2011-03-06

ペナン島-バタワース-バンコク

ペナン島でつかの間のリゾートを満喫した後は、
マレー鉄道でタイのバンコクに戻るため
フェリーに乗ってまずバタワースへ向かいます。

島と大陸の間には15分~30分間隔でフェリーが行き来しています。

バタワースからペナン島は有料みたいですが、
なぜか、ペナン島からバタワースへは無料でした。



船内はベンチが並んでいるだけのシンプルなつくり。
部屋の前後にトイレがあり、
中央でパンなど軽食を販売してます。



フェリーからの眺め。
海はいたって穏やかです。



所要時間は30分ほど。

さよなら、ペナン島。

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バタワースに上陸したら、まず腹ごしらえ。

バスターミナルの近くにあるフードコートで、
昼食と電車の中で食べる用の晩御飯をゲット。

電車はほぼ時間通りに出発、
と思いきや
いろんなところで貨物列車の通過待ち。

東南アジアタイムで至極のんびりと進みます。

列車からはのどかな景色が。



もちろん単線。線路は続くよ、どこまでも。



タイに入ると、急にお寺や小さな祠が登場しだします。

おっと、これは仏さまの頭…?



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今回も電車の中で素適な出会いがありました。

4か月ほど東南アジアを一人旅している
カナダ人のダンディなおじさま。

偶然にも名前が Ken さん。
皆さまは彼のシルエットだけお楽しみください。



Ken さん、電車の中で突然ギターを取り出し
歌を歌い出しました。

日本だとありえないですが、
なぜかこれがちっともうるさくないし、
自然な雰囲気で、むしろ素適なBGM。

後ろの席にたまっていた電車のスタッフも誰一人注意しないどころか
みんなで聞き入ってました。

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さて、ほぼ丸一日かけて、ようやくバンコクに到着。

次の日の朝には福岡へ戻るフライトがあるので、
大急ぎで最後の用事を済ませに出かけます。

出かけた先は…

バンコクのロンポー・ムエタイ・ジム!

福岡からバンコクへのフライトで知り合った
日本人の青年が、ここでムエタイ修業をしていると聞いたので、
見学にうかがったのでした。

ジムの中は汗の匂いと男臭さ満点!!



オレンジのパンツで戦っているのが目的の彼。
早すぎて動きがとらえられません。

体中が爽やかな汗でキラキラと光り、
見るからに気持ちよさそうでした。

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(おまけ)

タイの空港。




(荷物検査で、うっかりお気に入りのサバイバルナイフを没収され
悲しみにくれる賢太郎。)

2011-03-03

ペナン国立公園

ペナン島3日目の朝
原付を手に入れた私たちは、ペナン国立公園がある
テロッ・バハンへ向かいました。

(バトゥ・フェリンギから20分くらいかな)

国立公園の隣には海が広がり、
小さな漁港になっているようす。



まず長い桟橋を散歩。クラゲがぷかぷか浮いてます。


国立公園は入園無料。
入園手続きをすませて園内へ続く遊歩道に入ると
まず、猿に出迎えられました。家族で食事中の様子。



私たちが進んだ道は海沿いの遊歩道。
途中、木の枝からぶら下がったブランコに乗ってみたり。



結構楽しくハイキングしてたのですが、5kmも行かないうちに
引き返すことに。

せっかく原付を借りたので、
もっと島を走ろうということになりました。

来た道を戻っていると、外国人カップルに呼び止められました。

なになに?と言ってみると、
国立公園の名物、巨大トカゲが!!



こっちにも!
(しっぽ切れてる??)



集まってきた入園客何人かで
ほのぼのとトカゲの日向ぼっこを観察していると、
突如奇声が!

びっくりして遊歩道の方を振り返ると、
日本人のオジサンがダッシュで駆け抜け、その後ろを
猿が怒りの形相で追いかけていきます。

ポカンとその様子を眺める私たちに気付くと、
彼は、人間がたくさんいるのに安心したらしく、
平静を装い、
「や~猿がたくさんいますねー」
と苦笑い。



そして自分を追っかけた猿を記念撮影。

とにかく、自然にあふれた公園でした。
この公園、実はかなり広く、
本格的なハイキングやキャンプも楽しめるので
時間と体力に余裕のある方は、是非どうぞ。

野生動物との素敵な出会いがありますように。

宿情報 バトゥ・フェリンギ

バトゥ・フェリンギの安宿といえば、
沢木耕太郎の紀行小説「深夜特急」のドラマの撮影現場になった
「アーベンゲストハウス」がありました。

私たちも見に行ったのですが、
なんとゲストハウスがあるはずの一帯はさら地。
どこかの業者が買い取ったそうな。。

さて、私たちが宿泊したのは
アーベンの近くの安宿、「Baba Guest House」。

この辺はビーチリゾートだからか、
もしくは我々が日本人だからか。

結構お高いゲストハウスが多いのですが、
Baba は比較的良心的みたいです。

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Baba Guest House

1泊 ダブルルーム 1部屋50リンギ(約1500円)
部屋に窓、シーリングファン、バスタオルあり
共同トイレとホットシャワー
部屋でWIFI可
室内にコンセントプラグがないが、共同スペースにあり



日中はむちゃくちゃ暑いけど、夜はかなり涼しいので
エアコンなくても大丈夫でした(3月時点)。



なぜかレトロな衣装ケースが。デスクもあり。

窓からは海が見えます。

オフ・シーズンだからか、お客はほとんどおらず
良い部屋をあてがわれた様子。



部屋の隣の共同スペース。PCやケータイはここで充電。



快適ですけど夜には蚊が襲ってきます。。



やたら長くて広い廊下。奥が共同トイレ&シャワー。

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近くにはレンタカーやレンタルバイクの店がたくさん。



ふっかけてくるところもあるので、
ゲストハウスに相場を聞いたり、
店をいくつかのぞいてみたりしましょう。



私たちは両替もやっている ↑↑ のお店で借りました。
丸一日(24時間)40リンギ(約1200円)。

2011-03-02

ジョージタウン―バトゥ・フェリンギ

ペナン島2日目。

ジョージタウンを散歩してみると、そこには
のんびりとした景色が広がっていました。







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さて、今日からはビーチです。
宿があったLebuh Chulia からバスに乗り
ペナン島では有名なビーチ、バトゥ・フェリンギに向かいます。

Wifiバス。



ほんまかい!
と思ってiphoneでネットを開きましたがつながらず。
しくみがよくわからない。。

海まではバスで小一時間。夕方に到着。
ビーチに行ってみると、、、
遠目にはきれいですが、濁ってます。

透明度20~30cm…
別府のSPAビーチのほうがきれいだったりして。。



そして、海水の栄養分が豊富なためか、
砂浜には魚が何匹も打ち上げられ、干物化しています。
ビーチもどことなく魚臭い。。

と、まぁ、もんくばっかり書き連ねましたが、
思い切って海水浴もしたし、結構楽しませてもらいました。
賢は最後までパラセーリングをするか悩んでましたが。



サンセット。

そして食事は宿から徒歩5~10分くらいのフードコートへ。



クアラルンプールのチャイナタウンでも思ったけど、
マレーシアの人のビアガールに対する考え方は
日本人(欧米人も?)と根本的に違う気がする。。

2011-03-01

シンガポール―ペナン島 ジョージタウン

シンガポールを後にして、次に向かうは
マレーシアのペナン島。

シンガポールやマレーシアから鉄道でバンコクに戻る場合、
必ずバタワースでの乗り換えが必要になるのですが、
ペナン島―バタワース間はフェリーですぐに行き来ができ、
アクセスが簡単なので、ふらり、立ち寄ることにしました。

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まず、シンガポールからクアラルンプールまで。夜行です。

マレー鉄道が発着するシンガポール駅から電車に乗ります。
このシンガポール駅、小さな食堂や、トイレにシャワー室があります。
古い建物らしく、雰囲気もなかなか。



チケットは事前に購入していたので、
駅のホームにあるイミグレ?で先に入国手続きを行います。

シンガポールはマレーシアやタイに比べて物価が2~3倍高いので
電車に乗ればもうマレーシアに行ける!と思うとなんだかホッ。

電車が出発して約1時間ほどすると、
今度はシンガポールのイミグレで出国手続きです。



そして、翌早朝にはクアラルンプール。

クアラルンプールからペナン島まではバスで向かいます。
ブキジャリ駅近くのバスターミナルから昼過ぎに出発。



新しいバスらしく、車内での飲食にとても厳しかったです。

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4時前にはペナン島に到着したものの、
郊外でおろされたため、ローカルバスで中心部の
ジョージタウンに向かいます。

安宿街、Lebuh Chulia に着いたころにはもう夜。。
何とか宿を見つけ出し、さぁ!ごはん!



近くの屋台街。周囲に食事処がほとんどなく、とても賑わってました。



マレーシア串焼きのサテと、ビール☆



フルーツ&野菜ジュース



老夫婦が営むお粥屋さん。

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ちなみに、ジョージタウンでの宿。

Tourist Gest House

1泊 ダブルルーム 1部屋40リンギ(約1200円)
部屋に窓、扇風機、エアコンあり
部屋にトイレとホットシャワーあり
部屋でWIFI不可、宿の1階がインターネットカフェでFree Wifi有



Lebuh Chulia の通りで4つくらい宿を見ましたが
どれも雰囲気と設備と価格のバランスがいまいち。

通りの奥の方で見つけたこのゲストハウスは清潔なうえ、
なぜか他に比べてコストパフォーマンスが段違いに良い。

スタッフも基本的にいい人ばかりのようでラッキーでした。