当初、プノンペンでは『King Guesthouse』という宿に
泊まろうと思っていた私達。
川沿いにほど近く、スタッフはフレンドリー。
水シャワーのファンルーム、ツインで10ドルはちょっと高いかな。
バスタオルもついてます。
しかし、チェックイン後、その夜会うことになっていた
母校APUのカンボジア人の卒業生が、ゲストハウスに迎えに来て一言、
「うちにくればいいじゃない?」
「・・・。」
「好きなだけ泊まってっていいよ。」
「じゃ、お言葉に甘えます!」
というわけで、結局ゲストハウスには泊まらず
早速その晩からお世話になることになりました。
***************************************************
彼の名はヴェセナさん。
(ヴェセナさんの詳しい紹介は今後アップする卒業生インタビューを乞うご期待!)
結婚してまだ1年もたたない新婚さんですが、
現在奥様は妹さんとフランスに行っているとかでご不在。
お母様と姪っこさんと一緒に暮らしており、
もう一人の姪っこさんが家事のお手伝いに来ています。
期せずしてカンボジアの現地の人のお宅に泊めてもらえることになりました!
カウチサーフィンじゃないけど、
現地の人がどんな生活をしているのか覗いてみます!
ヴェセナさんのお宅は、1階が仕事場、
2階が夫婦の部屋とお母様の部屋、
3階が客間、4階がキッチン、ダイニング、
リビング、カラオケルーム。
つまりかなりの豪邸です。
2年ほど前に家を買って、以来自分で少しずつリフォームしてきたそうな。
私たちが滞在したお部屋がこちら。
じゃん!
御覧の通り、なんとも素敵な客室!
トイレやシャワーまでついてて、ホテル並み!
ちなみにベッドは固めのしっかりとしたマットレスで
腰痛持ちの賢太郎は大喜び。
ダイニングからは悠々たるメコンの流れが見晴らせ
とてもリラックスできます。
この景色を見ながら、朝ラジオ体操すると超気持ちいい。
***************************************************
ほぼ一週間お世話になりましたが、食事も毎日いただいてしまいました。
朝はお粥に強い塩味のゆで卵、鮭とばみたいな魚の干物。
昼は主に麺類。ベトナム料理にも似た米の麺や、マカロニスープなど。
夜はご飯にメインのおかずとスープ。
だいたいいつもこんな感じです。
規則正しい時間に食べる美味しい家庭料理のおかげで、
外食に疲れていた胃がずいぶん休まりました。
昼食の準備風景
こちらはかつて日本に伝わって『うどん』になったカンボジアの麺料理。
実際カンボジアには『ウドン』という地名があります。
カボチャやお米も、そもそもカンボジアから日本に伝わったという説もあるそうです。
だから
『カンボジア』がなまって→『カボチャ』
『クメール』がなまって→『コメ』
だとか。
カンボジア料理は驚くほどバリエーション豊か。
野菜、肉、魚、どれも種類が豊富です。
しかも、タイ料理ほど辛過ぎず、
ベトナム料理ほど香草を使わないという隣国の良いとこ取り。
日本人にとって、馴染みやすい味付けと言えます。
***************************************************
最後に印象的だったのは、家族のつながりについて。
ヴェセナさんのお宅しか見て無いので他のカンボジアのご家庭は不明ですが、
以下のことがあげられます。
①家父長制
一番偉いのは大黒柱の父親(ヴェセナさん)であり、
食事も父抜きでは始まりません。
姪っこさんたちも、言いつけに決して逆らわず、
家事や仕事やいろんな用事をしっかりこなします。
私たちもヴェセナさんのゲストとして大変丁寧に扱っていただきました。
②家族の強い結びつき
ヴェセナさんは10人兄弟だそうですが、弟さんやお兄さんたちが
頻繁に同居のお母様を訪ねてきます。特に用事があるわけでもなく。
また、ヴェセナさんが一族の稼ぎ頭だからか、
姪っこや奥様の親戚まで、しっかり金銭的な援助をしています。
また、ヴェセナさんは友人との関係も非常に大切にしています。
彼の毎日の行動をひとつひとつ見ていても、
カンボジアの社会は、まだまだ地縁や血縁の結びつきが強く、
お互いに助け合って生活しているという印象を強く受けました。
他にも気づいたことがたくさんあるのですが、
長くなってしまったので、いったんここまで。
ヴェセナさん、ご家族の皆さん、本当にありがとうございました!
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カンボジアの生活について「なるほど~」と思った方、
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泊まろうと思っていた私達。
川沿いにほど近く、スタッフはフレンドリー。
水シャワーのファンルーム、ツインで10ドルはちょっと高いかな。
バスタオルもついてます。
しかし、チェックイン後、その夜会うことになっていた
母校APUのカンボジア人の卒業生が、ゲストハウスに迎えに来て一言、
「うちにくればいいじゃない?」
「・・・。」
「好きなだけ泊まってっていいよ。」
「じゃ、お言葉に甘えます!」
というわけで、結局ゲストハウスには泊まらず
早速その晩からお世話になることになりました。
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彼の名はヴェセナさん。
(ヴェセナさんの詳しい紹介は今後アップする卒業生インタビューを乞うご期待!)
結婚してまだ1年もたたない新婚さんですが、
現在奥様は妹さんとフランスに行っているとかでご不在。
お母様と姪っこさんと一緒に暮らしており、
もう一人の姪っこさんが家事のお手伝いに来ています。
期せずしてカンボジアの現地の人のお宅に泊めてもらえることになりました!
カウチサーフィンじゃないけど、
現地の人がどんな生活をしているのか覗いてみます!
ヴェセナさんのお宅は、1階が仕事場、
2階が夫婦の部屋とお母様の部屋、
3階が客間、4階がキッチン、ダイニング、
リビング、カラオケルーム。
つまりかなりの豪邸です。
2年ほど前に家を買って、以来自分で少しずつリフォームしてきたそうな。
私たちが滞在したお部屋がこちら。
じゃん!
御覧の通り、なんとも素敵な客室!
トイレやシャワーまでついてて、ホテル並み!
ちなみにベッドは固めのしっかりとしたマットレスで
腰痛持ちの賢太郎は大喜び。
ダイニングからは悠々たるメコンの流れが見晴らせ
とてもリラックスできます。
この景色を見ながら、朝ラジオ体操すると超気持ちいい。
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ほぼ一週間お世話になりましたが、食事も毎日いただいてしまいました。
朝はお粥に強い塩味のゆで卵、鮭とばみたいな魚の干物。
昼は主に麺類。ベトナム料理にも似た米の麺や、マカロニスープなど。
夜はご飯にメインのおかずとスープ。
だいたいいつもこんな感じです。
規則正しい時間に食べる美味しい家庭料理のおかげで、
外食に疲れていた胃がずいぶん休まりました。
昼食の準備風景
こちらはかつて日本に伝わって『うどん』になったカンボジアの麺料理。
実際カンボジアには『ウドン』という地名があります。
カボチャやお米も、そもそもカンボジアから日本に伝わったという説もあるそうです。
だから
『カンボジア』がなまって→『カボチャ』
『クメール』がなまって→『コメ』
だとか。
カンボジア料理は驚くほどバリエーション豊か。
野菜、肉、魚、どれも種類が豊富です。
しかも、タイ料理ほど辛過ぎず、
ベトナム料理ほど香草を使わないという隣国の良いとこ取り。
日本人にとって、馴染みやすい味付けと言えます。
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最後に印象的だったのは、家族のつながりについて。
ヴェセナさんのお宅しか見て無いので他のカンボジアのご家庭は不明ですが、
以下のことがあげられます。
①家父長制
一番偉いのは大黒柱の父親(ヴェセナさん)であり、
食事も父抜きでは始まりません。
姪っこさんたちも、言いつけに決して逆らわず、
家事や仕事やいろんな用事をしっかりこなします。
私たちもヴェセナさんのゲストとして大変丁寧に扱っていただきました。
②家族の強い結びつき
ヴェセナさんは10人兄弟だそうですが、弟さんやお兄さんたちが
頻繁に同居のお母様を訪ねてきます。特に用事があるわけでもなく。
また、ヴェセナさんが一族の稼ぎ頭だからか、
姪っこや奥様の親戚まで、しっかり金銭的な援助をしています。
また、ヴェセナさんは友人との関係も非常に大切にしています。
彼の毎日の行動をひとつひとつ見ていても、
カンボジアの社会は、まだまだ地縁や血縁の結びつきが強く、
お互いに助け合って生活しているという印象を強く受けました。
他にも気づいたことがたくさんあるのですが、
長くなってしまったので、いったんここまで。
ヴェセナさん、ご家族の皆さん、本当にありがとうございました!
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