2012-12-21

アメリカという発明品 日本考

アメリカ嫌いの人って結構多いと感じています。

日本だけじゃなくて、世界中のいたるところで
「俺はアメリカが嫌いだ!」って話を聞いたなぁ。


私自身も
スゴイなぁ!と思う反面、
それはどうなの?と考えさせられることもしばしば。


けど、それらは全部テレビや新聞を通じて伝えられた「アメリカ」についてで...
一方で旅の中で出会うアメリカ出身者は、誰も彼もすごく良い奴ばっかり。

少なくとも私にとっては。


だからこそ、
やっぱりアメリカって国を是非訪れて、体感したいと思っておったのです。


今回ニューヨークとワシントンに来てみて、いま、感じること。


まず、人が親切。


愛想が悪いとか聞いていたけども、それもとんでもない話


むしろ素敵だなと思ったのが、ニューヨークの路線バスなんかだと
知らないお客さん同士や、運転手なんかが互いにみなきちんと挨拶をしていたところ。


日本では挨拶は礼儀だとされながら
改まった場所以外では、見知らぬ同士がこうも気軽に挨拶を交わすことは
少ないように感じる。


もちろん
 アメリカが多民族社会である以上、
日常の円滑なコミュニケーションの必要性は日本の比ではないだろうけれど、
それにしても「豊か」だなぁと感じます。


これは中国でも感じたことだけれど、やっぱり政治と個人は別です。
政治的な振る舞いが横暴であっても、その国に住む人々が横暴とは限らない。

中国でも、アメリカでも私が出会った人々は日本と同じくらい親切です。

そう、政治と個人は別なんです。


ただ、それとは別次元で
アメリカという国について思うことがありました。



それは「アメリカ」という国を
一種の発明品として捉えてみると面白い。ってことです。

人類という種全体の発明品として。


その前に余談ですが、個人的な解釈では、

生き物(遺伝子)の歴史って常に新しい世界に出ていくための
進化の歴史だと思うんです。

海から陸へ、空へ、そして宇宙へ。
まるで世界の果てに行く事を使命として課せられているかのように。


まぁ、もしそうだとすれば、
アメリカという国が出来た理由も、必然なような気がしてくるんです。


あの自らの正義を心底信じきった感、
それに巨大な科学力と経済力、
そして、それらを持ちあわせてなお一つにまとめる理想を掲げる意志力。

そういう国家(民主主義も、資本主義も、競争主義も)としてのシステムを
もっている国だからこそ

宇宙という新世界へ飛び出す。
なんて一見無謀なことに情熱を傾け続けられるのではないでしょうか 。


遺伝子が宇宙に進むために、
必然的に現れた、人類の発明品としての「アメリカ」

そういう見方をしてみると、
いろんな事が腑に落ちるんですが、、、


以上


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