2012-04-29

「神戸ビーフは、もはや牛肉じゃない。」 観光JAPON@エチオピア

エチオピアの首都アディスアベバはすごく良いとこです。

フルーツジュースは美味しいし、
ドーナツとブンナ(コーヒー)の組み合わせなんて、たまりません。

さて、ここアディスでもカウチホストに お世話になっておりました。
面白いことに、そのお宅には地元のセレブなおっさんが夜な夜な集まっては、
酒盛りを交わしていたのです。

メンバーはみな、ビジネスオーナーとか、大地主の息子とか
まぁそんな感じなんです。


そこで、面白い話を聞かされました。

 あるアメリカ帰りの紳士が、

「神戸ビーフはよく食べるのかい?」と聞いてきたので、

「いや、ほとんど食べないよ。高いからね。」と答える会話から始まりました。

彼いわく、
「神戸ビーフは、もはや牛肉じゃない。」とのこと、

アメリカにいたときに何度か神戸ビーフを出すステーキハウスに行ったとかで、
その美味しさを、新鮮な表情で私とその場にいた仲間達に語ってくれました。

その場にいた何人かは、
「そんなに美味しいなら、一度食べに日本に行くか?」

なんて話しており、
あながち冗談でもなさそうでした。


このことから、
日本の食文化について
改めて見つめなおしてみたのですが、

やっぱり、
日本食って美味しいですよ。

寿司とかに代表されるいわゆる「珍しい」ものが
外国人には人気になっている。

そんな風に捉えている方は多いと思います。

しかし、大前提として
日本人の味覚の鋭さと、
食材の豊かさが存在するのです。

その上に織り成された食文化は、
やはり異文化の人々にとっても、
魅力的なものとして訴えるエネルギーをもっていると感じています。

しかし、現状は
寿司、てんぷらなんてものに代表される、
一部しか売り出せていないのかな?というのが実感です。

それどころか、
タイで経験したことなんですが、
ある国の企業が、とても日本食とは呼んでほしくない、
まずい料理を日本食レストランとして出しているなんてこともありました。

しかも、結構繁盛しちゃってる。

あれを、
日本食だなんて思われたら、
日本の魅力半減ですよ。
 
食の積極外交、アピールは
日本の観光活性にも直結する問題だということです。

以上


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