異国の人々に笑顔で接してもらえる事が如何に幸せか、
微笑みの国と呼ばれる「タイ」でそのことを実感した。
はっきり言うと、
今回の滞在で観光客相手に仕事をしているタイ女性の
無愛想さにはほとほと嫌気がさした。
思い出すとイライラしてしまうので、詳細はお伝えしませんが、
とにかく悲しい気持ちにさせられることが多かった。
いままでの場合、
大抵相手が笑顔でない時は、
自分自身が笑顔でないことが原因だった。
(世界は自分の鏡だと考えている。)
そこで当初は、
タイ人女性に無愛想な接客をされた時は
とにかく全力で笑顔をつくり、いつも以上に礼儀正しく振舞ってみた。
しかし、それでも駄目だった。
「どうしたの?何があったの?」
と、こちらが聞きたくなるくらい不機嫌な女性達の連続に、
最後はこちらも諦めて、なるべく宿や交通機関など
観光スポットで出逢うタイ女性には近づかなくなった。
何が原因なのかはわからない。
もちろん、街中ですれ違う人々は
比較的笑顔を携えているし、
とくに男達は職種に関係なく陽気だ。
たまたま自分達が運悪く、
そういう人達に出逢い続けたのかもしれない。
それでも、その確率は今まで旅した国の中で最悪だ。
個人的には「微笑みの国」の称号は、
カンボジアに移すことを強くお勧めしたい。
とにかく「イラッ!」の連続だったタイ。
しかし、その中でホスピタリティという希望の光を感じさせてくれたのが
「AirAsiaのカウンター」と「在バンコク、インド大使館」だった。
どちらも、温かい笑顔と
客の立場に立った素晴らしい接客をしてくれた。
タイに一か月近く滞在する中で、観光業に携わるタイ人女性から
私達に与えられた、わずか二つの笑顔
それだけで私はかろうじてタイという国を
心底嫌いにならずに済んだのだ。
ちなみに念のため断わっておくが、
もちろんここで主張したいことは、
タイ人がダメだとかそういうことでは一切ない。
私自身、タイ人の友人はたくさんいるし、
その誰もが心底親切で素敵な人達だ。
その上で、私の主張はそういったこと(たった一つの笑顔で救われるということ)が、
日本を訪れている観光客にもあるかもしれないよ、ということだ。
以前も主張したが、
私達一人ひとりが、こと国際観光という分野においては日本代表なのである。
と改めて実感した。
さぁ、Let’sおもてなし!
以上
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