2010-10-07

バナウェ BANAUE


バナウェへは所要11時間。
到着は朝の8時過ぎとなりました。

まずは宿探し

町の観光案内所を目指します。
数多くの人々が、ひまそうです。
バイクタクシーのお兄ちゃんたちも一人一人
声をかけてきます。
でも、基本はとても親切。
質問したら何でもすぐに教えてくれます。
観光案内所で宿を聞くと、受付のおばちゃんは
おもむろに席を立ち
入り口から外に出て、宿を指指します。

「あぁ、あれがオススメってことね」
とりあえず、そのススメられた宿に向かいます。
徒歩30歩

宿の名はPEOPLE'S LODGE
部屋も綺麗で、シャワーもお湯がでるとのこと
一晩600ペソとお値段も手ごろ。
いくつか見てまわりましたが、結局ここにしました。
一眠りしてから、遅いブランチへ。

宿のレストランのテラス席から
 食事も宿と併設している食堂でとります。
テラス席から町が一望でき、眺めは抜群☆

おなかも落ち着いてきたところで、
宿で声をかけてきたお兄さんからの紹介で
ガイド兼トライシクロ運転手のJESS登場

JESSは純朴で、細かな心配りができる奴です。

そのJESSとともに、食後早速
バナウェビューポイントと呼ばれる
山の上の展望台へ

展望台への道の途中に
イフガオ族の民族衣装を着たおっちゃんが。

ガイドブックにあるように
いくらか寄付をもらって、一緒に写真をとることで
生活の足しにしているとのこと。

「おっちゃんは、毎日ここで、その格好しとるの?」
「うん、毎日。」

「忙しいの?」
「いいや。」


そんなやり取りをしながら一枚パシャリといきました。
サンキューおっちゃん。

おっちゃんを後に
展望台へ到着。
さすがに眺めは抜群です。
棚田の近くまで歩いて降りましたが、
本当に急な坂道で、
この棚田のすごさを実感しました。

ただ、見れば見るほど
言い逃れのできない事実が、心の中に浮かび上がってくるのです。

それは・・・
「でも、これ山香(大分の田舎)と一緒じゃね?」

そう、フィリピンの稲作地帯は見れば見るほど、
私の祖母の家のまわりとそっくり。
あまりに、見慣れた風景に少しびっくり。

「片道3日をかけて、山香に来てしもうた~笑。」

「あとは明日のバタッド村にかけよう。
あっちでは天国への階段がきっと見えるはずや」
そう自分に言い聞かせたのでした。

宿に戻って晩御飯
チキンカレーとチキンのトマト煮込 with ライス


おなかも膨れたところで
早々とシャワーを浴びて
明日のバタッド村へのツアーを楽しみに眠りにつくのでした。

(このとき、私はまだバタッド村へのツアーと言われるものが
どれほど過酷なのかを知りませんでした)・・・続く

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