『世界八十八湯温泉道』
これは私たちが愛し、誇りにしている別府の温泉文化そのものと、
『別府八十八湯温泉道』を世界中に広めるための取り組みです。
*******************************************************************
ニャチャンはベトナム屈指のビーチリゾート。
ベトナム戦争後は旧ソ連の海軍基地の軍港があったためか、
街にはロシア語の看板が随所にあり、不思議な雰囲気。
ニャチャンについてホテルから街を眺めた際の二人の感想。
「べ、別府に似てる!!!」
海岸線沿いに乱立するホテルといい、
海から日が昇り、後ろの山の方に日が沈む感じといい、
まさに別府そのもの!
一つ違うのは、こちらは常夏のリゾートで、
相変わらず観光客で賑わっているということ。
「こんなに雰囲気は似てるのに、熱帯のリゾートってだけで
こっちにはこんなに観光客が来るのか…」
と、ちょっとしみじみしてしまいました。
さて、話しを温泉に進めましょう。
そう!ニャチャンには有名な温泉!しかも泥湯があるのです!
泥湯と言えば、別府にも『保養ランド』という巨大な泥湯があります。
泉質も効能もピカイチであることは間違いないのですが、
露天は一部混浴になっており、
のぞき目当ての男性があまりに多かった記憶しかないのが残念です。
では、以下ニャチャンの泥湯レポートいってみよー!
*******************************************************************
Thap Ba Hot Spring Center
≪一般情報≫
温泉地名:ニャチャン
営業時間:不明(一日中やってそう)
料金:サービスによって異なる
①スペシャル(ホット泥湯・プライベート浴槽)
シングルタブ 250,000ドン
ダブルタブ 450,000ドン
②普通(常温泥湯・他の客との共同浴槽)
大人100,000ドン/人(子ども半額)
①②共に料金に含む:泥湯、温泉、温泉シャワー、プール、滝湯、
①は水着とタオルは無料、②は各自用意か有料レンタル
泉質:炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム等を含む
効能:効能:ストレス、筋肉痛、関節炎、神経痛、美肌効果など
アクセス:ニャチャンの中心から北に約5キロ。
タクシーかバイクで20分ほど。
(音楽が流れるので注意)
施設内はなんともリゾートっぽい雰囲気。
かなり広そうです。
水着に着替えていざ温泉へ!
(水着とタオルのレンタルで2人5万ドン以下くらい。
もちろん持参してもOK)
まずは温泉シャワーで身体を流します。
「んーしょっぱい!」
「海水みたい!」
私たちが選んだのは、プライベートではなく、
他のお客さんとの混浴泥湯。
とはいっても、4~5人様の浴槽に私たち2人と
イギリス人の女性2人でした。
こんなお風呂に泥が入って…
こうなります!
泥湯というより、子どもの頃、
雨の日に水たまりで泥んこになって遊ぶ感覚に近いかな。
泥の色は普通の茶色。
大変きめ細かくてサラサラ、トロトロ。
身体についた泥は、乾かしてから流したほうが良いそうですが
寒くなっちゃったのでさっさとシャワーで暖まり、
普通の温泉の方へ移動。
しかし、温泉に入る前に、強力ジェットシャワーで
改めて身体や水着についた泥を徹底的に洗い流します。
「きゃ~~~~!すごい水圧~~~!」
そして最後はゆっくり普通の温泉浴。
「泥湯もいいけど、やっぱこっちのが落ち着くわ~」
「海が近いせいか、本当に塩分が濃そうだね」
≪評価≫
清潔さ:4
泉質:5
人情/ホスピタリティ:3
コストパフォーマンス:4
興味をそそるユニークさ:3
雰囲気:3
合計:22点/30点
≪コメント≫
この泥湯&温泉施設、あがってみてビックリです!
手で触ると、全身吸いつくようなしっとり肌!
もちろん化粧水なんて必要なし!
美肌効果は抜群ですね!
頭の生え際がきわどい人にはそちらの効果もあるとかないとか…
温泉を楽しんだ後には温水プールで水泳も楽しめるそうですが…
プールの水が普通に温泉で熱めです。
ニャチャンは暑いから、普通のプールでいいじゃん、と思ってしまいます。
泥湯も普通の温泉も、客が変わるたびに新しい泥・お湯にしてくれるので
とても清潔ですね。
別府の保養ランドでは、掃除のしようが無いのかもしれませんが、
底の方にゴミとか髪の毛が沈んでるという悲しい情報が。
泉質はあちらも抜群なんですが…ん~もっと改善の余地があるように思います。
コストパフォーマンスは、10万ドン(約370円)でもたっぷり楽しめたので、
平均以上の『4』とさせていただきました。
以上、ニャチャンの素敵な温泉リゾートからのレポートでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿