2012-07-29

「日本の英語教育の根本的な問題点」日本考@グルジア


トルコやグルジアでは、
英語が通じないことで
困ってしまうことが多かった。

もちろん、
私自身まだまだ大してお話できるわけでは無いのですが、

とはいえ、文脈としての意味がないどころか、簡単な単語自体が通じないので参ります。

それもそのはず、
ラテン文字と似たような
アルファベットを使っていても、
その発音は全く違うのです。

なので、おおよその解釈で、
ラテン文字読みで発音のしてみても、全く通じません。

ラテン文字を正しく発音しても、
伝わらないわけです。



さて、
んなことを
幾度か経験する中で、

はたと気づきました。

「あぁ、アルファベットは表音文字だった。」

「何を当たり前のことを今更!」

というツッコミを
受けるかもしれません。

しかし、
この当然だが、
最も重要なのことが
日本の英語教育の中では
軽視されていないでしょうか?

6年間も学校で英語教育を受けているのに、

「R」と「L」の発音の違いが
わからない人達として世界でも
有名な日本人。

笑い話のように、
自分たちでもネタにすることがありますが、

しかし、これ笑い事じゃなく、
単に英語教が苦手とかでもなく、
そういう以前の重大な問題なんです。

ご存知の通り、
私たちのなじみ深い「漢字」は
表意文字。

文字そのものが、
意味を表しています。

なので、私たちは
基本的に読み書きの文字文化に
慣れているのです。

一方、
アルファベットは表音文字です。

その文字自体が意味を持つことは
無く、発音記号としての役割に
重点がおかれます。

なので、
英語は読み書きよりも、
話して聞くことに重きをおかれた文化です。

正しくコミュニケーションを取るためには正しく発音することが、必須なのです。

この当たり前だけど、
大前提としての違いを、
日本の英語は教育では意識がしているように感じられるでしょうか?

受験勉強のため云々とかじゃなくて、単語を書いて覚えるなんて、それだけではあまり意味が無いのです。


音として覚えて、
音としてアウトプットできなければ、6年間の英語学習はゴミ箱に
時間を捨てるのと同じことなのです。

まぁ、今現在
中高生がどんな英語教育を受けているのかは知らないけれども、

このこと、
どれだけの先生が
意識しているのか、正直、
疑問です。

学生の皆さん。

英単語の読みをカタカナで
表記して教えてくれる先生には
気をつけましょうね。

まぁ、
英語をツールとして
使いたければの話ですが、、、

とにかく、
この大きな違いの上に
私たちは英語学習をしているの
だと意識しなきゃなりません。


以上

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