2011-07-05

四川省をさらに西へ 四姑娘山―丹巴

四姑娘山で高度順応し花畑トレッキングを満喫した私たちは
次に西へ約4時間、丹巴の町へ向かいます。

宿で車を手配してもらい、朝8:30に出発。
まずは隣町の小金へ。

乗るのはなんと、このちっこくて古いALTO(本物?)



丹巴の町は標高1880m。
四姑娘山からはほぼ下りの道となります。


「これで下りの山道は酔いそうだなー」

不安的中。

ALTOは小さいながらも、山道をグングンとばし、
乗車からわずか30分ほどで、千明がグロッキーに。

朝ごはんで緑茶をたっぷりいただいたせいか、
車内では寝ようにも寝れません。

ひたすら心を無にして身を任せます。

小金までの料金は1人30元。

「一人100元払えば丹巴まで連れてってやるよ!」

と運転手に言われましたが、小金から丹巴も通常30元。
車もたくさん走ってると聞いていたので、丁重にお断りしました。

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ALTOは1時間ちょいで小金に到着。

宿の人が丹巴行きの車のところまで私たちを送り届けるよう
話しておいてくれたので、スムーズに乗り換えが済みました。

小金は以外と大きな町で、チベット系(?)の民族衣装を着た人もいっぱい。

町には警官やパトカーがたくさんウロウロしています。
チベットのお祭りが近いせいなのかなんなのか。。

成都から四姑娘山に入ってきたひとが、途中で検問を受けて
「外国人は今、小金には入れない」
と言われたそう。

あまりの警官の多さに内心ビビってましたが、
特に検問もなく無事小金をスルー。

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小金からは、8人乗りのバン。
あまりスピードが出ないらしく、
ガタゴトガタゴト、ゆっくり進みます。

小金でちょっと休憩できたおかげか、千明の気分もすっかり良くなりました。

四姑娘山からの山の景色も良かったけど、
小金からの景色は雰囲気が変わってさらに良いです。

トウモロコシ畑が次々と現れ、ヒマワリも咲き、
なんだか日本の田舎の夏の風景のよう。

乗客は気の良いおばちゃん、中国人のハイカー2人、チベット人の青年2人。

途中、後ろの座席に座っているチベット人青年が
チベット仏教のお経とおぼしきものを唱え始めました。

それはなんだか歌を歌うように滑らかで抑揚があり、
聞いてるこっちも気持ちがよくなります。

(本当にただのチベット歌謡かもしれませんが)

チベット人の住むエリアに来てるんだなーと
しみじみ感じました。

小金からは特に大きなトラブルはありませんでしたが、途中30分ほど通行待ち。



その間、みんなで木の身を採ったり。



そして無事丹巴に到着。
所要時間、約2時間てとこでしょうか。

運転手に宿の場所を伝えてあったので、
宿の前まで連れてきて下してくれました。ラッキー。

チェックインしたら、さっそく腹ごしらえ&情報収集です!

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