2012-11-28

世界八十八湯温泉巡り イギリス、Bathのローマン温泉 2012,10

前回までコロンビアの記事をUPしてましたが、
今回からは以前の続きに戻ります!


温泉の話。

イギリスにも温泉があるってご存知ですか?
その名も Bath ! まさしく温泉地らしい名前でしょ。


私はフランス、パリから夜行バスに乗ってロンドンへ、
その後ビクトリアバスターミナルで直接乗り換えてBathへとやってまいりました!

ロンドンからは頻発するバスで約3時間、
片道2000円ちかくかかりました。

さて、
この街はローマン・バスと呼ばれる古代の温泉を完全再現した温泉博物館が
世界遺産となっており、それを中心としたイギリスでも有名な観光地。

そんなに大きな街じゃないけれど、
手入れの行き届いた赤黄色の木々、
錆びたクリーム色の建物、
などがほんわかと温かい雰囲気を醸しだしています。



在住の友人曰く、イギリスの田舎の雰囲気が味わえるとのこと、
私も納得、居心地の良い街です。


地元のマーケットや宿で働く人々も、
ゆったりとしたいい笑顔で迎えてくれます。

小さなマーケットに貴婦人

 さて、そんなBathの街にある唯一の入浴施設はThermae Bath Spaです。
 HP http://www.thermaebathspa.com

 ここは最新式のSPA施設でして、
 設備やサービスの水準も高いことはもちろんですが、
 お値段も顔をくしゃくしゃにしてしまいたくなるほど高いのです。
 
 一番安い入浴だけの利用でも二時間で26ポンド。
 
 ぎょえ!!
 
 これは流石にきついなぁと思っていたのですが、
 しかし、我々にはもう一つ選択肢があります。

 それが施設の目の前にあるCrossBathのみを利用するという手です。

 
こちらは古代の建造物の外枠だけを再現しているらしく、
 中は露天風呂状態。


 二時間の利用で16ポンドとでした。
 設備は脱衣所、ロッカー、シャワー、トイレといった最低限のものしかありませんが、
 通常こちらの方が混んでいないらしく、私が入った時もお二人先客がいただけでした。

天気が良い日であれば、こちらでも十分楽しめると思うし、
 少しだけ古代の温泉気分を味わうことができるかも、
 かなりの想像力が必要とされますが、、、
 
 温泉自体は、正直微妙です。
 カルキ臭が鼻につくし、温度も36度程度とぬるめに設定されています。
 まさしくヨーロッパのSPAなので、やはりお金をケチらずに
 マッサージトリートメントなども含めて楽しむといいでしょうね。



 最後の写真は、世界遺産のローマンバス内部。
 ここの温泉は、めちゃくちゃ残念なことに入浴利用はできませんが、
 それでも温泉好きにはとても興味深い場所であることは間違いありません。 

 写真のローマンバス以外にも展示内容は充実しており、
 日本語の音声ガイドもあります。
 
 私自身はローマ人の入浴文化が現代のヨーロッパのものと違って、
 日本の入浴文化に似ている部分がたくさんあることにも気づきましたし、
 また、温泉が湧き出る泉へと女神アフロディテ信仰についての関連なども
 大変興味深く感じることができました。

 入浴文化しかり、自然との接しかたしかり、
 日本では今なお古来の考え方や姿勢をしっかりと受け継いでいるんですね。

 
 Bathには一泊、
 次はロンドンに向かいます!



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