2011-06-15

世界八十八湯温泉道 第12湯 処女泉

『世界八十八湯温泉道』
これは私たちが愛し、誇りにしている別府の温泉文化そのものと、
『別府八十八湯温泉道』を世界中に広めるための取り組みです。

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「西安の近郊に、黄河流域最大の温泉湿地がある」

それが『処女泉』です。

処女泉は渭南市合陽県から約20kmの『洽川風景名勝区』にあります。

かつて婚姻で嫁ぐ娘さんがここで沐浴したことから、
処女泉と呼ばれるようになったそうな。

片道3時間以上かかる道のりですが、
千明は好奇心を抑えきれず
賢太郎の心配と不安をよそに強行突破。

何とか無事に行って帰ってこれました。



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≪一般情報≫

温泉地名:洽川風景名勝区
営業時間:4月15日~10月7日:8:00~18:00、
10月8日~4月14日:9:00~17:00
料金:入場料41元、入浴料48元
(2011年6月現在、一帯を大開発中。今後値上げの可能性大)
泉質:不明。ミネラルに富む様子。
アクセス:城東客運駅(西安城東バスターミナル)から
『合陽』行きに乗車(約3時間)、
合陽のバスターミナルから『洽川』行きに乗車(約40分)。
補足:水着着用、タオルサービス

≪評価≫

清潔さ:3
泉質:2
人情/ホスピタリティ:4
コストパフォーマンス:3
興味をそそるユニークさ:4
雰囲気:3
合計:19点

≪コメント≫

まずうけたのが、スタッフのやる気のなさ。
まあ、平日ですからね。
お客さんもまばらでした。

人力の渡し船に乗って向こう岸へ。



あたり一帯は湿地。
日本でも良く見たような草がたくさん生えています。



長い小道をトコトコ歩くと、ありました。
お目当ての処女泉。



あと変な絵。




フロントで入場料とは別途お金を払います。

中国ではよくあることですが…
事前にネットで調べてた金額より高い。
観光地はどこも料金の値上げが著しくて嫌になります。

フロントには服のお尻部分がパックリ割れた子どもが。
中国にはこういう子がどこにでもいます。



トイレはしたいときにしたい場所で。
紙おむついらずでかえってエコなんですかね。

建物はどうやらまだ新しいらしく、脱衣所もシャワー室もきれい。



浮き輪は無料で貸してくれます。

レッツゴー!



二人とも初湿地。
川でも池でもない、不思議な感じです。
なんとここに魚も泳いでます。

水温は年間を通して約30度前後。
なので、温泉というにはちょっと低い温度かもしれません。

30度の水温といったら、もはやプールに入っている感じです。
今日は暑いので気持ちいい~。

深水エリアの方に行くと、湧いてる湧いてる!
これはすごい!!

そして意外に透明度が高く、
立っていてもぎりぎり自分の足の指がわかります。

この日はなぜか、園内で人形劇をしているおじちゃんや
お茶屋のおばちゃんなど、スタッフの人が
休憩時間なのか楽しそうに泳いでいました。

この人たち、なんだか底抜けに明るくてフレンドリー。

日本人の個人旅行客が珍しいらしく、
盛んに話しかけられました。

突然、何かの時間がきたのか、
「さいなら~」
と言い残して、みんな去って行きました。

私たちも存分に満喫して上がりました。



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アクセス補足:

西安には長距離バスターミナルが東西南北4つあります。
処女泉に行くには、西安の東へ向かうバスの発着所、
城東客運駅からの乗車となります。

城東客運駅の最寄りバス停は『金花路』。
私たちは、『大雁塔』から401番のバスで『金花路』へ行きました(2元/人)。
他のバスについては、西安の地図を買うと詳しく書かれています。

城東客運駅からは『合陽』行きのバスに乗りますが、
大体朝の7時台から夕方5時台まで25分間隔で、
結構たくさんバスがあります。(50.5元/人)


『合陽』までの所要時間は、看板には「3時間10分」と書かれていましたが、
実際には、行きも帰りも2時間40分でした。
途中1回トイレ休憩あり。

合陽のバスターミナルからは『洽川』行きの
ミニバスに乗車(約40分)。(6元/人)

下された場所からは処女泉までは、歩いても行けますが、
寄ってくる遊覧車みたいなので行ってもOK。(5元/人)

帰りは以上のルートをちょうど逆行する形です。

合陽から西安への最終バスは17:30みたいです。
時間指定のバスではなく、
満席になったら出発のようです。

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