泉に立ち寄ることにしました。
朝一番で、
リタを出て、
バスターミナルへ。
いろんな人に聞いて回った結果、
あるミニバスの運転手が、
「ジェルムークまで連れて行ってやるから5000ドラム(約1000円)払え」
とのこと。
とりあえず、
その言葉を信じて
バスに乗り込んだのですが、
途中の町で
「ジェルムークに行くなんておれは言ってない。金も返さない。」
とか言い出したので、
散々文句言ってバスをおりました。
ジェルムーク温泉は
エレバンからゴリスに向かう幹線道路から30分ほど脇に入った、
山の上にある温泉地なのです。
結局、
タクシーをチャーターして、
幹線道路までの往復を4000ドラム(約800円)でお願いしました。
山の上に広がる町の景色は
これまた美しい。
アルメニアは
どこを切り取っても絵になります。
「温泉ならココだ」
そういって、街の中央部に位置するホテルの前でタクシーを降ろされました。
受付にすすむと、
辛うじて英語が通じる様子。
ただ、厄介なことに
「まず医師の診察を
受けてもらいます。」
だそうです。
「いや、温泉だけ入れれば、いいんだけど?」
「診察は簡単にすみますから。」
そういって、
医師のいる部屋に案内されました。
血圧を測ったら、
「どっか悪いとこあるの?」
と聞かれたので、
「特には無いです。」
と答えると、
「そ、じゃいいわよ。」
これだけで診察は終わりました。
次に、浴室まで案内されるのですが、このホテル、かなり、しっかりとした医療設備が整っています。
建物一階部分は医療施設。
二階部分が客室のようです。
んで、
通されたのは個室に
バスタブがポツンと置いてある
無機質なお部屋。
看護婦さんらしき人が、
「入浴時間は20分までです。」
と念を押して去っていきました。
湯の質はたしかに良いらしく、
軽い硫黄泉のようです。
どうやら、
ここは温泉を楽しむというよりは、近隣諸国のハイソな人々が、
温泉医療を受けるための専門施設のようです。
温泉を楽しむという感じでは無いけれど、ヨーロッパらしい温泉利用法を初体験!ということで、
それなりに興味深かったです。
また、
ホテルの周辺には
飲泉施設があります。
ユニークなのが、
いくつかある飲み口が
25度、30度、35度、、、
というふうに
温度ごとに分けられている
ことです。
ただ飲んでみると
実際、そんなに温度の違いがなかったけど、、、。
以上
次も世界八十八湯温泉巡り@アルメニア。完全ローカルオンリーの
秘湯を見つけました!
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起源、私のふるさと、別府とは
一体どんなマチなのか?
気になった方も、気にならない方も以下のサイトをチェックするといい事あるかも、、。
別府八湯温泉道 公式HP
http://onsendo.beppu-navi.jp/
NPO法人 ハットウ・オンパク
http://www.onpaku.jp/
混浴温泉世界2012
http://mixedbathingworld.com/
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