『世界八十八湯温泉道』
これは私たちが愛し、誇りにしている別府の温泉文化そのものと、
『別府八十八湯温泉道』を世界中に広めるための取り組みです。
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ベトナムに入って私たちが最初に訪れた温泉は、
ベトナム最後の王朝があった中部の古都、フエという町にあります。
立派な門構えは、その名の通り「リゾート」って感じかも。
ところが温泉に入るだけなら、なかなかお手頃なお値段。
フエの中心部からもさほど遠くないし、日本人も納得の泉質なので
フエに来た際は是非足をのばしてみることをお勧めします☆
≪一般情報≫
温泉地名:フエ
営業時間:6:30~22:00 と施設内の看板にあり。
(ホテル併設のスパリゾートなので、多分休業日もないんでしょう)
料金:大人60,000ドン、子ども30,000ドン
(含まれるもの:温泉、シャンプー、石鹸、タオル、水着、ミネラルウォーター、ロッカー。
これにスイミングプールやマッサージを追加すると、値段も加算されます。)
泉質:たぶん硫黄泉?強酸泉?
アクセス:フエの町からThuan An Beach方向に10kmほど。
途中一度右に曲がりましたが、基本はメイン道路をまっすぐでした。
バイクかタクシーで15~20分ほど。
さて、受付で支払いを済ませ、大きな公園の様な敷地を進んでゆくと、
おお、ありました。温泉。
リゾートっぽい雰囲気と裏腹に、あたりはかなり濃厚な硫黄臭。
中国四川省の二道橋温泉ほど強烈ではないにしろ、
別府の明礬温泉に似た強い香りがムンムンします。
ウロウロしているとスタッフのオバちゃんが近づきてきて
まずは更衣室に案内してくれました。
水着のレンタル料が込みなのはありがたいですが、、
可愛くない。
しかもよく見ると使い古した感じ。
男性用はこちら。
千明は持参した水着を着ましたが、賢太郎は張り切ってレンタル水着を着用。
着替えが済むと、夫婦別々に個室のお風呂へ通されます。
これも温泉かな、と思いましたが、どうも温泉ぽくない。
というか普通の水。
外の温泉の方があまりに魅力的なので、
身体をさっと流していざ露天へ!
≪評価≫
清潔さ:3
泉質:5
人情/ホスピタリティ:3
コストパフォーマンス:4
興味をそそるユニークさ:3
雰囲気:3
合計:21点/30点
≪コメント≫
一見プールのようなのんきな雰囲気の温泉ですが、
その泉質は一級品。温度も41~42℃でしっかり暑く、
炎天下の下ではいろんな意味でクラクラします。
お水がサービスなので、しっかり水分補給しましょう。
プールのような浴槽は3つで、それぞれ温度が違うはずですが、
全く同じに感じられました。
プールサイドに横になれるイスがあるので、
5~10分おきに休み休み温泉を楽しむことができます。
温泉が強すぎるのと、ベトナムが暑すぎるのとで
長く入浴できないのが残念でしたが、
値段も安いし、タオルや石鹸などのアメニティーも充実していて
満足度の高い温泉でした。
効能:皮膚病、婦人病、動脈硬化、リューマチ、肩や手首などの関節痛、デトックスなど
温泉治療(?)のお医者様もいるそうですが、あまりにお客がいないせいか、
私たちの行った日はお目にかかれませんでした。
≪おまけ≫
ちなみに、この温泉よりバイクであと10分ほど先へ進むと
静かなビーチに出ます。
(バイクの駐車料金1万ドン?!絶対ぼってる!)
リゾートの雰囲気はないですが、地元の子どもたちが
楽しそうにはしゃいでいる様子が見られました。
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