2011-09-24

「『起業しろ!』だよ(笑) 」 APU卒業生インタビュー第八弾 ベトナム Nga (ナー)さん

今回、私たちはインタビュー前日にNgaさんが経営する「MESS」の一店舗にお邪魔しました。

まずはそちらのご紹介。
場所はハノイの中心部ビンコムタワーのすぐそばです。


まず驚くのがお店の外観のおしゃれさ。
ここだけ渋谷です(笑)。

お店の中に入ると、
千明さんは終始「へーカワイイ~!」と叫びっぱなし。。

お店のスタッフさんもフレンドリーで
初めての訪問ながら、居心地の良い雰囲気でした。

「こんなお店の経営をしてる卒業生ってどんな人やろ?」
そう思いながらインタビュー当日を迎えたのでした。

今回のインタビューもベトナムはハノイから。
場所はオペラ劇場近くのお洒落なカフェ(My Way)です。

Ngaさんはこのインタビュー直前にも
N○Kさんの東京カワイイTVにも取材されるような方です。

なので、初めてお会いしたNgaさんのあまりの美しさとオシャレ具合に
夫婦共々緊張しっぱなし!終始ドギマギしてしまいました(笑)

(Facebookプロフィール写真より)

もちろん、お話の内容も刺激的でした!!
では、以下インタビュー内容をお楽しみ下さい!!


氏名    Hoang Viet Nga さん
卒業年度 2004年春 (2000年秋入) 
学部    APM
出身地  ベトナム、ハノイ
職業    NAA Co., Ltd. 経営者

(以下、KはKentaro、CはChiaki、それ以外はご本人)
①卒業から現在まで

K「まず卒業はいつになるんですか?」

「卒業したのは2004年の春です。
入学したのは2000年の秋なんですけど、
実質3年半で単位を取り終えて、その後大学には行きませんでした。」

K「じゃあ、早期卒業をされたんですか?」

「いいえ、早期卒業プログラムの申し込みには間に合わなかったから、
単位を3年半で取り終えて、先生に卒論だけ先に提出させてもらったんですよ。」

K「なるほど。そして現在のご職業はと聞かれたら(笑)?」

「ビジネスウーマン?(笑)NAAという会社の経営者かな?それがメインです。」

K「なるほどNAAという会社の事業の一つとして、
MESSというブランドも展開しているんですね?」

「そうですね。洋服を創って、お店で直接販売するのがメインで、
もう一つはイベント事業みたいなこともやっています。
私がTV番組やイベントの司会などをすることがあるので。」

K「なるほど。他には?」

「そうですね。少し長くなるんですけど、
学生時代にビジネスプランコンテストがあったじゃないですか?」

K「あぁ、ありましたね。」

「私、その時ブライダル事業のプランを出して優勝したんです。
それで東京でのインターンシップに参加させて頂いたんですよ。
実はその時から、ベトナムに帰ってからすぐにブライダル事業がやりたかったんです。」

K「なるほど」

「だけど、すごく資金がいることと、
その当時ベトナムではまだそういう需要は無かったので、
すぐには取りかからなかったんですよ。」

K「じゃあ、会社はブライダル事業をやるために創ったんですね?」

「最初はそうでしたね。でもそのうち、いろいろやりたくなって、
その中の一つで、『MESS』というファッションブランドを立ち上げたんです。」

K「なるほど。」

「会社立ち上げてから今年で6年経って、
そろそろブライダル事業もやり始めたいと思っています。」

K「なるほど、ちなみにビジネスプランコンテスト後のインターンは
どこの会社に行かれたんですか?」

「テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)に行かせてもらいました。」

K「良いですね~。ところで話が前後するんですが、APUを卒業してからは
どういった流れで今に至るんですか?」

「まず単位も取り終わったので、半年余ったじゃないですか。
なので東京に出て、109で働きながら、洋服の事を勉強して。
他のバイトも同時進行で資金を貯めていました。」

K「109にいらっしゃったんですね!」

「短期間だけでしたけどね。その後はハノイに帰ってきて、まず市場調査から始めました。
その一環で、ブルーエクスチェンジっていうベトナムの大手カジュアルウエア・ブランドが
あるんですが、そこでマネージャーのような仕事をさせてもらったりしてました。」

C「いきなりマネージャーですか?」

「そうですね。その会社の社長さんが人間的に気に入ってくださって、
『いろいろ好きにやっていいよ』って。(笑)その時もちょうど近くの街で新しいショップをやろうとしていたので、その立ち上げのお手伝いをしたりもしました。その中でデザインや、仕入れや、
販売の勉強などを一年近くやりましたね。」

K「なるほど」

「そしてその後には、ドラマのお仕事が数カ月あって、
それが終わってからMESSを起業しましたね。」

C「いきなり女優もしたんですか(笑)?」

「いや、いきなりというよりは、
もともと名前が売れていると何かと仕事がやりやすいかなと思っていて、
それで受けたんですよ。偶然タイミング良くきたオファーですけど。(笑)」

K「面白いですね~」

「MESSオープンは2006年の6月でしたが、その年初めにドラマ撮影が終わって、すぐに起業準備にかかりました。」

K「開業資金はなかなか大変じゃなかったですか?」

「学生時代&東京でアルバイトして貯めたお金でだいぶ助かりましたね。」

K「そもそもブライダル事業などはいつからやりたいと思ってたんですか?」

「もともとビジネス全般興味があったんです。そのお金になるものと、
とにかく新しいものをいろいろベトナムでやりたかったです。」

K「なるほど」

「いまMESSでつくっているのは渋谷系のファッションなんですけど、
それも当時はベトナムに無かったので、先駆け者としてやろうって思ったんですよ。」

「ベトナムでのブライダル事業に関しても、
みんなに全く新しいチョイスを与えたいなっていう思いがあるんです。
例えばハウスウエディングみたいな、そういうオシャレなウエディングも
ベトナムではこれからじゃないかなって思っています。」

C「ベトナム人にとって結婚てすごく大切なイベントですもんね」

「最近のベトナムの若い子はオシャレな結婚式を挙げたいって子も多いし、
実際友達の結婚式に出ても、みんあお金も時間もかけているしね。
そういう意味で、ブライダルに関しては絶対これからだと思っています。
でも、ブライダルだけではなく、他にもやりたいことはたくさんあるんです。」

K「ということはNgaさんにとっては、ビジネスをすること自体に対して
好奇心があるってことなんですね?」

「そうだと思います。」

K「もともとビジネスがやりたいなと思うようになったのはいつなんですか?」

「子どもの時からみたいです。小さい時から、
私のおばあちゃんがやっていた雑貨屋さんの手伝いを誰よりも好んでやってたんです。
その時から自分は、お金づくりが好きなのかなって。」

K「へぇ~、面白いな」

「それで、中学も高校も何かお金を創る事を見つけると
興味深々だったりして。それで経営学を勉強したいと思ってAPUに入ったんです。
で実は、経営始めた当初は、株もやってみたり、土地の勉強もしてみたり。だけどぜんぜん続かず、、結局分かったのは、お金が好きのではなく、何かを新しく創ったり、それを運営したりするのが好きなんだって。」

K「なるほど。ちなみにいま、お仕事は順調ですか?」

「すごい順調ですね。おかげさまで。」

K「昨日お店にも伺ってきたんですけど、
隣のお店と比べると、めちゃくちゃオシャレですよね。」

C「あと値段が意外と安いですよね?」

「そうなんですよ。若い子向けに手の届きやすい値段設定にしてるんです。
高いものを売ってなかなかお客さんが来ないより、値ごろな値段で賑やかな感じのお店の方が好きだから。(笑)」

K「ちなみに社員さんて何人いらっしゃるんですか?」

「いまは、工場とお店2店舗含めて30人ちょっといます。」

C「Ngaさんは、日本語がすごくお上手ですけど、
大学以前に日本に住んでらっしゃったことはあるんですか?」

「子どもの時に二年ぐらい、
小学校一年と中学一年の時にそれぞれ大阪に居たんです。」

K「では、大学を決める際に、日本っていうのはそんなに遠い存在では無かったんですね?」

「そうですね。大学は絶対日本がいいってずっと思っていました。
APUもまた丁度良い時期に設立されたんで、、」

「なるほど。」


②学生生活を振り返って

Q、別府ではどこに住んでいたのですか?

「鉄輪。の安いとこ(笑)。バス停のすぐ近く。古賀アパート。
あとは何とか(鉄輪?)プリンスってところに居ました。ちなみに最初の半年はAPハウスです。」

Q、サークルやゼミ、バイトは?

K「サークルとかやっていました?」

「全然(笑)」

K「バイトは?」

「一番最初は学食でやりましたね。
そのあとはいろいろ短期のバイトをやって、城島高原でレストランやブライダルの
お手伝いもしてました。聖歌隊とかもやってましたよ。歌わされた(笑)。
けど、その時の経験でブライダルビジネスプランを書くことができたんです。
そこの男性のマネージャーさん、とてもいい人で、いろいろ教わってくださったんです。
今でも感謝しています。」

K「ちなみにその時書いたのは、ベトナムで行うブライダル事業だったんですか?」

「そうです。」

K「そのビジネスコンテストってだれが主催されたんですっけ?」

「久原先生が中心になってAPUが主催したんです。」

K「なるほど、APSだったからあんまり知らないのか?今も続いているんですかね?面白いな~☆
ちなみにゼミは?」

「だれだっけ?名前忘れちゃった。いっつも忘れちゃうんだよね。一番好きな先生なのに。」

K「ゼミの研究なんかもビジネスプランベースなんですか?」

「そうですね。」

Q、学生時代に力を入れたことは?

「ビジネスプラン探しですね。」

K「ビジネスプラン探しをするにあたって、別府っていう環境どうでした?」

「う~んとね。良くないね(笑)。なんていうのかな、(勉強など)集中するのには良い環境だった
けど、集中したあとはやり場がない。そういう意味で夏休みになるとずっと東京に行ってた。」

「というか、APUでビジネスプランコンテストに参加する前に、
2年生の時に『マネーの虎』っていう番組にもプランを出してたんですよ。
なぜかというと投資金が出るのと、自分のプランの確かさを確かめたかったから。」

K「あの『マネーの虎』にも出したんですか!?」

「収録のために、その時初めて東京に行ったんです。
その時から東京は刺激的なところだなって思いました。」

K「え?『マネーの虎』出たんですか(笑)?」

「出ましたよ(笑)。」

K「え、放送されたんですか?」

「放送ありましたよ。投資の話まで出たので、2回もです。(笑)」

K「じゃ、結果はどうだったんですか?」

「あの~吉川社長っていらっしゃったんですけど、あの方から出資頂けることになって、
ただまだ学生だったので、参加する場合、中途退学になるので、親からは
どうしても許しが出なくて。
プラス、ベトナム市場だから、投資&利益返還に関わる制度を調べた時に
少し難点がでてしまったりで、結局私から辞退したんです。」

K「面白いな~。ちなみに『マネーの虎』に出たことってAPUとかで話題になってました?」

「いえ、全然!(笑)。」

K「そもそも、大分で放送して無かったですしね(笑)」

「そう。でもそれが良かったかも。皆に見られたら絶対恥ずかしいから、、」

C「学生時代にバイトをしていた時から、将来のビジネスの資金を貯めなきゃっていう意識が
あったんですか?」

「それはありましたよ。あと、生活費も自分で稼がなきゃいけなかったし。」

Q、APUに入学したきっかけは?

K「そもそも、どうしてAPUに入学されたんですか?」

「奨学金が出たから。(笑)プラスAPUは環境が面白そうだったから。
最初は東京の大学に行きたかったんだけど、
そういう大学って入学や奨学金をもらうのも難しくって、
しかも当時はベトナムでの手続きも含むといろいろあって時間がかかりそうだったの。
だからなるべく、高校卒業後すぐ受け入れてくれて、奨学金も出て、
あとは自分の自由に活動させてくれる大学(笑)にしようと思って、APUがマッチしたんです。」

K「APUのことはどこで知ったんですか?」

「ハノイでAPUのガイダンスがあって、それにお父さんが参加してくれて
パンフレットを持って帰ってくれて、それを見てからですね。」

C「じゃ、ご両親はNgaさんが日本にでることは反対しなかったんですね。」

「もちろん。むしろ勧めてました。」

Q、別府の第一印象は?

「みんなと一緒だと思うよ(笑)。山の上なのには少しびっくりしたけど、
まぁ、勉強にはいいかなと思った。」

K「期待はずれでは無かったんですね?」

「全然そんなことは無かったですよ(笑)。」

Q、別府で好きな場所はありますか?

「全然遊ばないんですよ私。だから遊ぶのにどこがいいか全然分からない。(笑)
しいていうなら、別府じゃないけど、大分駅の近くの商店街にショッピングしに行くのがいつもの
楽しみだった。」

Q、地元の人で親しくなった人はいますか?

「深い付き合いではないけど、古賀アパートの大家のおばあちゃんはすごく親切にしてくれたり、
大分では、ファッションのお店を経営している女性オーナーの方とお付き合いさてて頂いたり。
2年前に別府にたまたま遊びに行った時もその方と再会しました。
地元の人は、とても親切だったことが今でも覚えています。」

K「Ngaさんご自身は大学2年目くらいからやりたいことがハッキリしてきたわけじゃないですか?
そうなると別府に居ることって逆にハンデになったんじゃないですか?
大学で勉強するより、早く仕事を始めたいっていう感覚ですよね?」

「まさにそうでしたね。」

K「面白いな~」

Q、学生時代の一番の思い出は?

「やっぱり、ビジネスプランコンテストに参加したことと、
それをきっかけにAPMの先生方やいろんな友達、あとは成功している経営者の方と
お会いできたことじゃないですかね?」

K「なるほど、お話が一貫していますよね。」

「ちょっとシンプルかも知れませんけど、、」

K「いや刺激になりますよ(笑)。」

K「因みに、ベトナム社会で女性起業家って多いんですか?」

「多いですよ。日本よりは多いんじゃないんですかね。
30%位が女性経営者だとか聞いていますよ。」

K「へぇ。」

「日本みたいに競争も激しくないし、共働きの文化もあるからかな。」

K「なるほど。僕10年ぶりのベトナムなんですけど、
やっぱり今のベトナムって凄く伸びそうな雰囲気を感じてます。」

C「今後MESSのお店は増やすおつもりなんですか?」

「そうですね、ベトナムの中部のダナンとホーチミンでもそのうち店舗を構えたいと思ってます。
あとインターネット通販も展開してますが、こちらも今後伸ばしていきたいですね。」

K「なるほど」


③未来に向けて

Q、APUがもっと良くなるためには何が必要ですかね?

「勉強の水準をもうちょっと上げて欲しいです。
楽だったんだけど、楽した分だけ、得たものも少なかった。」

K「なるほど」

「なんだろう。ベトナムの大学を出た人より知識が少ないかもしれない。
もちろん、環境から得たものは大きかったけど、
授業で得られた知識はあんまり無ーい(笑)。」

K「今はわからないですけどね。そういうご意見よく伺いますね。
日本社会自体で大学を卒業することが目的化していることもあるんですかね。」

K「ちなみにもしAPU生で、将来起業したいと思ってる子がいたら、何てアドバイスします?」

「『起業しろ』だよ(笑)。それだけ。」

K「なるほど」

「したいようにしたらいいじゃんって。それだけ。
私自身もこれからだし、まだ未熟すぎて、アドバイスなんてまともなのできないけど、
とにかく『やりたいことやりな』って。そのうちいろいろ道が開くから。そう思う。」

K「逆にやりたいことが無いって人も多いんですけど、そういう人にはどんなアドバイスします?」

「『結婚しろ』だよ(笑)」

K「確かにね(笑)。」

「やりたいことが無いってなんでだろうね?
まだ見つからないからだと思うけど?!どうかな。
でも、だからといって人間みんな何かに向かって走らなきゃいけないというのもないと思うし。
だって、人間それぞれ違うから、、
会社員をやって安定したい人もいれば、多少リスキーでもいろんなことに挑戦したい人もいる。
ただ自分のしていることに対してプライドを持ってやればいいんじゃないかな。
例えば、変な話、主婦になる人はやりたいことが無いのじゃなくて、家事手伝いということとか、
子供たちの面倒をみることがその人の好きなことだったら、それはそれですごくいいと思う。
逆に尊敬する。」

K「なるほど。ちなみにNgaさんが自信が無くなったり、落ち込んだりした時はどうしてます?」

「ボーっとして何も考えない。ダラーっとする。
そうすると自然にバッテリーチャージされてまた動き出せる。」

K「根本的にビジネスが好きっていうのは、やっぱり楽しいっていう気持ちが
おありなんですかね?」

「そう。すごい楽しい。仕事自体が趣味って感じ。
経営なんていつも上手くいくもんじゃないけど、いろいろ自分の思い通りになった時とか、
その達成感は最高に気持ちいい!」

K「目標にしてる人っています?」

「具体像はないけど、自分としては後々
ベトナムの中で尊敬される成功女性トップ10に入りたい。叶わぬ夢かな?(笑)」

K「いいですね。」

C「海外に出店したりはしないんですか?」

「いや、したくない。ベトナムが好きで、かつてホームタウン・ハノイに近いほど良い!
自分の国のために力を尽くしたいし、ハノイだけでもやりたいことやりきれないかも。(笑)」

K「自分に素直なんですね(笑)」

「自分の事は良くわかってるつもり。
だから、自分は自分のできる範囲だけをやっていく。」

K「なるほど。」

Q、これからの夢、目標は何ですか?

「NAAをファッションの分野でもっと地盤を固めると同時に、ブライダルとか、
美容関係だとか、いろんなことをやって育てていきたいと思ってます。」

Q、同じAPU卒業生へのメッセージをお願いします。

「ベトナムでビジネスしたい人は連絡して!(笑)
一緒に組んでいろいろやりましょう。」

K「面白いですね~」

「ベトナムで仕事がしたい人・手を組んでくれる人と出会いたいです。」

K「そういう人いるけどネットワーキングされていないんでしょうね。」

「いろんな人の強みを活かして、ビジネスやれれば最高ですよね。
あと、同じ大学の人だと安心できますし。」

Q、APUの現役学生、未来のAPU生にメッセージをお願いします。

「ちゃんと勉強して、自分の好きなことを大学で探してください。」

K「大学生活を無駄にしないために大事なことってなんですか?」

「なんだろう。とにかく、学生生活をエンジョイしたらいいんじゃないですか?
その中でいろいろ見えてくるもの・閃くもの絶対あると思います。」

K「その時、その時では、目の前の事がどう繋がってるかなんて
わからないんですよね?けど、とりあえず目の前にあることに
一生懸命取り組めばいいってことですよね?」

「そうだね。その時、その時で完全燃焼すればいいと思う。
なんか中途半端にエンジョイしなかったとか、ここに来て楽しくなかったとか、
そういうマイナス思考ではなくて、プラスに考えて。それが一番大事。」

K「なるほど。以上でインタビューは終わりになります。
忙しい中ありがとうございました!」


④インタビューを終えて(千明感想)

起業家を志す学生もちらほらいるAPUで、Ngaさんはまさに先駆けとなった先輩です。
学生時代から彼女が取ってきた行動の一つ一つや考え方は、
全ての学生やこれから何かを始めようと考えている卒業生にとって、
一つの良いお手本であり、刺激となるのではないでしょうか。

お話をうかがってると、どちらかというと落ち着いた雰囲気のNgaさん。
ですが、彼女の言葉の節々に、
自分の好きなこと、やりたいことを着実に実践していく
意志の強さやパワフルな行動力を感じ取ることができました。

また、彼女ほど学生時代の活動と現在のビジネスが直結してる卒業生も
なかなかいないように思います。

そういう意味で、自分のやりたいこと、自分はどういう生き方をしたいのか
そういったことを、人生の早い段階にはっきりとさせ、
学生時代の四年間をうまく活用できると、
卒業後のスタートが人より飛びぬけたものになるんだな、と感じました。

インタビューを読んでいただくと、

「やりたいことが分かっていれば、あとは必要なことをやるだけ。」

という彼女のシンプルで一貫した姿勢を見てとれると思います。

難しく考える必要はない。
一番大切なのは、まず自分の気持ち。

あとはとにかくやってみる。
今回のインタビューが、いろんな方にとって
一歩を踏み出す後押しになればと思います。

Ngaさん、本日は大変お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました!
(インタビュー実施日:2011/8/8)

以上

PS 読者の皆様へ
カンボジアで活躍する日本人APU卒業生情報急募!!
ご存知の方はメールで直接ご連絡いただけると有難いです!
(国際学生は既に確認済。)

ちなみに、たまに聞かれるのでお断りしておきますが、
この企画は個人のボランタリィな取り組みで、
大学および校友会などからの金銭的な補助などは一切頂いておりません。

唯一、APUをより良くしていきたいという皆様の励ましの声と、
ご協力をエネルギーにして継続しております。

何卒、お力添えよろしくお願いします☆


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