イスタンブールを離れ、
一路トラブゾンへ参りました。
イランビザを取得して、
この後グルジアへと入国する
つもりなのです。
トラブゾンでの
イランビザ取得は本当に簡単で、
朝九時に申請、その日の午後四時にはゲットできました。
なので、
その日の夕方便で
トラブゾンから山奥に入った
温泉地アイデルへ向かうことにしました。
トラブゾンから、
隣町まで公共バスで移動、
その後ミニバスに乗り換えて
アイデルへと向かいます。
ミニバスのドライバーも
「今日はこれが最終便だ、お前は
ラッキーだな」
なんて気さくに話しかけてきます。
「ま、よろしく頼むよ。」
ってことで、
午後6時半ごろアイデルへ向けてミニバスは出発。
谷沿いの道を順調に山奥へと
向かって走っていきます。
「これはきっといい温泉があるぞ。」
と期待に胸を膨らませていたころ、40分くらい走った山中で、
バスはストップ。
「今日はプロブレムがあるから、
ここでお終いだ。こっから先はタクシーかなんか使ってくれ。」
「え?何?何のプロブレム?さっきまで最終便だとか言いよったやろ!?
アイデルまでタクシーだといくらかかるの?」
「そうだな。ここから20キロ弱はあるから、60リラくらいだな。」
「は?一日30リラで生活している人間にそんなタクシー代出せるか!つーか、アイデルまで行くって言ったじゃん。」
「でも、プロブレムだから、、」
ってなやり取りを続けてみたものの、ドライバーの煮え切らない
態度が頭にきたので、
「もういいよ!歩いて行くから!」
と勢いで、
ミニバスを降りてしまいました。
辺りは真っ暗。
かろうじて見つけた
道路標識には
「アイデル17キロ。」
くわぁ、けどしょうがない。
「寒くもないし、
歩けば四時間くらいで着くやろ。」
ということで
登り坂をテクテク歩き始めました。
すると、
その五分後くらいに
一台の車が後ろから近づいてきます。
助手席の人が
窓を開けて何やら言っている。
よくみると、さっきのミニバスのドライバーじゃないか!?
「この車がアイデルまで送ってくれるから、乗っていけ。」
そう言って、
ドライバーを紹介してくれました。
「え!何?俺のためにわざわざ車探してきてくれたの?ありがとう。」
何やら、
ミニバスには
本当にプロブレムがあったらしく、先に進めなかったようです。
けど、
わざわざ代わりのドライバーを探して追いかけて来てくれるなんて!!
「あんた本当にいい奴やったんやな。ありがとう!」
とミニバスドライバーには
別れを告げて、その後車は
無事アイデルへと到着、
そのドライバーさんも親切な方で、お金は取らないのはもちろんのこと、夜中の宿探しを手伝ってくれました。
その晩は、
山小屋みたいな宿に一泊し、
翌朝宿の目の間にある大浴場へ。
朝風呂なので綺麗だし、
泉質もよくってノンビリ楽しむことができました。
町の景色も美しいしね。
何より、
トルコの人々の温かさに
癒された温泉巡りとなりました。
以上
次は、美しの国グルジアへ。
山好きなら是非訪れてほしい
ウシュグリ村をご紹介します。
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世界八十八湯温泉道の
起源、私のふるさと、別府とは
一体どんなマチなのか?
気になった方も、気にならない方も以下のサイトをチェックするといい事あるかも、、。
別府八湯温泉道 公式HP
http://onsendo.beppu-navi.jp/
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http://www.onpaku.jp/
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