バタワース－クアラルンプール マレーシア長距離バス

バタワースに着いた私たち。
とりあえず人の波に乗って改札を抜けます。

到着したのはお昼の１時過ぎごろ。
クアラルンプール行きの次の列車は３時か夜の１０時。

そこへバスの客引きのおっさんが、
「クアラルンプールまでバスで４時間！２時半にすぐ出るよ！３５リンギ！」
鉄道よりもバスの方が早そうだし、値段もほぼ一緒だし
鉄道にちょっと飽きたのでバスに乗ることにしました。

駅の近くにあるバスターミナルには
いろんなバス会社のバスが止まっており
いろんなところから「KLKL！！（クアラルンプール）」
とお声がかかります。

私たちはとりあえず駅で声をかけられたおじちゃんに
３５リンギを支払いチケットをゲット。
おじちゃんは
「じゃ！みんなご飯でも食べてきて！」
と言い残し、笑顔で去っていきました。

時刻はすでに２時半近く。
ご飯食べてて間に合うのかなーと思いつつ、
近くの市場のようなところでお弁当を購入してバス乗り場に戻りましたが、
待てど暮らせどバスは来ず。

バス会社のカウンターが集まるところヘ行き
該当のバス会社で時間を確認したところ
３時半と書いてあるではないですか。
周りにいるスタッフらしき人々に聞いてみると
みんな「3時半」と答えます。

どうやら客引きのために、おじちゃんが小さなウソをこいた様子。
同じマレー鉄道に乗っていた外国人観光客は
ほぼ皆さん引っかかっています。

ちなみに、ほかのバス会社でバスの値段を確認したところ、
これは３３リンギから３７リンギまでまちまち。

バスでバタワースからクアラルンプールへ向かう旅人のみなさんは
きちんとバスターミナルでバス選びをしてくださいね。

補足：

バスターミナル近くのご飯やさん。
チキンカレーがバリウマでした☆☆☆

３時半。
定刻どおり？バスが来たので乗り込みます。
別に悪くはないのですが、絶対３５リンギもしないでしょー
って感じのバスです。



車内は満席。クーラーがほぼきかず、かなり暑い。
さらにシートのクッションがいかれてて、ゆれるゆれる。
おじちゃんの話だとクアラルンプールまでは約４時間。
しかし、なぜかこのバス、スピードが超のろい。
周りの車は当然のこと、バイクにもがんがん抜かされております。

さて、満員のバスきついなー
と思っていましたが、２時間ほどのちについたイポーで
マレーシア人の乗客はみんな下車。
残りは私たち外国人旅行者のみとなり、
なんとかやや快適なバス旅になりました。

そしてようやくクアラルンプールに到着。
時刻は夜の１０：００。
出発から6時間以上かかってしまいましたが、
東南アジア時間ということで。



無事到着したのは良いものの、さてここはどこ？
周りには駅も何もない様子。
下車したところからちょっと離れた場所にあるバスターミナルで
人々にいろいろ聞いてみると、
ここはどうやら郊外のバスターミナル。

しょうがないので、タクシーで本日の宿があるチャイナタウンへ。
お値段は定額クーポンで１７リンギちょい。

タクシーカウンターのおにいちゃんの笑顔に癒されつつ
バスターミナルを後にしました。



このあと、いよいよクアラルンプールでの生活が始まるのですが、
この町のバス事情、想像以上にやっかいなものでした。

次回はマレーシアの長距離バス事情をお伝えします。

つづく。