つづき
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「本などではないんですが、ひとつはね、ケネディ。ケネディについても賛否両論ありますけど、私はケネディの演説にスゴイ惹かれましたね。」
K.「私もYoutubeとかで見たことがあります。大樹さんは、どのスピーチがお好きなんですか?」
「なんでしたっけ、自分がアメリカ国民であることはその責任を伴って、っていう。ホントに強い国をつくって いくには犠牲も、痛みも必要でそれに、私達は真の尊厳をもっていたか?アメリカ国民としての真の尊厳をもっていたか、誠実であったかどうか?っていう四つの問いかけ。」
「いまアメリカに対して思うことはたくさんありますけど、それは置いておいて、あの演説は全てに当てはまるなと思うんです。バングラデシュでもホントに当てはまる。自分が国民として、自分がそこに帰属する人間として、それに相当するだけの誇りをもっているか?その尊厳を持っているか?他に対して公平であるかどうか?己に対して、厳しくあれるかどうか?そういった問いかけは、一人の個人として、または組織に属する人間としてもあてはまる。」
K.「自分が属するコミュニティへの関係の在り方ですよね。」
「自分の中であれが一つの芯になっているっていうのはありますね。」
K.「面白い!」
「だからってアメリカが良いってことじゃないですよ。むしろ思うことはいっぱいある(笑)」
K.「それは別途うかがいます(笑)」
「でも、やっぱりケネディの人を動かす言葉。それはスゴイなって思うんですよ。」
「あと、もう一つ演説でスゴイのが明日ちょうどこの国の戦勝記念日なんですけど、3月7日にボンゴボンドっていうこの国の独立の父と呼ばれてる人が演説をしたんですよ。独立する二週間ぐらい前なんですけど、それまでどんどん人がパキスタン軍に殺されていて、でも『俺たちは一つになって戦わなければいけない!』って演説を20万人だかそこらの人の前でやったんですよ。バングラは超有名な演説なんですけどね。」
「(ベンガル語でスピーチを暗唱)…っていうスピーチなんです。それを聞いた時涙がでてしょうがなくて、鳥肌がたつんですよ。」
「スピーチの内容がどういう意味かって言うと『今日のこの革命は自由の革命だ!今日のこの革命は独立の革命だ!血はすでに多くの血を流した。もっと流そうじゃないか血を!でも、最後にはこの国を独立国家として絶対解き放つぞ!インシュアッラー!って言ってるんです。」
K.「はぁ~」
「何がスゴイかって、当時既にものすごく多くの人が死んでるんですよ。そこで『死なずになんとか』ってことじゃなくて、『もっと血を流すぞ!』っていう、『その血で赤く染めてこの国を独立国家にするぞ!』もうその瞬間にね、人々が、ぶわ~って立ちあがるんですよ。」
「もうスゴイ演説だなって思うんですよ。その言葉で国が動いたんですよ。」
「もうリーダーの言葉が持つ力!それを感じさせられましたね。」
K.「そうですね。他には何かありますか?」
「あとはロバートケネディの話ですね。キング牧師が暗殺された翌日に彼が黒人居住区にいって演説をしたんです。周りはみんな止めて、『いま行ったら貴方は確実に殺されるから、止めてくれ』ってね。」
K.「当然の反応ですね。」
「そしたら彼が『命は使うべきときに使ってこその価値があるんだ。オレは行く』と。」
「ロバートはそこでインディアナポリスっていう街に行ったんですよね。何万という群衆が異様な静けさで待っていて、その中で『貴方たちの怒りはわかる。しかし、いまそれを形に変えてしまったら、誰も報われない。キング牧師もそれを望んでいない。白人への憎しみもわかる。 しかし、私の兄も白人に殺されたのだ。だから、ぐっと堪えてほしい。』っていう言葉命を張って訴えたので、そのインディアナポリスだけみんな静かに帰っていったんですね。他の街では暴動だらけなのに。」
K.「すごいな」
K.「なるほど。面白いなぁ! もう一つ、例えば日本の高校生とかに勧める一冊とかってあります?」
K.「藤原先生ですね。」
「それはやっぱり自分たちがあやふやながらになんとなく日本人としての感覚をもっているんですけど、それを言葉で説明してくれているんですよ。他の人がNoisyだと感じる事を僕たちは心地よさを感じたりするんだってことをわかりやすく説明してくれている。あれはね、日本人としての誇りを一番再認識させてくれるなと思いますね。」
K.「そういったことへの入門書としてもいいですよね、わかりやすから。」
K.「誰か特別に尊敬する人っています?」
「もちろんケネディもそうだし、坂本龍馬もすごいとは思いますけど、一人これって人はいないですね。なんか、強くイメージすれば実現するってことを、結構啓発本とかに書いてあるじゃないですか。おこがましい言い方かもしれないけど、そういうのは全部自分で見つけていったっていうのがあって。」
K.「なるほど」
「例えば友人に勧められて本を読んだって、『あぁ、そうだよね。』って。自分が経験したことが言葉で書かれているって感覚ですよね。」
K.「そうそう」
「だから、カーネギーの『人を動かす』とかでも、『まぁ、そうだよね(笑)』と思ったりして。」
K.「その感覚わかります。だから例えば藤原先生の本を読んでも、新しいわけじゃないんですよね。」
「そうそう」
「いないですね。でもやっぱり、魂が熱くなるのは、彼らは行こうとおもって行ったわけじゃないけど、それこそ特攻隊とか知覧に行ったりとかするともう涙が止まらなかったりね。なんかね、大切なものに対して生命をかけられた人っていうのに対してはもう心の底から、もう、、」
K.「リスペクト?」
「ですね。だから、自分の価値観の一番大きな部分は、絶対に後悔しない方を選ぶってことなんです。」
「命をかけるべき場面で、かけられなかったってなったら無茶苦茶後悔してしょうがないと思うんですよ。」
「でも、人間ってわかんないじゃないですか、防御本能があるから。だから、常に『生命をかけるべきところでかけろよ』って自分で準備はしているつもりです。」
K.「そうしてないと出来ないですよね。」
「そう。そこで、もし生命をかけられなかったら、その後の人生はすごい辛いと思う。」
「例えば、変な話だと、道を歩いていて人がいて、車が走っていて、『ここでもし、あの車がバァーと来たらあの車を突き出して自分はいくぞ』みたいな。」
K.「なるほど」
「そういうイメージを常にしていますね。ごく自然に(笑)」
「出来ない。意識していてギリギリだと思うんですよ。一瞬でも怯んだら負けじゃないですか。」
⑤につづく・・・
いよいよ核心<現在の活動について>迫っていきます!
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Q.「好きな本や作家は?」
K.「!」
K.「自分が属するコミュニティへの関係の在り方ですよね。」
「自分の中であれが一つの芯になっているっていうのはありますね。」
K.「面白い!」
「だからってアメリカが良いってことじゃないですよ。むしろ思うことはいっぱいある(笑)」
「でも、やっぱりケネディの人を動かす言葉。それはスゴイなって思うんですよ。」
K.「そうですね」
「あと、もう一つ演説でスゴイのが明日ちょうどこの国の戦勝記念日なんですけど、3月7日にボンゴボンドっていうこの国の独立の父と呼ばれてる人が演説をしたんですよ。独立する二週間ぐらい前なんですけど、それまでどんどん人がパキスタン軍に殺されていて、でも『俺たちは一つになって戦わなければいけない!』って演説を20万人だかそこらの人の前でやったんですよ。バングラは超有名な演説なんですけどね。」
K.「歴史的なスピーチだ。」
「(ベンガル語でスピーチを暗唱)…っていうスピーチなんです。それを聞いた時涙がでてしょうがなくて、鳥肌がたつんですよ。」
K.「へぇ」
「スピーチの内容がどういう意味かって言うと『今日のこの革命は自由の革命だ!今日のこの革命は独立の革命だ!血はすでに多くの血を流した。もっと流そうじゃないか血を!でも、最後にはこの国を独立国家として絶対解き放つぞ!インシュアッラー!って言ってるんです。」
K.「はぁ~」
「何がスゴイかって、当時既にものすごく多くの人が死んでるんですよ。そこで『死なずになんとか』ってことじゃなくて、『もっと血を流すぞ!』っていう、『その血で赤く染めてこの国を独立国家にするぞ!』もうその瞬間にね、人々が、ぶわ~って立ちあがるんですよ。」
K.「いやぁ鳥肌立つわ~」
「もうスゴイ演説だなって思うんですよ。その言葉で国が動いたんですよ。」
K.「独立するまで、絶対に止めないっていう宣言ですもんね。」
「私はねこれが世界一の演説だと思うんですね。」
K.「普通の政治家ならこれ以上『血を流すな』とはいえますよね。」
K.「普通の政治家ならこれ以上『血を流すな』とはいえますよね。」
「もうリーダーの言葉が持つ力!それを感じさせられましたね。」
K.「そうですね。他には何かありますか?」
「あとはロバートケネディの話ですね。キング牧師が暗殺された翌日に彼が黒人居住区にいって演説をしたんです。周りはみんな止めて、『いま行ったら貴方は確実に殺されるから、止めてくれ』ってね。」
K.「当然の反応ですね。」
「そしたら彼が『命は使うべきときに使ってこその価値があるんだ。オレは行く』と。」
K.「カッコ良い!」
「ロバートはそこでインディアナポリスっていう街に行ったんですよね。何万という群衆が異様な静けさで待っていて、その中で『貴方たちの怒りはわかる。しかし、いまそれを形に変えてしまったら、誰も報われない。キング牧師もそれを望んでいない。白人への憎しみもわかる。 しかし、私の兄も白人に殺されたのだ。だから、ぐっと堪えてほしい。』っていう言葉命を張って訴えたので、そのインディアナポリスだけみんな静かに帰っていったんですね。他の街では暴動だらけなのに。」
K.「すごいな」
「まぁ、この演説をどうこうではなく、止める警官やなんかに『命は使うべき時に使ってこそ価値がある』と言ったその言葉ですよね。それを読んで、命を粗末にするわけではないけれど、使うべき時に命を張れる人間でいたいなと思うようになりましたね。」
K.「なるほど。面白いなぁ! もう一つ、例えば日本の高校生とかに勧める一冊とかってあります?」
「『国家の品格』ですね。」
K.「藤原先生ですね。」
「それはやっぱり自分たちがあやふやながらになんとなく日本人としての感覚をもっているんですけど、それを言葉で説明してくれているんですよ。他の人がNoisyだと感じる事を僕たちは心地よさを感じたりするんだってことをわかりやすく説明してくれている。あれはね、日本人としての誇りを一番再認識させてくれるなと思いますね。」
K.「そういったことへの入門書としてもいいですよね、わかりやすから。」
「そうですね。」
K.「誰か特別に尊敬する人っています?」
「もちろんケネディもそうだし、坂本龍馬もすごいとは思いますけど、一人これって人はいないですね。なんか、強くイメージすれば実現するってことを、結構啓発本とかに書いてあるじゃないですか。おこがましい言い方かもしれないけど、そういうのは全部自分で見つけていったっていうのがあって。」
K.「なるほど」
「例えば友人に勧められて本を読んだって、『あぁ、そうだよね。』って。自分が経験したことが言葉で書かれているって感覚ですよね。」
K.「そうそう」
「だから、カーネギーの『人を動かす』とかでも、『まぁ、そうだよね(笑)』と思ったりして。」
K.「その感覚わかります。だから例えば藤原先生の本を読んでも、新しいわけじゃないんですよね。」
「そうそう」
K.「感覚的にわかっていたことが言葉にするとこういうことなんだなと。それは大樹さんにとっては、常に行動が先、ってことでもありますよね。ということは、師匠みたいな人もいないんですね。」
K.「リスペクト?」
K.「なるほど」
「命をかけるべき場面で、かけられなかったってなったら無茶苦茶後悔してしょうがないと思うんですよ。」
K.「なるほど」
K.「そうしてないと出来ないですよね。」
K.「そういう使命感だったり、信念だったりってのを常に意識しているってことだと思うんですけど、日常的に心がけていらっしゃるんですか?」
「例えば、変な話だと、道を歩いていて人がいて、車が走っていて、『ここでもし、あの車がバァーと来たらあの車を突き出して自分はいくぞ』みたいな。」
K.「なるほど」
「そういうイメージを常にしていますね。ごく自然に(笑)」
K.「でも、それやってないといざという時にはできないですよね。」
「出来ない。意識していてギリギリだと思うんですよ。一瞬でも怯んだら負けじゃないですか。」
K.「面白いなぁ。」
いよいよ核心<現在の活動について>迫っていきます!
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