7~8年前、千明がサイゴンに留学していた時の足は
もっぱらバイク!『Honda Super Cub』でした。
原付なら免許がいらないし、
やっぱベトナムに来たらバイクだよね!という軽いノリで
日本でも乗ったことない原付を中古で購入。
何度か道で他のバイクに衝突しつつも、
快適なバイクライフを送っておりました。
しかし、今回の滞在ではバイクを借りなかったおかげで
バスの便利さに目覚めることができました!
何といってもその安さが魅力!
タクシーだと10万ドン(約400円)かかるところも
バスならたったの4000ドン(約16円)。
どこまでいっても4000ドンなんです!
バスのグレードやシステムは行き先によって様々。
古いものはクーラーもついてないけど
新しいのは日本のバスと比べても遜色ありません。
支払いも車掌がいるタイプと運転手が一人で管理するタイプがあります。
とにもかくにも、バスに乗るにはまずバス路線図をゲットしましょう。
路線図はベンタイン市場前のバスターミナルで無料でもらえます。
また、バスのHPはベトナム語のみですが、
左側の"So do tuyen"をクリックすると以下の路線図を確認することができます。
表は路線図、裏は各ラインの行き先と停留所の一覧です。
便利ですね~。
ではバスの乗り方。
①行きたい場所にバスが通っているか確認
②バスの番号を確認
③バス停でお目当てのバスが来たら手を挙げて運転手にアイコンタクト(重要)
降りる人がいないと、バス停は結構素通りされます。
④前から乗車。
⑤車掌がいればまず席を確保、いなければ入り口で前払い(4000ドン)
⑥車窓からの風景やバスの乗客を眺めて楽しむ。
⑦降りる場所が近づいたら下車ボタンを押して後ろの出口に進む。
⑧バス停があってたら下車、間違ってたら無視して次へ。
ただ、バスに乗ったはいいものの、
日本のバスのように各バス停の前でお知らせはしてくれません。
たまにしてくれてもベトナム語を聞きとるのは旅行者には至難のわざ。
なので、私たちもバスを降りるときはいつもカン(笑)。
行き先がどんなところか事前に知っていれば、これで結構なんとかなります。
あと、地図を見ながらとかね。
または、停留所名がわかっていれば運転手や車掌に告げて
バス停に着いたら教えてもらうという手もあります。
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ホーチミンのバスシステムをなんとなくつかんでいただいたら、
次は実際に私たちがよく使っていた路線をご紹介しましょう。
まずは何と言っても1番バス。
ベンタイン市場とチョロンを結ぶラインで、
最新の車体が導入されています。
バスを外の正面から見ると、行き先が電光掲示されており
遠くからでも見つけやすい!
ブルーの車体です。
このバスは私たちが泊まっていた宿の近くにバス停があり
(デタムやブイビエンのすぐ裏、チャンフンダオ通り)
ベンタイン市場を通過してオペラ劇場やドンコイ方面まで行ってくれるので
旅人にはとても使い勝手がよい路線かと思います。
耳を澄ませば、次の停留所をテープがアナウンスしてくれているので
ビギナーにもオススメです。
もちろん、ドンコイとは反対方向に乗れば、
チョロン(中華街)にも簡単に行けちゃいます。
お次は18番と50番。
この路線は、宿の近く(ファングーラオやベンタイン市場のエリア)から
大学に行く際に使えるバスです。
サイゴンに留学する人はたいてい『人文社会科大学』に通いますが
その大学があるディン・ティエン・ホアンを通ってくれます。
大学近くの動物園もオススメですよ。
フランス時代につくられたものだそうです。
最後はカウチサーフィンでお世話になった友人宅や
お茶の先生宅に行く際に使用した、65番、13番。
ベンタイン市場からタンビン区という空港近くのエリアまで行ってくれます。
もちろん空港に行くバス路線も別にありますよ(152番)。
よくみかけるのはグリーンの車体。
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いかがでしょうか。
タクシーやバイクに飽きたら、このローカルバスもぜひお試しください。
最初はちょっとわかりづらいけど、
慣れてしまえばこの安さとスリルがやみつきに!
最悪、行き先を間違えても同じ路線のバスに乗れば帰ってこれます。
ちゃんと目的地に到着した時の達成感は、
タクシーでは味わえないものがありますよ。
バスが好きな人も嫌いな人も、ワンクリック!
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