2011-02-03

金沢観光

金沢でレンタサイクル、という小さなお楽しみ計画が
雪のためあっけなく挫折。

気を取り直してバスに乗り込み
駅から町の中心部へ向かいます。



金沢にはこのような小さめの周遊バスが結構まわってます。
乗ってみると狭いな~という印象ですが、
乗客の互いの距離が近くなるため自然に会話が生まれる
という効果があるそうな。

この距離感、フィリピンのジプニーを思い出します。

確かに、混んでても満員電車のような殺伐とした雰囲気ではなく、
席を譲りやすい温かい雰囲気ではあります。



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さて、金沢観光といっても、だいたい行ったことがあるので、
今日は温泉が目当てです。

自転車で行くはずだった石引温泉は次回におあずけ。
兼六園下でバスを降り、みろく温泉へ向かいました。



お湯は循環ですが、茶色っぽい色はきっと温泉なのでしょう。
浴室の隅っこと、建物の入り口前で飲泉も可能です。
ぬるめですがぽかぽかと身体が温まります。

観光地兼六園の近くですが、
以外にも(?)お客は地元のおばちゃんばかり。

話題はもっぱら最近の大雪や雪かきについて。
昭和38年の三八(サンパチ)豪雪の話題も飛び交い、
しみじみ、ここは石川だなぁ~と感じました。

さて、ふと気がついたのは、
脱衣所のロッカーの上にずらりと並ぶ温泉グッズ。

別府でも地元民が多い共同浴場にはシャンプーや洗面器など
マイ温泉グッズが置かれているのをよく目にしますが、
このみろく温泉ではその半分ほどが、風呂敷に包まれているのです!

赤や桃色、橙色など、華やかな風呂敷包みが
レトロな銭湯の雰囲気に溶け込んでいる様が
なんとも金沢らしいというか、みやびで奥ゆかしいなと
ひそかに感動してしまいました。

ぜひともその様子を写真に撮りたかったのですが、
お客さんが多かったので断念。

代わりに入り口からなんとか撮影してみました。
こちらから見えるのは薄緑の1つだけですが。。



金沢の他の温泉・銭湯もまわってみたくなりました。

兼六園から徒歩10分かからないくらいなので、
観光ついでにぜひどうぞ。

HP: http://www6.ocn.ne.jp/~hoteisan/701/index.html

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お次は私の大好きな21世紀美術館。
石川に里帰りするたび、ほぼ毎回訪れています。

久々に来ると、建物の外に不思議なオブジェが…?





周りが雪だったので、色が反射してとても素敵でした。

この美術館、展示の閲覧は有料ですが、
美術館自体は無料で入れるので
観光で歩き疲れたら、館内にたくさんあるイスで
休憩だけするのもオススメです。

今日は女子高生がソファのところでだべっていました。
それはそれで賛否両論かもしれませんが、
市民が本当に気軽に立ち寄れるこの感じ、私は良いと思います。

要は、市民が自然と集まりたくなるような、
気軽に出入りできる、無料のスペースが大事なのです。
公園もまたしかり。



21世紀美術館で一番好きな展示:
ヤン・ファーブルの『雲を測る男』

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観光に力を入れる金沢市。
将来的には市内での公衆無線LAN化を目指すそうです。

旅の形は人それぞれあるものの、
旅先でインターネットが自由に使えるかどうかは
非常に重要なポイントだと感じてます。
(もちろん、旅だけじゃなく仕事や日常生活でも)

公衆無線LANは、前述のコミュニティーサイクルとともに
ぜひとも取り入れてほしいですね。
公衆無線LANに関する記事:

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