昔から何かと別府と比較される熱海。
別府の大学で泉人会に入り、別府の温泉をこよなく愛する二人としては、
どうしても行っておきたい場所です。
ちょうど日も暮れてきたので、熱海で途中下車して一泊することに。
さっそく熱海の駅前温泉へ。
泉質は悪くないです。が、このレベルで500円は高すぎます。
どうしても、別府の駅前高等温泉(並湯100円)と比べてしまいます。
掃除もそこそこ行き届いていたのですが、建物が古びていて清潔感に欠けてしまいます。
とはいえ、別府と同じく突っ込みどころは満載で、そういう意味では楽しめます。
番台のおばちゃんの笑顔や、お風呂でくつろぐ地元の人たちの会話には、やっぱり心がほっこりします。
その後、せっかく自転車があるので、熱海の町をうろうろ。
海面に反射する月の光がとてもきれいです。
海岸沿いを疾走していると、突如あやしげな音楽。出所は金色夜叉の石像でした。
時刻は夜の9時を過ぎています。
周りには誰もいません。
二人爆笑。ロマンチックな雰囲気が台無しです。
その日の夜と、次の日の朝も、ちょこちょこ町を自転車で見て回りましたが、温泉街というよりは、干物屋が目立ちました。湯煙もほとんどありません。
熱海ではオンパクの立ち上げなどもあり、いろいろ活動が生まれてきているそうです。
きっと、もう数日滞在できれば、もっと魅力的な面が見えてきたのでしょう。
後ろ髪をわずかに引かれながら、我々は自転車を輪行袋につめ、熱海を後にしました。
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