2011-12-16

チェンマイからバンコクへ

2泊3日と短かったチェンマイの旅。
けれど、

幻想的なお祭り『ロイクラトーン』を存分に楽しみ、
予定通り温泉を2つ制覇し、
おまけにずっと行きたかった『マンゴー・タンゴ』で
トロトロのマンゴーを味わい、
大満足の滞在となりました。

(妹には象を見せる約束を守れず、ぶーぶー言われましたが)

バンコクへの戻りも夜行列車を取りたかったのですが、
洪水のためチェンマイ―バンコク間の本数が減っていたためか、
購入時、3日前でも満席で席が取れず。

仕方なく、丸一日つぶれるけど昼間の特急で帰ることに。

「浮いたお金の分、バンコクで買い物してよし!」
という賢の言葉に、小躍りして喜ぶ千明と妹。

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移動日当日。



チェンマイ―バンコク(Special Express)
2011年11月13日 08:45発 20:25着 611バーツ

駅でお弁当を買って電車に乗り込みますが、
驚いたことに、昼間の Special Express、
車内で食事のサービスがあるんです!

それもなんと全て無料!

朝は小さいお菓子に飲み物!
昼はお弁当!!
3時のおやつに飲み物!
夜またお弁当!!!

高くて、しかもぼったくってくる夜行列車の車内販売よりも
何倍もお得ではないですか!

これには賢も千明も驚きです。

さらに、夜の食事の後には、夜行でもないのに
お休み用にタオルケットまで配布してくれます。

それをすべて一人でさばいている女性のスタッフ、すごいです。
てんてこ舞いの忙しさ。

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車内の様子はこんな感じ。



冷房がガンガンきいてて震える寒さ。

シートもきちんとリクライニングがききますが、
あまり安定していない様子。
食事中、前の人が不意に席を立つと、
千明のお弁当が文字通り吹っ飛びました。

「・・・(唖然)」

そんな千明に、斜め後ろで一部始終をみていた中華系のおばちゃんが
笑ってミロ味の紙パックジュースをくれました。

中国人のこういう飾らない優しさって結構好きです。

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電車はしばらくタイムテーブル通り進みましたが、
やはり洪水エリアを迂回するため、
後半で大きな遅れが。

行きと同じく、約5時間近く遅れて
深夜過ぎに、無事バンコクに到着しました。

長時間の移動にお尻もすっかりコッチコチですが、
過去に乗ったタイ国鉄に比べて
大変お得感ある列車旅でした。

洪水の影響を受けなくなったら、意外とオススメです。

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さて、以前もブログでお伝えした通り、
千明はバンコクから急きょ帰国となったので、
今回の記事を最後にブログから姿を消します。

バンコクの次、ミャンマー以降は賢の一人旅となりますが、
日本と世界、それぞれの地で夫婦二人三脚の人生旅は続いていきますので、
皆さま、暖かく見守ってやってください。


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2011-12-15

世界八十八湯温泉道 第20・21湯 チェンマイ近郊の温泉

『世界八十八湯温泉道』


これは私たちが愛し、誇りにしている別府の温泉文化そのものと、
『別府八十八湯温泉道』を世界中に広めるための取り組みです。


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タイの北部チェンマイの中心部から約1時間、40kmほどの場所に
タイ人にも人気の『サンカムペーン温泉』と
その隣に宿泊施設もそろえた『ルンアルン温泉』があります。

一日で両方の施設を訪れたので、まとめてご紹介します。

≪アクセス≫

夫婦2人だけならバイクで行くところですが、
今回は千明の妹と夫婦の友人も一緒なので、
優雅にソンテウチャーターでまいります。

まずは、サンカムペーンの町方面へのソンテウを求めて
チェンマイのワロロット市場へ

黄色のソンテウを見つければ、温泉まで直行してくれるそうですが、
見つからないので市場の人に聞くと、

「サンカムペーン行きは白のソンテウよ!」

とのこと。

客待ちをしている白のソンテウに近づき、値段交渉。

なんとか意思疎通をはかり、
温泉2つ回ってチェンマイの中心部まで戻ってくるというルートを
4人で600バーツ(約1500円)にしてもらいました。

チャーターといっても、しばらくは別のお客さんも乗っています。
車内にぎゅうぎゅうと詰め込まれ、いざ出発!!

補足:

バイクの場合はチェンマイから国道1006号線をサンカムペーン方面へ。
サンカムペーンを過ぎて、国道1014号線“Hot Springs”の看板の表示がある交差点を左折。
国道1014号線をしばらく走ると、左手に
ガソリンスタンドと“Hot Springs”の英文看板があるので左折。
さらに進むと、サンカムペーン温泉とルン・アルン温泉の分岐点に出る。

なお、こちらが今回お世話になったソンテウ。
風がとっても気持ちいいし、4人で広々つかうと快適!



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まずは『サンカムペーン温泉』へ。


公園のような敷地内を流れる、ながーい足湯。
源泉に近ければ近いほど、温度も熱く、たぶん清潔。

たくさんのタイ人に加え、韓国人や西洋人もちらほら。
みんなお弁当を持ってきたりして、すっかり市民の憩いの場です。

足湯のそばでござを敷いて寝っ転がるなんて気持ちよさそう。



公園をさらに奥へと進むと、間欠泉(たぶん人工的)と
温泉卵が作れちゃう源泉があります。
温度は105℃!あっつーい!



さっそくいただきました。
アツアツの温泉卵に冷たいビール!たまりません。



≪一般情報≫

温泉施設名:Sankamphaeng Hot Spring
営業時間:8:00~17:00頃 無休っぽい 
料金:入場料40バーツ 足湯は無料だが、入浴は50バーツから
泉質:硫黄泉?

≪評価(足湯)≫

清潔さ:2
泉質:4
人情/ホスピタリティ:3
コストパフォーマンス:3
興味をそそるユニークさ:3
雰囲気:4
合計:19点/30点

≪コメント≫

この日はそんなに暑くなかったので、
そよ風吹く木陰の下、熱い足湯も心地よかったです。

足湯といっても、源泉近くはしっかり硫黄のにおいが漂ってました。
足もすっかりスベスベに。

お土産物屋さんや食堂もあるし、
ピクニック気分で一日中楽しめちゃいます。

緑豊かな公園スタイルの温泉施設でした。

サンカムペーン温泉では足湯と温泉卵ですっかり満足しちゃったので、
お風呂は次のルン・アルン温泉で入ることにしました。


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外に待たせていたソンテウで、お次は『ルン・アルン温泉』へ。

広々と芝生が広がる敷地内を温泉目指して歩いていきます。

こちらが受付の様子。



中にはお風呂の部屋がいくつも並んでいて、トイレみたい。。



しかし、お湯の蛇口をひねると、あっつあつのお湯が勢いよく流れ出て
しっかりとした硫黄臭が立ちこめます。

加水しないと熱くて入れません。



風呂場の雰囲気だけみると、
なんだか自宅のお風呂に浸かってるみたい。。

≪一般情報≫

温泉施設名:Roong Aroon Hot Springs Spa Resort
営業時間:8:00~20:00頃 無休っぽい 
料金:入場料20B、個室入浴は1時間70B(バスタオル付)
泉質:硫黄泉?

≪評価≫

清潔さ:3
泉質:4
人情/ホスピタリティ:3
コストパフォーマンス:3
興味をそそるユニークさ:2
雰囲気:2
合計:17点/30点

≪コメント≫

人目を気にせず、一人でゆっくりお湯につかる、
という意味では良い温泉ですが、
やはりちょっとつまらないですね。

でもお湯の質はとってもいいので、気持ちがいいです。

ルン・アルン温泉にも足湯はあるのですが、
お湯の量が少ないのか、私たちが訪れた時は
汚れててぬるくて、足をつける気にはなれませんでした。



世界の素晴らしい温泉を求めて、
まだまだ極楽エクスプローラーの旅は続きます。

(訪問日:2011年11月12日)

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「幸せって、なんだっけ?」 日本考 ミャンマー旅で感じたこと。

ミャンマーで感じたこと。
なんてったって、男たちの顔が良い!

みんな何かしらの仕事を真面目にやっているから、
締まった表情で、良い目をしている。

大部分の女性たちは
基本的にお酒やたばこを口にしない。
敬謙な仏教徒としての一面がまだ残されている。

正直、私の触れた人々は
いまのまんまでとっても幸せそうだ。

冷蔵庫も、洗濯機も無い暮らしをしてるけどね。


一方で、
そんなことはお構いなしに資本主義世界は
あらゆる分野から消費文化をこの国に持ち込もうとしている。

もちろん、
多くの人達は、
いまよりもっと便利になる生活を望んでいるかもしれないし、
もっとキレイな服も着たいかも知れないし、
キレイな家に住んで、楽をしたいと思っているかもしれない。

けれど、私はそれ(物質的な豊かさを手に入れる)が達成されることと
精神的に幸せになれるのかは、やはり別問題だと実感している。


「暮らしを楽にすることが豊かになるということ。」

「欲しいものを与えてあげる事は、善。」

一見ごもっともだが、本当にそうなのか?
あるいは其処には限度は存在しないのか?

と疑問を感じずには居られない。

多分、今後10年もしないうちに
ミャンマーはもっと(物質的には)豊かになるだろう、

電力供給は安定し、
各家庭に家電は普及し、
食文化もバラエティ豊富になり、
洋服を着る人も増えるだろうし、
良い車に乗る人も増えるだろう。

私たち日本人も既にそれらを手に入れていて、日夜その恩恵に与っている。
その便利さや、心地よさからは抜け出すことは難しいだろうと思うし、
必ずしもその必要があるわけでもない。

けれど、
だから「幸せ」ってことにはならない気がする。


そう考えると、
いま既にミャンマーの人々が、あんなに良い笑顔で人に接し、
家族を思いやり、美味しそうにご飯を食べているのに、

あの人達にこれ以上何が必要なんだろうか?

と想わずにはいられないのです。

ど同時に
日本の今を振り返ってみるのでした。

以上

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2011-12-14

ロイクラトーンが部屋から見える! チェンマイの宿

チェンマイでは、妹が日本から来ていたこと、
夫婦一緒にいられるのが最後の旅であること、
そして、部屋の中からもロイクラトーンが見たい!

という理由から、バックパッカーに似合わず
だいぶ奮発しちゃいました。

普通に朝食ビュッフェ付きのホテルです。
3人なのでダブルベッドの部屋に、簡易ベッドを置いてもらいました。

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『ポーンピン・タワー』
(Pornping Tower Hotel)

住所:46-48 Charoenprathet Road, Amphur Muang, Chiang Mai
TEL:+6653270099
予約:Hotels.com より事前にオンライン予約
滞在日:2011年11月11日~13日(2泊3日)
料金:¥7,926(3人1部屋2泊分)
※2人一部屋だと、1人あたりがもっと安いです
設備等:TV、電話、ハンドタオル、バスタオル、ホットシャワー、
石鹸等バスセット、冷蔵庫、ミネラルウォーター、
エアコン、バスタブ、トイレ、窓あり
インターネット:ロビー・部屋でWifi可
HP:http://www.pornpinghotelchiangmai.com/

冒頭にも書きましたが、
このホテルは、部屋からロイクラトーンの空を舞う灯篭がばっちり見えます!
会場からも近く、徒歩圏内。

灯篭自体はたくさん上がってるので、たぶんチェンマイの中心部なら
どこの宿からでも見えるのではないでしょうか。

でも、屋上のレストランではチェンマイの夜景とともに
空一面に舞う灯篭が見られるので、とっても素敵でした。



もちろん、値段が高いのでレストランでは何も注文してませんが。



来年のロイクラトーン、検討してみてはいかがでしょうか?

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『ポーンピン・タワー』という名前に
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2011-12-13

オススメ!タイのお祭り ロイクラトーン

チェンマイ到着日の夜は、ずっと楽しみにしていたロイクラトーン!
何やら、すっごくキレイらしいです。

そもそもロイクラトーンとは?

以下、タイ国政府観光庁のサイトより
URL:http://www.thailandtravel.or.jp/detail/event/?no=736&tags=&page=1

タイでは、毎年陰暦12月(新暦10月~11月頃)の満月の夜、
川の恵みへの感謝の気持ちを表し、自らに宿る穢れを濯ぐため、
ロウソク、線香、花などで美しく飾られたたくさんのクラトン(灯篭)を
川に流す「ロイクラトン」と呼ばれるお祭りが全国各地で行われます。

チェンマイのロイクラトン祭りは「イーペン」と呼ばれ、
コームローイと呼ばれる熱気球を天に放つことで有名。
これはもともと雨期の終盤で冬の始まりである
イーペン(北部の言葉で陰暦2月の満月という意味)の伝統行事だったものが、
現在はロイクラトン祭りとほぼ同時期に催されるようになったことに由来します。

だそうです。


2011年のスケジュールは11月9日(水)~11日(金)。
ギリギリ最終日に間に合いました!

夕方から町はたくさんの人だかり。



みなさん上げてますね~。



さっそく私たちも!
近くにいる人にライターをおかりして、、点火!!
願いを込めて、、



これ、中の空気が暖まるまでに結構時間がかかります。
我慢しきれず途中で手を離しちゃうと、空に上がらず、
ひょろ~っと平行移動して、周りの人にぶつかっちゃう。

空まで上れず木にひっかかっちゃって、木の上で燃えちゃう灯篭も。

星のような明かりは、全部灯篭です↓↓↓



これだけの火のついた灯篭があって、火事にならないのはすごいですね。
日本でもやってみたいけど…絶対無理でしょうね。
ここでは消防車すら見ませんでした。

空から燃えながら落ちていく灯篭もちらほら。
どこに落ちるんだ?!

川沿いでの盛り上がりはさらにスゴイです!
ロケット花火をガンガン飛ばしまくってます!

わざと通行人の近くで花火を点火するいたずらっこも!

フツーに怖いよっ!!



情緒たっぷり、スリルも満点。
ロイクラトーン、おすすめです!

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