白壁と黒い屋根瓦の家々が町全体に広がり、
その間を緑色の水路が流れる蘇州。
路地を歩いていると、その静かで穏やかな雰囲気に
うっとりしてしまいます。
けれど、この真冬の寒い時期に、この水路の水で
家族の衣類を手洗いしている人々をみかけると、
こちらまで震え上がってしまいます。
大きなたらいの中に川の水をくんで、洗濯板を使い
一生懸命服を洗う女性を2、3度見かけました。
蘇州は中国でもかなり発展している都市ですし、
街にはモノが溢れています。
もちろん、洗濯機がある家庭もたくさんあるでしょう。
けれど、まだまだ洗濯機を買えない家庭も
あるというのが意外でした。
**********************************
ところ変わって、蘇州博物館。
こちらは2006年に新館がオープンした新しい施設。
なんとフランスのルーブル美術館の
ガラスのピラミッドの設計にも携わった
世界的建築家、貝律銘氏がデザインしたそうな。
確かに、オシャレで個性的です。
外観は白とグレーを基調にしており、
蘇州の町並みに同調しています。
大きな中庭。
自然光をふんだんに取り入れられる通路。
しかし、蘇州博物館に来て強く感じたのは、
展示の仕方で展示物への印象がだいぶ変わる、
ということです。
というのも、蘇州博物館では、一つ一つの展示が
とても興味深く見られたのに対し、
中国三大博物館の一つ、上海博物館では
それほど関心をそそられなかったからです。
展示物の希少さや量では、上海博物館が蘇州博物館に
ひけをとるはずはないのでしょう。
となると、やはり、これは見せ方の問題?
もちろん、展示物に興味を引かれるかどうかは、
見る人の背景知識や興味の分野にも
大きくかかわってきます。
けれど、参観者により楽しんでもらい、
かつ展示物に対する理解も深めてもらうため、
展示手法を工夫することも大事なんだなと思いました。
日本でも、新しくできる博物館や美術館は、
昔からあるものと、だいぶ館内の雰囲気が違いますよね。
博物館も進化してるんだな~。
**********************************
そういえば、以前
「博物館の展示具合で、その国の文明度がわかる」
と、言っていた人がいました。
そんな視点でいろんな国の博物館を見てみるのも
いいですね。
その間を緑色の水路が流れる蘇州。
路地を歩いていると、その静かで穏やかな雰囲気に
うっとりしてしまいます。
けれど、この真冬の寒い時期に、この水路の水で
家族の衣類を手洗いしている人々をみかけると、
こちらまで震え上がってしまいます。
大きなたらいの中に川の水をくんで、洗濯板を使い
一生懸命服を洗う女性を2、3度見かけました。
蘇州は中国でもかなり発展している都市ですし、
街にはモノが溢れています。
もちろん、洗濯機がある家庭もたくさんあるでしょう。
けれど、まだまだ洗濯機を買えない家庭も
あるというのが意外でした。
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ところ変わって、蘇州博物館。
こちらは2006年に新館がオープンした新しい施設。
なんとフランスのルーブル美術館の
ガラスのピラミッドの設計にも携わった
世界的建築家、貝律銘氏がデザインしたそうな。
確かに、オシャレで個性的です。
外観は白とグレーを基調にしており、
蘇州の町並みに同調しています。
大きな中庭。
自然光をふんだんに取り入れられる通路。
しかし、蘇州博物館に来て強く感じたのは、
展示の仕方で展示物への印象がだいぶ変わる、
ということです。
というのも、蘇州博物館では、一つ一つの展示が
とても興味深く見られたのに対し、
中国三大博物館の一つ、上海博物館では
それほど関心をそそられなかったからです。
展示物の希少さや量では、上海博物館が蘇州博物館に
ひけをとるはずはないのでしょう。
となると、やはり、これは見せ方の問題?
もちろん、展示物に興味を引かれるかどうかは、
見る人の背景知識や興味の分野にも
大きくかかわってきます。
けれど、参観者により楽しんでもらい、
かつ展示物に対する理解も深めてもらうため、
展示手法を工夫することも大事なんだなと思いました。
日本でも、新しくできる博物館や美術館は、
昔からあるものと、だいぶ館内の雰囲気が違いますよね。
博物館も進化してるんだな~。
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そういえば、以前
「博物館の展示具合で、その国の文明度がわかる」
と、言っていた人がいました。
そんな視点でいろんな国の博物館を見てみるのも
いいですね。
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