2012-07-23

「これぞ本物の湯治場!!」世界八十八湯温泉巡@ウガンダ


前回紹介したブヨニ湖には
結局、三泊もしてしまいました。

ドミトリーも快適だし、
値段も安いかった。

特に思いで深いのは
仲良くなったDrewとの
カヌーフローティング、、、、

そんな心地良い思い出を携えながら、再びカバレの街へ。

今日は午後には
カバレから再び首都カンパラに戻る予定。

その前に、
もう一カ所温泉を探しに行こうとおもいます 。

前回温泉に連れて行ってくれた、
バイタクドライバーの
フランクを探し出し、

「新しい温泉に連れて行って!」

とお願い。

すると、

「ちょっと遠いけど、
すっごく良い温泉があるから
そこに行こう!」

そして、往復の料金も
20000シリング約600円と良心的。

なので、
ふたたびフランクと共に
温泉を目指します。

片道40kmの道のりは
予想通りにハードでしたが、
ウガンダの山奥の風景や、
村の生活が垣間見られて楽しい
もんです。

どうも、
この温泉はフランクの
地元に近いらしく、
道端ですれ違う人みんな、
彼と明るく挨拶を交わします。


んで、
たどり着いた場所には、
面白い景色が広がっていました。


そこには小川が流れていて、
そのそばに藁を重ねただけの
小さな小屋が幾つもならんでいます。

近づいてみると、
その小屋の中で
横になっていたり、
料理をしていたり、
人が生活していました。

「みんな何してるの?」

とフランクに聞くと、

「それぞれ、身体のどこかに
怪我や病気を抱えていて、
それを治すためにここに来ているんだよ。ウガンダの田舎では病院にかかるのは難しいからね。」

とのこと。
つまり、ここは天然の湯治場なのです。

近くで料理をしていた
おばちゃんに話を聞いたところ、

旦那さんが足を
骨折かなんかしたらしく、
ここから200km離れた小さな村から2週間前に出て来たそうです。

「すごい!ここで二週間!?
そんなにいいお湯なのか?」

ということで、自分もいざ入湯。

源泉からは高温で強い硫黄臭が
周囲に漂っています。

泉質は抜群、周囲の緑と
澄んだ空の景色が美しい
完全天然の露天風呂。

湯治にきているみなさんも、
シャイだけれども温かく迎えてくれます。

これらの雰囲気のすべてが
現在の故郷別府、鉄輪温泉あたりで見かけられる湯治場の雰囲気と
どこか通じるところが感じられます。

きっと、
私が生まれるもっとずっと前の
別府でもきっとこんな感じで
のんびりとした湯治を
してたんだろうな。

と、イメージが湧いてきました。

ここは、
観光客なんて来なくていい。

ずっとこんな素敵な湯治場で
あり続けて欲しいなぁ。


以上

次回は、ウガンダの小さな学校から学んだこと、ウガンダ日本考。

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