2011-04-10

春日温泉(別府)

昨日の泉人会花見で久々に会った友人と
またまた花見&温泉のコースへ。

別府の桜スポットはたいていチェックしたつもりですが
気になっていた場所が1つあったので
今日はそちらへ行ってみました。

別府から大分方面に向かって10号線をひた走り、
横断歩道のところまで来たら右に曲がります。
(『うみたまご』よりもっと手前)

そこを登っていくと、ありました。



別府でも海と桜のコラボレーションを楽しめるところって
意外と少ないので、これは嬉しい発見。



丸太のイス?も可愛い。
(鳥のフンだらけだけど)

しばし無駄話に花を咲かせたら、
次は温泉です。

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別府駅にほど近い場所にあるこの温泉、
あまりに周囲の雰囲気に溶け込んでいるので、
素通りしそうになってしまいました。

こういうジモ泉特有の雰囲気大好き。
期待に胸が高鳴ります。



入口の手前にある番台のような所でお支払い。
なんとお地蔵さまが番台。
(写真よく見えなくてすいません)

≪一般情報≫
別府八湯…別府温泉
営業時間…6:30~11:30 15:00~23:00
料金…100円
泉質…炭酸水素塩泉
アクセス…別府駅から徒歩4分の好立地、

海門寺温泉やビジネスホテル松美のすぐ近く。
駐車場…なし
築年数…大正15年からの建物を使用、昨年ちょっと改修したとのこと。

≪評価≫
清潔さ…3
泉質…3
人情/ホスピタリティ…4
コストパフォーマンス…3
興味をそそるユニークさ…4
雰囲気…4
合計…21

≪コメント≫

入口を開けると目の前はすぐ温泉。
壁沿いに脱衣スペースがあります。



昔ながらの別府の温泉て感じでしょうか。
洗い場は少し狭いですが、
お風呂は最大で8人くらいは入れるかな?



風呂上がり、外に出て写真を撮っていると
常連さんらしきオジ(イ)サンがでてきて、
この温泉についていろいろ教えてくれました。

なんでも、春日温泉は大正15年からずっと
地域の人に愛されてきたそうな。すごい。

独自の源泉は、温泉のすぐ裏手にあり、
昔はここで洗濯とかもしていたそう。

これからもみんなで大事に温泉を使っていこう
と呼びかけられ、別府を愛する泉人として
嬉しいような、身がひきしまるような思いでした。


別府駅からも近いので、

別府の顔『竹瓦温泉』、『駅前高等温泉』

リニューアルしてビギナーにも親しみやすい『海門寺温泉』


の次は、


ちょっとディープな別府を感じる『春日温泉』
はいかがでしょうか?

2011-04-09

此花温泉(浜脇)

ここ別府では4月の9日・10日に
桜がピークを迎えたようす。

週末はそこかしこで花見客を目にしました。

私たち夫婦も9日の土曜は
大学のサークル『泉人会』の後輩たちと
別府公園にてお花見を楽しみました。



いまどきの若い子ってお酒を飲まないんですよ。
スゴイネ。

『泉人会』といえば、別府を愛し、温泉を愛するAPUのサークル。
私たち夫婦の大学生活も『泉人会』とともにありました。

泉人仲間は今でも、家族のような、あったかくてゆるい、
でも確かな繋がりのある存在です。

別府公園では満開の桜と華吹雪に感動し、
各自持ち寄りの料理(私はサラダ巻き!!)に舌鼓。
色鮮やかなチューリップやパンジーを堪能して
罰ゲームの組み体操やラジオ体操を満喫。

そしてもちろん、温泉に向かいます。

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『此花温泉』

この温泉がある別府市の光町は2010年1月
大規模火災に見舞われ、此花温泉も焼失してしまいました。

しかし、火災から約1年後の2011年2月26日、
温泉の再建が終了し、また同じ場所で
新たな此花温泉が楽しめるようになりました。

≪一般情報≫
別府八湯…別府温泉
営業時間…6:30~22:00
料金…100円
泉質…単純泉
アクセス…別府駅より徒歩10~15分。ちょっと見つけにくいので、
洗面器を持った人を見つけたらついていきましょう。
駐車場…なし
築年数…1年

≪評価≫
清潔さ…4
泉質…3
人情/ホスピタリティ…4
コストパフォーマンス…3
興味をそそるユニークさ…3
雰囲気…3
合計…20

≪コメント≫

新築なのでぴかぴかです。が、排水が悪いらしく、
週明けに工事をするそうです。

バリアフリーでさぞかしお年寄りに喜ばれていることだろう
と、思いきや、以前より扉が増えて
逆に使いづらいというご意見を耳にしました。なるほど。

扉があるのは建物の入り口、脱衣所に入る所、脱衣所から風呂場の3か所。
確かに、別府の古い共同浴場は、入口は建物に入る玄関のみで、
あとは風呂場まで一続きのスタイルがけっこう多いです。

地域住民に愛されてきた此花温泉を復興のシンボルにするため、
急いで建て直したのかもしれませんが、長い目で見ると、
やはり毎日使う人の意見をしっかり聞き入れることって大切ですね。

お湯は柔らかく、とても気持ちよかったです。

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温泉前でくつろぐ泉人たち。



立ち話していると、次々と訪れる地元の入浴客の方々が
声をかけてくださいました。



こちらは焼け残った此花温泉の看板。

2011-04-05

上原(かみはる)温泉(別府)

春真っ盛り。


だいぶ暖かくなってきた今日この頃、

道端に茂るヨモギをみるたびに

「美味しそう・・・」

と思う気持ちを抑えられない自分がいることに気付きます。

蓬餅、ヨモギのてんぷら・・・


とはいえ、別府もそこまで田舎じゃないので、

道端のヨモギは犬のトイレも同然でしょう。


ヨモギへの思いを振り切って

本日向かったのは上原(かみはる)温泉。




ここは番台が中にあるスタイルですね。

二階は公民館です。


普通の共同浴場だろうと高を括り、

特に期待もせずに入ってみたら、いやいやびっくり。

雰囲気もいいし、偶然にも(?!)かなりの名湯だったのです。


≪一般情報≫

別府八湯…別府温泉

営業時間…6:00~12:00、14:00~22:00

料金…100円、女性の洗髪プラス50円

泉質…いつもは単純泉

アクセス…別府駅から徒歩20分、別府公園から7分くらい

駐車場…2~3台


≪評価≫

清潔さ…4

泉質…この日ばかりは4!

人情/ホスピタリティ…4

コストパフォーマンス…3

興味をそそるユニークさ…4

雰囲気…4

合計…23


別府によくある小判型の浴槽。




小さめの浴槽(最大6人くらい?)なので、

源泉が開くと、熱いお湯が容赦なく入ってきます。


≪コメント≫


扉を開けると、番台のおばちゃんに

「今日はお湯が白いです~ごめんなさいね~」

と言われ、「???」


よくよく話を聞いてみると、

上原温泉は山の上の堀田地域からお湯を引いているそうなのですが、

今日は堀田の方で温泉の給水管にトラブルがあり、

湯の花が混ざって(?)白いお湯になっているそう。


いつもは無色透明だそうです。


「ごめんなさいね」と言われたので、あまり良くないことなのか?

と思いましたが、後から来た常連さんがみな、

「たまにはいいわねぇ~」

と笑っているので、やっぱりいいことみたいです。


さて、この温泉、

入口を開けるとすぐに番台があり、

番台を挟んで男湯と女湯が分かれています。


で、番台の隣がすぐに脱衣所になるわけですが、

脱衣所は部屋が別なわけではなく

背の低いしきりがあるだけ。


なので、

入口から、脱衣所でのお着替えシーンが

見えてしまいそうなんですよね。

男湯も女湯も。

気になる人は、注意してくださいね。




風呂上がり。


別府のおばちゃんらしく

頭にタオルを巻いてみました。