「なに言ってんの?」は絶好のチャンス!
中国を旅していると
「なに言ってんの?」って事がしょっちゅうです。
こちらが中国語を話せず、向こうも英語や日本語を話せない。
なのにお構いなしで中国語でまくし立てられます。
まぁ、余裕がある時はそれも醍醐味ですが、
急いでいる時や疲れている時にそれは困ります。
それが続くとイライラもしてきます。
けど、ある時気がついたんです。
逆の立場で考えたら、日本語や英語でのコミュニケーションが
許される環境はそれだけで価値があるな~という事に。
例えば中国ではユースホステルの数と質が充実しており、
そこに勤めるスタッフ(大体20代前半の子が多い)の
英会話力は日本の同年代の平均値を遥かに超えています。
外国人旅行者としては、
そういった言葉に不自由が無い環境は積極的に選んでいきたいし、
ある意味では滞在先の最低条件にもなります。
つまり、お互いの扱う言葉の壁が高いということは、
逆を言えば、それを乗り越えれば、それだけで大きな武器(差別化)になるということです。
なら、全部を英語で話せるようになる必要があるか?
というと、そういうことでもありません。
たとえ流暢な英語でなくても、
「オヤスミナサイ」の一言や「ドウイタシマシテ」の一言など
ふとした瞬間に、宿のスタッフから何気なくかけられる日本語は
大きな親しみに繋がりました。(もちろん商売目的のような、胡散臭いやつは逆効果!)
さらにたとえ日本語で話さないにしても、、
出逢った人々に「ジブリの作品が好きだ」とか「地震は大丈夫か」とか
言われるとやっぱり親しみを感じますよね。
そして、多分、日本を訪れる外国人も同じだと思います。
それも立派な「おもてなし」では無いでしょうか?
以上
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